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第79話 死刑
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『……執行された件について君島法務大臣は未だ詳細を語ろうとはしていません。これまで君島法務大臣は死刑反対の立場を明確にしていて、決してその態度を崩すことはなかったのですが……』
お風呂上がりにテレビをつけると深夜の報道番組が流れていた。
俺はバスタオルで髪を拭きながらそのニュースに自然と耳を傾ける。
ニュースの内容は最近話題になっている連日の死刑執行についてだった。
『今日で死刑囚の死刑執行が五日連続ですよ、五日連続っ。どう考えてもおかしいですよ、こんなのっ』
『は、はい、そうですね。確かに前代未聞ではあります――』
『君島大臣は死刑反対を訴えていたはずなんですよっ。それなのになんなんですか、これは一体っ』
テレビには死刑反対派の有名な大学教授が映っていて、その大学教授はキャスターの女性に向かって険しい顔でまくし立てている。
キャスターの女性は苦笑いを浮かべつつ、その場を取り繕ろおうと必死な様子だった。
「五人目ね……」
そう。
テレビに映る大学教授が言っているように、現在の法務大臣というのは死刑執行に関してはサインをしないというスタンスを長年取っていた。
ところがだ。つい五日前、この君島法務大臣は突如人が変わったかのように死刑を次々と執行し出したのだった。
心境の変化でもあったのかとの質問に答えることもせず、死刑執行に関して自分の口で説明することもせずに、君島法務大臣は今もなお取材陣から逃げ続けている。
「君島法務大臣、か……」
自分が生きながらえるために自らの手を血に染めて死刑を執行している立場の俺としては、この件に意見する資格などさらさらないのは充分にわかってはいるが、それでもテレビで報道されているような極悪人がこの世からいなくなってくれることは個人的には喜ばしいことだった。
なので俺としてはこの君島法務大臣を少なからず応援する気持ちがあったのだが……。
「何もマスコミから逃げる必要――」
ピンポーン。
「――ん、誰だ? こんな夜遅くに……」
清水さんだろうか。俺はテレビの音量を下げると玄関に向かっていく。
念のため覗き穴から外を確認すると、ドアの前には見たこともない若い女性が一人で立っているようだった。
俺が覗き穴から見ていることを知ってか知らずか、笑顔で手など振っている。
マジで、誰だ?
もしかして部屋を間違えているのではないだろうか。
ピンポーン。
俺がドアを開けることを躊躇していると女性は再びチャイムを鳴らした。
うちの安アパートは壁が薄いのでチャイムの音が隣近所まで聞こえてしまう。
深夜にこれ以上チャイムを鳴らされると迷惑なので、仕方なく俺はドアを開けることにした。
……ガチャ。
すると、
「うふふぅ、やっぱりおったぁ!」
その女性は少し開いたドアの隙間から顔を覗かせて、俺を見上げそう言った。
美しく妖艶な笑みに薄気味悪さを覚えた俺は、
「あの、ここ201号室ですけど、部屋間違ってませんか……?」
と問いかける。
「間違ってへんよぉ。だってぇ、きみ鬼束くんやろぉ~!」
「うふふぅ」と笑う女性。
酔っ払っているのだろうか、声がやたらと大きい。
「そうですけど、もうちょっと声抑えてもらえませんか、夜遅いんで」
「じゃあ中に入れてぇなぁ!」
「いや、それは困りますよ」
困惑する俺を無視して女性はドアの隙間から体を滑り込ませてくる。
「ちょっと、勝手に入らないでくださいって」
「お邪魔しまぁす!」
「ちょ、ちょっと……!」
女性の体に気安く触れられないのをいいことに、女性はするりと俺の横を通り抜けて部屋の中に上がり込んでしまった。
振り返り、
「マジで出てってください」
なるべく声のボリュームを落として女性をにらみつけてみるが、
「そんなことよりこっち来てお話しようやぁ~!」
全然会話にならない。
「鬼束くぅん! 早ぅ~!」」
「マジで静かにしてくださいって」
「じゃあお話しよぉ~!」
「わかった、わかりましたから本当に静かにしてくださいっ」
必死な俺の思いが伝わったのか、女性は口元に人差し指を当てがいうんうんとうなずいてみせた。
……よかった。
もう少しで我慢の限界に達するところだった。
俺は握り締めていたこぶしを開くととりあえず背後のドアを閉めた。
隣近所から苦情が来ないことを祈りつつ俺は女性に近寄っていく。
「それであなたは誰なんですか? どうして俺のことを?」
「レヅチミ」
「え?」
正体不明のイカレ女が唐突に発した奇妙な言葉に、俺はさぞアホみたいな顔をしていたことだろう。
だがその数瞬後、俺は今の言葉が呪文であったと理解する。
と同時に俺は女の首に手を伸ばしていた。
「お前、殺人者だな。今の呪文はなんだ?」
「ま、待ってぇ……鬼束はぁ……苦し……ぃ」
このまま絞め殺してやろうかとも思ったが先ほどの呪文が気がかりだった。
レヅチミ……ミチヅレ……道連れ。
道連れの呪文か、初めて聞いたが嫌な響きだ。
俺は女の首を掴む手の力を緩めてやった。
「正直に話せ、嘘だと感じたら殺すぞ」
「はぁ、はぁ……げほっ、ごほっ。もうぅ~、鬼束くんてばいきなりなんやからぁ」
今しがた首を絞め殺されそうになったというのに女は俺を恐れる様子はない。
それどころか笑みを浮かべ俺を見上げてくる。
「でもうちのこと殺さんくて正解やったでぇ。もしうちを殺してたら鬼束くんも多分道連れで死んどったからなぁ」
「どんな呪文なんだ? 詳しく説明しろ」
本来ならば読心呪文を使いたいところだが、今日は記憶消去呪文と転移呪文を使い過ぎたせいで俺の現在の残りMPは4しかない。
「道連れの呪文はなぁ、文字通り自分を殺した相手を道連れにする呪文やでぇ。とは言うても、うち殺されたことあらへんから実際のところはようわからへんねんけどぉ。うふふぅ」
体を揺らしながら女は楽しそうに言う。
殺人者のくせに女からはまったくと言っていいほど敵意を感じない。
ちなみに俺の悪人レーダーにもひっかからないでいた。
「お前、誰なんだ? 何しにここへ来た?」
「うちの名前は飯島メアリ、十八歳の高校三年や。鬼束くんに会いたいと思うたから会いに来たんやでぇ」
「会いに来た? 俺を殺しに来たんじゃないのか?」
「まさかぁ。うちは鬼束くんの大ファンやもん、殺すわけないやんかぁ」
俺のファン?
何を言ってるんだ、こいつは……。
わけがわからない。
そんな俺の表情を察してか女は続ける。
「うち、鬼束くんにはほんまに感謝しとるんやでぇ。なんせ後藤田真一と飯島裕子をこの世から消し去ってくれたんやもんなぁ」
「!?」
俺がその二人を殺したことをなぜこいつが知っているのかという疑問は当然生まれたが、
「……なんでそれで俺がお前に感謝されるんだ?」
この状況をいち早く把握したいので先に思いついた質問を投げかけた。
すると女は思わず見惚れてしまうほどの笑顔で、
「飯島裕子はうちの姉やったんや」
予期していなかった答えを口にした。
お風呂上がりにテレビをつけると深夜の報道番組が流れていた。
俺はバスタオルで髪を拭きながらそのニュースに自然と耳を傾ける。
ニュースの内容は最近話題になっている連日の死刑執行についてだった。
『今日で死刑囚の死刑執行が五日連続ですよ、五日連続っ。どう考えてもおかしいですよ、こんなのっ』
『は、はい、そうですね。確かに前代未聞ではあります――』
『君島大臣は死刑反対を訴えていたはずなんですよっ。それなのになんなんですか、これは一体っ』
テレビには死刑反対派の有名な大学教授が映っていて、その大学教授はキャスターの女性に向かって険しい顔でまくし立てている。
キャスターの女性は苦笑いを浮かべつつ、その場を取り繕ろおうと必死な様子だった。
「五人目ね……」
そう。
テレビに映る大学教授が言っているように、現在の法務大臣というのは死刑執行に関してはサインをしないというスタンスを長年取っていた。
ところがだ。つい五日前、この君島法務大臣は突如人が変わったかのように死刑を次々と執行し出したのだった。
心境の変化でもあったのかとの質問に答えることもせず、死刑執行に関して自分の口で説明することもせずに、君島法務大臣は今もなお取材陣から逃げ続けている。
「君島法務大臣、か……」
自分が生きながらえるために自らの手を血に染めて死刑を執行している立場の俺としては、この件に意見する資格などさらさらないのは充分にわかってはいるが、それでもテレビで報道されているような極悪人がこの世からいなくなってくれることは個人的には喜ばしいことだった。
なので俺としてはこの君島法務大臣を少なからず応援する気持ちがあったのだが……。
「何もマスコミから逃げる必要――」
ピンポーン。
「――ん、誰だ? こんな夜遅くに……」
清水さんだろうか。俺はテレビの音量を下げると玄関に向かっていく。
念のため覗き穴から外を確認すると、ドアの前には見たこともない若い女性が一人で立っているようだった。
俺が覗き穴から見ていることを知ってか知らずか、笑顔で手など振っている。
マジで、誰だ?
もしかして部屋を間違えているのではないだろうか。
ピンポーン。
俺がドアを開けることを躊躇していると女性は再びチャイムを鳴らした。
うちの安アパートは壁が薄いのでチャイムの音が隣近所まで聞こえてしまう。
深夜にこれ以上チャイムを鳴らされると迷惑なので、仕方なく俺はドアを開けることにした。
……ガチャ。
すると、
「うふふぅ、やっぱりおったぁ!」
その女性は少し開いたドアの隙間から顔を覗かせて、俺を見上げそう言った。
美しく妖艶な笑みに薄気味悪さを覚えた俺は、
「あの、ここ201号室ですけど、部屋間違ってませんか……?」
と問いかける。
「間違ってへんよぉ。だってぇ、きみ鬼束くんやろぉ~!」
「うふふぅ」と笑う女性。
酔っ払っているのだろうか、声がやたらと大きい。
「そうですけど、もうちょっと声抑えてもらえませんか、夜遅いんで」
「じゃあ中に入れてぇなぁ!」
「いや、それは困りますよ」
困惑する俺を無視して女性はドアの隙間から体を滑り込ませてくる。
「ちょっと、勝手に入らないでくださいって」
「お邪魔しまぁす!」
「ちょ、ちょっと……!」
女性の体に気安く触れられないのをいいことに、女性はするりと俺の横を通り抜けて部屋の中に上がり込んでしまった。
振り返り、
「マジで出てってください」
なるべく声のボリュームを落として女性をにらみつけてみるが、
「そんなことよりこっち来てお話しようやぁ~!」
全然会話にならない。
「鬼束くぅん! 早ぅ~!」」
「マジで静かにしてくださいって」
「じゃあお話しよぉ~!」
「わかった、わかりましたから本当に静かにしてくださいっ」
必死な俺の思いが伝わったのか、女性は口元に人差し指を当てがいうんうんとうなずいてみせた。
……よかった。
もう少しで我慢の限界に達するところだった。
俺は握り締めていたこぶしを開くととりあえず背後のドアを閉めた。
隣近所から苦情が来ないことを祈りつつ俺は女性に近寄っていく。
「それであなたは誰なんですか? どうして俺のことを?」
「レヅチミ」
「え?」
正体不明のイカレ女が唐突に発した奇妙な言葉に、俺はさぞアホみたいな顔をしていたことだろう。
だがその数瞬後、俺は今の言葉が呪文であったと理解する。
と同時に俺は女の首に手を伸ばしていた。
「お前、殺人者だな。今の呪文はなんだ?」
「ま、待ってぇ……鬼束はぁ……苦し……ぃ」
このまま絞め殺してやろうかとも思ったが先ほどの呪文が気がかりだった。
レヅチミ……ミチヅレ……道連れ。
道連れの呪文か、初めて聞いたが嫌な響きだ。
俺は女の首を掴む手の力を緩めてやった。
「正直に話せ、嘘だと感じたら殺すぞ」
「はぁ、はぁ……げほっ、ごほっ。もうぅ~、鬼束くんてばいきなりなんやからぁ」
今しがた首を絞め殺されそうになったというのに女は俺を恐れる様子はない。
それどころか笑みを浮かべ俺を見上げてくる。
「でもうちのこと殺さんくて正解やったでぇ。もしうちを殺してたら鬼束くんも多分道連れで死んどったからなぁ」
「どんな呪文なんだ? 詳しく説明しろ」
本来ならば読心呪文を使いたいところだが、今日は記憶消去呪文と転移呪文を使い過ぎたせいで俺の現在の残りMPは4しかない。
「道連れの呪文はなぁ、文字通り自分を殺した相手を道連れにする呪文やでぇ。とは言うても、うち殺されたことあらへんから実際のところはようわからへんねんけどぉ。うふふぅ」
体を揺らしながら女は楽しそうに言う。
殺人者のくせに女からはまったくと言っていいほど敵意を感じない。
ちなみに俺の悪人レーダーにもひっかからないでいた。
「お前、誰なんだ? 何しにここへ来た?」
「うちの名前は飯島メアリ、十八歳の高校三年や。鬼束くんに会いたいと思うたから会いに来たんやでぇ」
「会いに来た? 俺を殺しに来たんじゃないのか?」
「まさかぁ。うちは鬼束くんの大ファンやもん、殺すわけないやんかぁ」
俺のファン?
何を言ってるんだ、こいつは……。
わけがわからない。
そんな俺の表情を察してか女は続ける。
「うち、鬼束くんにはほんまに感謝しとるんやでぇ。なんせ後藤田真一と飯島裕子をこの世から消し去ってくれたんやもんなぁ」
「!?」
俺がその二人を殺したことをなぜこいつが知っているのかという疑問は当然生まれたが、
「……なんでそれで俺がお前に感謝されるんだ?」
この状況をいち早く把握したいので先に思いついた質問を投げかけた。
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