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第15話 ゴールドメタルスライム狩り
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――数時間後。
「……ふぅ、さすがに疲れたな」
額の汗を拭いながら、俺はゴールドメタルスライムが消滅していく様を見届ける。
あれから俺は、ベビーの力を借りて、ひたすらゴールドメタルスライムを倒し続けていた。
その結果、俺のレベルは1591にまで上がっていた。
=================
NAME:木崎賢吾
LV:1591
HP:341/3165
MP:158/1811
攻撃力:3052
防御力:2807
素早さ:2794
運:518936
スキル:幸運値上昇、獲得経験値増、緊急脱出
=================
レベルアップとともに素早さの数値も飛躍的に伸び、最後の方はベビーの魔結界に頼らずとも、自分一人の力だけでゴールドメタルスライムを倒せるようになっていた。
そして、俺はレベルアップにより新たに二つのスキルを会得していた。
それは《獲得経験値増》と《緊急脱出》というものだった。
獲得経験値増は読んで字のごとく、モンスターを倒した際の得られる経験値が増えるというもので、緊急脱出というのは、ベビー曰はく全MPを消費してダンジョンから地上へと瞬時に脱出できるスキルだそうだ。
後者はかなり便利なスキルのように思えるが、使うには条件があって、脱出と引き換えに所持アイテムがすべて没収されてしまうらしい。
なので使いどころが難しいスキルのようだった。
また、俺はゴールドメタルスライムを探しながら倒し続けているうちに、複数のアイテムも入手していた。
以下がその一覧である。
=================
所持アイテム
・薬草 4
・魔力草 2
・毒消し草 2
・スカルブレード 1
・鋼鉄の胸当て 1
・ベヒーモスの牙 1
・ポイズンダガー 1
・王の錫杖 1
・ガジュの実 6
・ホセの実 2
・魔石 3
=================
一つ一つの詳細を説明すると長くなるので差し控えるが、これらをすべて売ればおそらく800~1000万円くらいにはなるだろう。
つまりこれからは一日ダンジョンに潜るだけで、そのくらいの稼ぎが半永久的に期待できるというわけだ。
人生イージーモードすぎて内心笑いが止まらない。
『マスター、嬉しそうだね』
「ああ、すべてはお前のおかげだよ。ありがとうなベビー」
『えっへへ。よくわからないけど、マスターが笑顔だとおいらも嬉しいよっ』
俺とベビーは顔を突き合わせ、手と手を取るとお互い笑い合った。
のちに俺たちを待ち受けている運命など、この時は知る由もなく。
「……ふぅ、さすがに疲れたな」
額の汗を拭いながら、俺はゴールドメタルスライムが消滅していく様を見届ける。
あれから俺は、ベビーの力を借りて、ひたすらゴールドメタルスライムを倒し続けていた。
その結果、俺のレベルは1591にまで上がっていた。
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NAME:木崎賢吾
LV:1591
HP:341/3165
MP:158/1811
攻撃力:3052
防御力:2807
素早さ:2794
運:518936
スキル:幸運値上昇、獲得経験値増、緊急脱出
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レベルアップとともに素早さの数値も飛躍的に伸び、最後の方はベビーの魔結界に頼らずとも、自分一人の力だけでゴールドメタルスライムを倒せるようになっていた。
そして、俺はレベルアップにより新たに二つのスキルを会得していた。
それは《獲得経験値増》と《緊急脱出》というものだった。
獲得経験値増は読んで字のごとく、モンスターを倒した際の得られる経験値が増えるというもので、緊急脱出というのは、ベビー曰はく全MPを消費してダンジョンから地上へと瞬時に脱出できるスキルだそうだ。
後者はかなり便利なスキルのように思えるが、使うには条件があって、脱出と引き換えに所持アイテムがすべて没収されてしまうらしい。
なので使いどころが難しいスキルのようだった。
また、俺はゴールドメタルスライムを探しながら倒し続けているうちに、複数のアイテムも入手していた。
以下がその一覧である。
=================
所持アイテム
・薬草 4
・魔力草 2
・毒消し草 2
・スカルブレード 1
・鋼鉄の胸当て 1
・ベヒーモスの牙 1
・ポイズンダガー 1
・王の錫杖 1
・ガジュの実 6
・ホセの実 2
・魔石 3
=================
一つ一つの詳細を説明すると長くなるので差し控えるが、これらをすべて売ればおそらく800~1000万円くらいにはなるだろう。
つまりこれからは一日ダンジョンに潜るだけで、そのくらいの稼ぎが半永久的に期待できるというわけだ。
人生イージーモードすぎて内心笑いが止まらない。
『マスター、嬉しそうだね』
「ああ、すべてはお前のおかげだよ。ありがとうなベビー」
『えっへへ。よくわからないけど、マスターが笑顔だとおいらも嬉しいよっ』
俺とベビーは顔を突き合わせ、手と手を取るとお互い笑い合った。
のちに俺たちを待ち受けている運命など、この時は知る由もなく。
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