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第50話 地下100階
「木崎さん、このモンスター知っているんですか?」
正面で浮遊しているゴールドメタルスライムをみつめながら、岸田さんが訊ねてくる。
「ああ。よく知ってるよ。俺のダンジョンにはよく出てくるからね」
「そうだったんですか」
「このゴールドメタルスライムは動きがとても速くて、倒すのはかなり厄介だけど、倒せれば沢山の経験値がもらえるんだよ」
「木崎さんは倒したことあるんですか?」
俺は振り向き、岸田さんの顔を見ながら「うん。数えきれないくらいね」と答えた。
「すごいです」
俺の言葉に岸田さんは驚きの顔を見せる。
その眼差しは尊敬と羨望が入り混じっているように思えた。
「いやいや。っていうか、てっきりゴールドメタルスライムは俺のダンジョンにしか出てこないモンスターだとばかり思ってたよ。岸田さんのダンジョンにも出現するんだね」
「はい。でもさっきも言いましたけど、追いかけ回されただけで倒したことはないです。わたしにはとてもじゃないですけど、つかまえきれない速さだったので」
その気持ちはよくわかる。
俺だって最初の頃は、ゴールドメタルスライムの動きにまったくついていけなかったからな。
そんな俺も今ではだいぶ楽にゴールドメタルスライムを狩ることが可能となっているが。
そんな会話をしていると、
『ピューィ!』
ゴールドメタルスライムは超高速で飛行し、通路の奥へと消えていった。
「逃げちゃいましたね」
「まあいいさ。ゴールドメタルスライムなら俺のダンジョンでいくらでも遭えるから」
俺は言い置いて、
「それより、もっと地下深くにはどんなモンスターが出てくるのか、俄然興味がわいてきたよ。ありがとう。このダンジョンに誘ってくれて」
岸田さんに顔を向ける。
それを受け岸田さんは、
「よかったです。木崎さんに喜んでもらえたようで。この前のお礼、まだしていなかったので気になっていましたから」
そう言って破顔した。
◆ ◆ ◆
その後、俺は岸田さんとともにさらに深い階層へと足を運んだ。
すると、オーガやハイオーク、フレアドラゴンなどの見たこともないモンスターが俺たちを待ち構えていた。
俺は岸田さんの身の安全に注意を払いつつ、それらを打ち倒していった。
そして途中休憩を挟み、ダンジョンに潜って丸二日が過ぎようとした頃、
「なんか、この階に下りたら空気が違う感じがするけど」
「はい。明らかに雰囲気が変わりましたね」
俺たちは地下100階へとたどり着いていた。
正面で浮遊しているゴールドメタルスライムをみつめながら、岸田さんが訊ねてくる。
「ああ。よく知ってるよ。俺のダンジョンにはよく出てくるからね」
「そうだったんですか」
「このゴールドメタルスライムは動きがとても速くて、倒すのはかなり厄介だけど、倒せれば沢山の経験値がもらえるんだよ」
「木崎さんは倒したことあるんですか?」
俺は振り向き、岸田さんの顔を見ながら「うん。数えきれないくらいね」と答えた。
「すごいです」
俺の言葉に岸田さんは驚きの顔を見せる。
その眼差しは尊敬と羨望が入り混じっているように思えた。
「いやいや。っていうか、てっきりゴールドメタルスライムは俺のダンジョンにしか出てこないモンスターだとばかり思ってたよ。岸田さんのダンジョンにも出現するんだね」
「はい。でもさっきも言いましたけど、追いかけ回されただけで倒したことはないです。わたしにはとてもじゃないですけど、つかまえきれない速さだったので」
その気持ちはよくわかる。
俺だって最初の頃は、ゴールドメタルスライムの動きにまったくついていけなかったからな。
そんな俺も今ではだいぶ楽にゴールドメタルスライムを狩ることが可能となっているが。
そんな会話をしていると、
『ピューィ!』
ゴールドメタルスライムは超高速で飛行し、通路の奥へと消えていった。
「逃げちゃいましたね」
「まあいいさ。ゴールドメタルスライムなら俺のダンジョンでいくらでも遭えるから」
俺は言い置いて、
「それより、もっと地下深くにはどんなモンスターが出てくるのか、俄然興味がわいてきたよ。ありがとう。このダンジョンに誘ってくれて」
岸田さんに顔を向ける。
それを受け岸田さんは、
「よかったです。木崎さんに喜んでもらえたようで。この前のお礼、まだしていなかったので気になっていましたから」
そう言って破顔した。
◆ ◆ ◆
その後、俺は岸田さんとともにさらに深い階層へと足を運んだ。
すると、オーガやハイオーク、フレアドラゴンなどの見たこともないモンスターが俺たちを待ち構えていた。
俺は岸田さんの身の安全に注意を払いつつ、それらを打ち倒していった。
そして途中休憩を挟み、ダンジョンに潜って丸二日が過ぎようとした頃、
「なんか、この階に下りたら空気が違う感じがするけど」
「はい。明らかに雰囲気が変わりましたね」
俺たちは地下100階へとたどり着いていた。
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