280 / 1,561
279.【ハル視点】見える人の仲間入り
すっかり夜になった街道を二人並んで歩いて行く。昼間の暑さがまるで嘘のように、今は心地よい風が吹いている。
ちらりと見上げれば、空には満天の星空が広がっている。幽霊だった頃なら、アキトを一人歩きさせるのが心配でたまらなかった時間帯だな。今は誰にでも見える形で隣を歩けるから、一切問題は無いんだが。
人通りの落ち着いてきた北大門だが、門番をしている衛兵達は真剣な眼差しで通り過ぎる人を調べている。後ろ暗い所のある者は、だいたいが決まって夜に移動する。悪党の中でそんな決まり事でもあるのかと聞きたくなるほどの確率で、だ。
衛兵の視線を感じながらも、俺達は二人で大門を通過する。
問題なく通過できたのは、おそらくアキトがよく出入りしているからだろうな。その街を拠点にしている冒険者は、基本的には警戒対象に含まれないからな。
もし声をかけられてもギルドカードを見せれば良いだけなんだが、別室に移動して質問をされてからとなるとかなり時間がかかってしまう。声をかけられなくて良かった。
「すっかり遅くなっちゃったね」
少し反省した様子のアキトに、俺は軽く首を振った。
「でも楽しかったでしょう?」
「うん、本っ当に楽しかった!」
「楽しかったならそれで良いよ」
ウマを見てはしゃぐアキトの可愛さときたら、他の人には見せたくないと思ってしまうほどだったからな。また一緒にヨウに会いに行くのも良いかもしれない。いつかの予定を考えながら、俺はアキトに尋ねた。
「夜ごはんは外にする?買って帰るのも良いけど」
「あーどうしよう?ハルは何食べたい?」
「うーん…」
二人であれこれと店の候補を上げながら細い路地を歩いていると、不意に真後ろから声をかけられた。
「アキトさん、ハルさん」
近づいてくる気配に気づかなかった事に驚きながらも振り返れば、そこには優しく微笑むカルツさんの姿があった。姿があった?何故俺はカルツさんの姿が見えるんだ?
「ハルさん、見つかったんですね?良かったですね」
「はい、ありがとうございました!カルツさん!」
会話を続ける二人を、俺は呆然と見つめていた。待ってくれ。ただ姿が見えるだけじゃない。カルツさんの柔らかい声まで、俺の耳にははっきりと聞こえている。
「…カルツさん?」
「あ、ごめん、ハル。そうなんだ、カルツさんがいたから…」
「…見えてる」
「え!?」
「…アキト、俺…カルツさんの姿くっきり見えてるよ」
そう伝えれば、アキトはカルツさんと目を見合わせてからそのまま固まってしまった。カルツさんは気を取り直すと、嬉しそうに俺に話しかけてきた。
「声も聞こえてるんでしょうか?」
「はい、ばっちり聞こえてます」
「それは嬉しいですね。もうお話は出来ないと思っていたので」
「俺もカルツさんと話せるのは嬉しいです」
お世辞でも何でもなく、本心からそんな言葉が飛び出した、異世界から来たアキトにも分かりやすく色んな事を説明してくれた時から、カルツさんは文句なしの味方認定だからな。
「なんで…?」
動揺した様子のアキトは、見えなくなる筈じゃないの?と呟いている。心の声が漏れているのにも気づいていないみたいだ。
「俺は嬉しいけどな」
そう口に出せば、自然と笑みがこぼれた。
「なんで!?だって見えるって嫌な事だって絶対にあるのに」
性質の悪い幽霊に追いかけられたり、死んだ時の状態で彷徨っている幽霊を目撃する事もあるんだよ。つらそうに続けたアキトの肩を俺はそっと引き寄せた。
「アキトだけが見えて嫌な思いをするより、同じものを見たいからね」
「ハル…」
「俺にも同じものが見えるなら、二人で対処を考えれば良いだけだろう?」
もし俺が幽霊を見る事ができなければ、アキトは絶対に隠し通してしまうだろう。何らかの理由を付けてでも、一人で解決しようとするに違いない。アキトはそういう奴だからな。
そう考えると、俺もアキトと同じく見える人になれたのはすごく幸運な事だと思う。
「まあ幽霊への対処法なんて全く知らないから、そこはアキトに教えて貰わないと駄目だけどね」
おどけてそう伝えれば、アキトは目をじわりと潤ませてから慌ててうつむいた。嬉しそうに微笑んではいたから、嫌だったわけじゃないんだろうな。アキトが落ち着くのを待って、黙って俺達のやりとりを見守っていたカルツさんが口を開いた。
「お二人は雰囲気が少し変わりましたね」
「あ、えっと、恋人に…なりました」
「それはおめでとうございます!私の言葉には何の効力もありませんが、二人のこれからに祝福を」
「「ありがとうございます」」
ほわりと温かくなった胸を押さえてお礼を言うと、アキトと俺の言葉はぴったりと重なった。
「ああ、それと…無事に目覚められた事、心からお祝い申し上げます。ハロルドさん」
いつも通りの笑みを浮かべたままさらりと告げられたその言葉に、俺達は思わずカルツさんの姿を凝視してしまった。
「…やっぱり気づいてましたか?」
そうでなければ、出会いがしらに何故生身なのかと聞くだろうとは思っていたんだ。俺が生身でいる事を当然のように受け入れていたからな。
「ええまあ。商人にとって情報は何よりも大切な武器ですからね。それをひけらかすようでは三流ですが…」
つまり俺とアキトに出会ったあの時から、俺の正体は知っていたって事か。本当に油断ならない人だ。
「さすが凄腕の商人ですね」
褒められたカルツさんは喜ぶでもなく、一転して申し訳なさそうにアキトを見つめて口を開いた。
「アキトさんがハルさんを探しに来た時は、騎士団本部に行くように言うかこれでも悩んだんですよ。黙っていてすみませんでした」
丁重に頭まで下げて謝罪されたアキトは、慌ててぶんぶんと手を振った。
「気にしないでください!もしその話を聞いても、伝手も無いのに騎士団本部にいきなり行くわけにも行かなかっただろうし」
ケルビンと一緒だったから問題は無かったが、突然騎士団本部に押し入ればそれこそ騎士に取り押さえられていただろう。更にそこでもし魔法のひとつでも使ってしまっていたら、確実に捕縛されて罪に問われていた筈だ。
「そこまで考えて教えなかったんでしょう?」
アキトの身の安全を考えて言わなかっただけだろうと指摘すれば、カルツさんはゆるりと首を振ってそれでも黙っていたのは事実だと告げた。これだからこの人は信頼できるんだよな。
「カルツさん、俺これからはアキトと一緒にパーティーを組んで冒険者をやるんです」
このままだとアキトとカルツさんの謝罪合戦になると見た俺は、唐突に話を変えた。
「ではこれまで通りハルさんとお呼びしましょうか」
「それでお願いします」
「ああ、長い間引き留めてしまいましたね」
「そんなこと!」
「恋人たちの邪魔をしたら精霊に叱られますからね」
カルツさんが口にしたのは、精霊を題材にした有名な小説の一説だった。やっぱり博識だな。
「また会ったら声をかけますね」
朗らかにそう言うと、カルツさんは笑顔で手を振って去っていった。
ちらりと見上げれば、空には満天の星空が広がっている。幽霊だった頃なら、アキトを一人歩きさせるのが心配でたまらなかった時間帯だな。今は誰にでも見える形で隣を歩けるから、一切問題は無いんだが。
人通りの落ち着いてきた北大門だが、門番をしている衛兵達は真剣な眼差しで通り過ぎる人を調べている。後ろ暗い所のある者は、だいたいが決まって夜に移動する。悪党の中でそんな決まり事でもあるのかと聞きたくなるほどの確率で、だ。
衛兵の視線を感じながらも、俺達は二人で大門を通過する。
問題なく通過できたのは、おそらくアキトがよく出入りしているからだろうな。その街を拠点にしている冒険者は、基本的には警戒対象に含まれないからな。
もし声をかけられてもギルドカードを見せれば良いだけなんだが、別室に移動して質問をされてからとなるとかなり時間がかかってしまう。声をかけられなくて良かった。
「すっかり遅くなっちゃったね」
少し反省した様子のアキトに、俺は軽く首を振った。
「でも楽しかったでしょう?」
「うん、本っ当に楽しかった!」
「楽しかったならそれで良いよ」
ウマを見てはしゃぐアキトの可愛さときたら、他の人には見せたくないと思ってしまうほどだったからな。また一緒にヨウに会いに行くのも良いかもしれない。いつかの予定を考えながら、俺はアキトに尋ねた。
「夜ごはんは外にする?買って帰るのも良いけど」
「あーどうしよう?ハルは何食べたい?」
「うーん…」
二人であれこれと店の候補を上げながら細い路地を歩いていると、不意に真後ろから声をかけられた。
「アキトさん、ハルさん」
近づいてくる気配に気づかなかった事に驚きながらも振り返れば、そこには優しく微笑むカルツさんの姿があった。姿があった?何故俺はカルツさんの姿が見えるんだ?
「ハルさん、見つかったんですね?良かったですね」
「はい、ありがとうございました!カルツさん!」
会話を続ける二人を、俺は呆然と見つめていた。待ってくれ。ただ姿が見えるだけじゃない。カルツさんの柔らかい声まで、俺の耳にははっきりと聞こえている。
「…カルツさん?」
「あ、ごめん、ハル。そうなんだ、カルツさんがいたから…」
「…見えてる」
「え!?」
「…アキト、俺…カルツさんの姿くっきり見えてるよ」
そう伝えれば、アキトはカルツさんと目を見合わせてからそのまま固まってしまった。カルツさんは気を取り直すと、嬉しそうに俺に話しかけてきた。
「声も聞こえてるんでしょうか?」
「はい、ばっちり聞こえてます」
「それは嬉しいですね。もうお話は出来ないと思っていたので」
「俺もカルツさんと話せるのは嬉しいです」
お世辞でも何でもなく、本心からそんな言葉が飛び出した、異世界から来たアキトにも分かりやすく色んな事を説明してくれた時から、カルツさんは文句なしの味方認定だからな。
「なんで…?」
動揺した様子のアキトは、見えなくなる筈じゃないの?と呟いている。心の声が漏れているのにも気づいていないみたいだ。
「俺は嬉しいけどな」
そう口に出せば、自然と笑みがこぼれた。
「なんで!?だって見えるって嫌な事だって絶対にあるのに」
性質の悪い幽霊に追いかけられたり、死んだ時の状態で彷徨っている幽霊を目撃する事もあるんだよ。つらそうに続けたアキトの肩を俺はそっと引き寄せた。
「アキトだけが見えて嫌な思いをするより、同じものを見たいからね」
「ハル…」
「俺にも同じものが見えるなら、二人で対処を考えれば良いだけだろう?」
もし俺が幽霊を見る事ができなければ、アキトは絶対に隠し通してしまうだろう。何らかの理由を付けてでも、一人で解決しようとするに違いない。アキトはそういう奴だからな。
そう考えると、俺もアキトと同じく見える人になれたのはすごく幸運な事だと思う。
「まあ幽霊への対処法なんて全く知らないから、そこはアキトに教えて貰わないと駄目だけどね」
おどけてそう伝えれば、アキトは目をじわりと潤ませてから慌ててうつむいた。嬉しそうに微笑んではいたから、嫌だったわけじゃないんだろうな。アキトが落ち着くのを待って、黙って俺達のやりとりを見守っていたカルツさんが口を開いた。
「お二人は雰囲気が少し変わりましたね」
「あ、えっと、恋人に…なりました」
「それはおめでとうございます!私の言葉には何の効力もありませんが、二人のこれからに祝福を」
「「ありがとうございます」」
ほわりと温かくなった胸を押さえてお礼を言うと、アキトと俺の言葉はぴったりと重なった。
「ああ、それと…無事に目覚められた事、心からお祝い申し上げます。ハロルドさん」
いつも通りの笑みを浮かべたままさらりと告げられたその言葉に、俺達は思わずカルツさんの姿を凝視してしまった。
「…やっぱり気づいてましたか?」
そうでなければ、出会いがしらに何故生身なのかと聞くだろうとは思っていたんだ。俺が生身でいる事を当然のように受け入れていたからな。
「ええまあ。商人にとって情報は何よりも大切な武器ですからね。それをひけらかすようでは三流ですが…」
つまり俺とアキトに出会ったあの時から、俺の正体は知っていたって事か。本当に油断ならない人だ。
「さすが凄腕の商人ですね」
褒められたカルツさんは喜ぶでもなく、一転して申し訳なさそうにアキトを見つめて口を開いた。
「アキトさんがハルさんを探しに来た時は、騎士団本部に行くように言うかこれでも悩んだんですよ。黙っていてすみませんでした」
丁重に頭まで下げて謝罪されたアキトは、慌ててぶんぶんと手を振った。
「気にしないでください!もしその話を聞いても、伝手も無いのに騎士団本部にいきなり行くわけにも行かなかっただろうし」
ケルビンと一緒だったから問題は無かったが、突然騎士団本部に押し入ればそれこそ騎士に取り押さえられていただろう。更にそこでもし魔法のひとつでも使ってしまっていたら、確実に捕縛されて罪に問われていた筈だ。
「そこまで考えて教えなかったんでしょう?」
アキトの身の安全を考えて言わなかっただけだろうと指摘すれば、カルツさんはゆるりと首を振ってそれでも黙っていたのは事実だと告げた。これだからこの人は信頼できるんだよな。
「カルツさん、俺これからはアキトと一緒にパーティーを組んで冒険者をやるんです」
このままだとアキトとカルツさんの謝罪合戦になると見た俺は、唐突に話を変えた。
「ではこれまで通りハルさんとお呼びしましょうか」
「それでお願いします」
「ああ、長い間引き留めてしまいましたね」
「そんなこと!」
「恋人たちの邪魔をしたら精霊に叱られますからね」
カルツさんが口にしたのは、精霊を題材にした有名な小説の一説だった。やっぱり博識だな。
「また会ったら声をかけますね」
朗らかにそう言うと、カルツさんは笑顔で手を振って去っていった。
あなたにおすすめの小説
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
拾われたのはたぶん僕です 〜ポンコツ魔法使いと騎士団の平和な大事件〜
ニア。
BL
崖から落ちただけなのに、騎士団長に拾われました。
真面目に生きてきた魔法使いモーネ。
ただ薬草を採ろうとして滑落しただけなのに、なぜか王国最強の騎士団長イグラムに連れて行かれ、騎士団で暮らすことに。
しかしこの魔法使い、少しだけ普通ではありません。
回復魔法を使えば何かが増え、
補助魔法を使えば騎士団が浮き、
気づけば庭はプリンになります。
——本人はちゃんとやっています。
巻き込まれる騎士団と、なぜか楽しそうな団長。
さらに弟子や王子、ドラゴンまで加わって、騎士団は今日も平和に大騒ぎ。
これは、ポンコツ魔法使いが真面目に頑張るたびに世界が少し壊れる、騒がしくて優しいファンタジーです。
美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
お話を追加いたしました。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。