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393.甘やかしとおねだり※
すらりと長い指を伝うように流れた白濁した液体を、ハルの赤い舌がペロリと舐め上げる。その瞬間を俺はしっかりばっちり目撃してしまった。
慌ててぎゅぎゅっと目をつむってみたけれど、さっきの光景はまるで脳裏に焼き付いたかのように頭から離れない。
しかもただ舐めただけじゃないからね。自分の指を舐め上げながら、俺の事を流し目で見つめたんだよ?そんな事をされたら、思いだすだけでもわーと叫びたくなる。あまりに色気たっぷりの衝撃的な行動だった。
「な、なんで舐めたの!?」
ぎゅっと目をつむったままでボソボソとそう尋ねれば、クスクスと笑い声が上から降ってきた。ハルの表情は全く見えないのに、ご機嫌なのが伝わってくる楽しそうな笑い声だった。
「んー舐めたかったから、だね」
あっさりと返ってきたその答えに、俺はうっと言葉に詰まった。舐めたかったからって言い切られたら、もう何も言えないよね。
「ああ、あとは気持ちよくなってくれて嬉しいなと思ってたかな」
なんて言葉までさらりと続けられてしまったら、俺に出来るのは頬を赤く染めたまま枕に顔を埋める事ぐらいだ。
正直に言うと実際にフェラとかで直接舐められるよりも、出したものを舐められるのの方がよっぽど恥ずかしいと思うんだけど、これって俺だけ?まあフェラもAVとかエロ本とかで知識として知ってるだけで、した事もされた事もないんだけどね。でも絶対こっちの方が恥ずかしいと思う。
「ううー…」
「アキト、そんなに嫌だった?」
少しだけ不安そうな声で尋ねられた俺は、慌てて枕から顔を上げた。俺の感情を少しも見逃さないと言いたげに、ハルはまっすぐに俺の目を見つめてくる。
「嫌じゃなくて………恥ずかしかっただけ」
頑張ってそう答えれば、ハルの雰囲気が一気に和らいだのが分かった。
「そうなの?」
「あと……ハルの色気に、当てられてただけ」
ぽつりと本当に小さな声で続けたその言葉は、ハルの耳にもちゃんと届いたみたいだ。それは光栄だなと明るく笑ったハルは、隣に転がると安心させるように俺を抱きしめてくれた。
ハルは抱きこんだ俺の頭をあやすように撫でたり、背中をポンポンと叩いたりしてくれている。えーっと、これってもしかして子ども扱いされてるのかな?なんて事を一瞬だけ思ったけど、これは多分恋人…じゃなくて、伴侶候補扱いの筈だよね。
どっちにしろすごく甘やかされているのは確かだ。
うっすらと目を開いて見上げてみれば、ハルは穏やかに微笑みながら俺の頭を撫でていた。ただその目には、さっきまでは確かにあった欲望の色もあの色気も、綺麗さっぱり無くなってしまっていた。
あれ、これもしかして駄目なやつじゃない?この流れだとハルは無理しなくて良いから今日はやめておこうとか、このまま寝ようかとか言うかもしれない。
というか、確実に言うよね。優しく笑ってそう言うハルの姿まで想像できてしまう。
それは嫌だ。そう思った俺は、とりあえずハルの名前を呼んでみた。
「ハル」
「んー?落ち着いた?」
ゆったりと優しく声をかけながら覗き込んでくるハルの目を、まっすぐに見据えて俺は口を開く。
「ハル、続き、しよ?」
優しく微笑んだハルは、そのままぴたりと動きを止めてしまった。
「…もうする気なくなった?俺はしたいんだけど…駄目かな?」
あえての直球でそう尋ねてみたけれど、それでもハルは動かなかった。
あれ?もしかしてあまりに露骨な誘い方に引いたんだろうか?この世界では駄目な言動だったとか?それとも言葉よりも先に行動で示した方が良かったんだろうか?
ぐるぐると考えてみても答えは出ない。
「あのー…ハル?」
もう一度名前を呼んでみれば、ハルはハッと声を上げてから俺を見た。
「あ、ごめん…固まってた」
「うん、固まってたね…その…誘い方が駄目だった?」
「いやいや、違うよ!」
ハルはぶんぶんと大きく首を振った。
「今日はもう嫌だーって言われてもおかしくないと思ってたのに、まさかアキトからしたいとか言ってもらえると思って無かったというか…」
「あの薬貰ってきたのに?」
「そうなんだけど!」
実際にはっきりと口に出して告げられると、破壊力が違ったんだよとハルはくしゃりと笑ってみせた。
慌ててぎゅぎゅっと目をつむってみたけれど、さっきの光景はまるで脳裏に焼き付いたかのように頭から離れない。
しかもただ舐めただけじゃないからね。自分の指を舐め上げながら、俺の事を流し目で見つめたんだよ?そんな事をされたら、思いだすだけでもわーと叫びたくなる。あまりに色気たっぷりの衝撃的な行動だった。
「な、なんで舐めたの!?」
ぎゅっと目をつむったままでボソボソとそう尋ねれば、クスクスと笑い声が上から降ってきた。ハルの表情は全く見えないのに、ご機嫌なのが伝わってくる楽しそうな笑い声だった。
「んー舐めたかったから、だね」
あっさりと返ってきたその答えに、俺はうっと言葉に詰まった。舐めたかったからって言い切られたら、もう何も言えないよね。
「ああ、あとは気持ちよくなってくれて嬉しいなと思ってたかな」
なんて言葉までさらりと続けられてしまったら、俺に出来るのは頬を赤く染めたまま枕に顔を埋める事ぐらいだ。
正直に言うと実際にフェラとかで直接舐められるよりも、出したものを舐められるのの方がよっぽど恥ずかしいと思うんだけど、これって俺だけ?まあフェラもAVとかエロ本とかで知識として知ってるだけで、した事もされた事もないんだけどね。でも絶対こっちの方が恥ずかしいと思う。
「ううー…」
「アキト、そんなに嫌だった?」
少しだけ不安そうな声で尋ねられた俺は、慌てて枕から顔を上げた。俺の感情を少しも見逃さないと言いたげに、ハルはまっすぐに俺の目を見つめてくる。
「嫌じゃなくて………恥ずかしかっただけ」
頑張ってそう答えれば、ハルの雰囲気が一気に和らいだのが分かった。
「そうなの?」
「あと……ハルの色気に、当てられてただけ」
ぽつりと本当に小さな声で続けたその言葉は、ハルの耳にもちゃんと届いたみたいだ。それは光栄だなと明るく笑ったハルは、隣に転がると安心させるように俺を抱きしめてくれた。
ハルは抱きこんだ俺の頭をあやすように撫でたり、背中をポンポンと叩いたりしてくれている。えーっと、これってもしかして子ども扱いされてるのかな?なんて事を一瞬だけ思ったけど、これは多分恋人…じゃなくて、伴侶候補扱いの筈だよね。
どっちにしろすごく甘やかされているのは確かだ。
うっすらと目を開いて見上げてみれば、ハルは穏やかに微笑みながら俺の頭を撫でていた。ただその目には、さっきまでは確かにあった欲望の色もあの色気も、綺麗さっぱり無くなってしまっていた。
あれ、これもしかして駄目なやつじゃない?この流れだとハルは無理しなくて良いから今日はやめておこうとか、このまま寝ようかとか言うかもしれない。
というか、確実に言うよね。優しく笑ってそう言うハルの姿まで想像できてしまう。
それは嫌だ。そう思った俺は、とりあえずハルの名前を呼んでみた。
「ハル」
「んー?落ち着いた?」
ゆったりと優しく声をかけながら覗き込んでくるハルの目を、まっすぐに見据えて俺は口を開く。
「ハル、続き、しよ?」
優しく微笑んだハルは、そのままぴたりと動きを止めてしまった。
「…もうする気なくなった?俺はしたいんだけど…駄目かな?」
あえての直球でそう尋ねてみたけれど、それでもハルは動かなかった。
あれ?もしかしてあまりに露骨な誘い方に引いたんだろうか?この世界では駄目な言動だったとか?それとも言葉よりも先に行動で示した方が良かったんだろうか?
ぐるぐると考えてみても答えは出ない。
「あのー…ハル?」
もう一度名前を呼んでみれば、ハルはハッと声を上げてから俺を見た。
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