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402.【ハル視点】腕輪の秘密※
ふわりと笑ったアキトはそのまま俺に抱きこまれた体をぐいっと伸ばすと、チュッと音を立てて軽く唇に口づけてくれた。
驚いた俺は身じろいでからじっとアキトを見つめたんだが、アキトから返ってきたのは幸せそうな笑みだった。
「ハル、しよ?」
はっきりとそう告げられた瞬間、ぶわりと体温が上がった気がした。最愛の伴侶候補からこんな風に誘われて、その気にならない人なんて存在しないだろう。
おそらく欲望でギラギラしているだろう瞳で、じっとアキトを見つめる。見返してくるアキトの目の中にも欲望が見え隠れしているのが、たまらなく嬉しい。アキトも俺を求めてくれてるんだなと実感できる。
「んぅ…む…う…」
遠慮なく舌を絡める深い口づけを何度も繰り返しながら、俺は手につけた腕輪から自分の作った特製ポーションの瓶を取り出した。
「ね…ハル」
唇が離れた瞬間、アキトからぽつりとそう声がかかった。
「ん?」
「それさ…どこから、出したの?」
「ああ、言ってなかったね」
俺はそう言うと、アキトの目の前にそっと左手をかざして見せた。お揃いの伴侶候補の腕輪と並んでいる収納機能付きの腕輪を、俺は指先でそっと撫であげる。
アキトはその腕輪がどうしたのと言いたげな、そんな不思議そうな表情を浮かべていた。
「この腕輪はね、ダンジョン産の魔道具なんだけど…実はこれには魔導収納鞄みたいな機能があるんだよ」
「え、すごいね?」
「まあ容量はすごく小さいんだけどね。両手に乗せれる程度の物しか入らないんだ」
「え、それでもすごいと思うよ」
「ありがとう。ダンジョンで見つけてからずっと愛用してるんだ。あ、他の人には内緒にしてね?」
こういう腕輪の形をした収納機能のある魔道具は、実はかなり珍しい物だ。入手した時は知らなかったけれど、一般的にあまり知られていない形のおかげで利点は多い。
例えばもし誰かに拘束されるような事態になったら、魔導収納鞄はまっさきに奪われるだろう。だがこの腕輪の機能を知らない相手であれば、油断しているうちに制圧できる可能性は高い。この腕輪の中には扱いやすいナイフと回復ポーション、更にはいくらかの現金も入れてあるから備えは万全だ。
「今までは誰にも言わず、存在をひた隠して使ってきたんだ」
だから内緒だよとそう説明すれば、アキトは何故か大きく目を見開いた。
「えっと、それって…家族にも言ってないの?」
「ああ、ファーガス兄さんも似たようなものは持ってたけど、言った事は無いよ」
ファーガス兄さんは確か無骨な指輪だったな。あれも本人が手に入れたものらしいと聞いた事があった。だからもしかしたら見抜かれてるかもしれないけど、言った事は無い。苦笑しながら俺はそう続けた。
「そっか…教えてくれてありがと、ハル」
しみじみと言うアキトに、俺は笑って答えた。
「どういたしまして」
「ちゃんと秘密にするからね」
「うん、ありがとう」
アキトが周りに吹聴するような性格では無い事は知ってるから、そこはあまり心配していないんだ。
「…後ろ、触って良い?」
浄化魔法の光を指先にまとってそう尋ねれば、アキトはこくこくと頷いてからそっと控え目に自分で足を開いてくれた。自分から受け入れようとするその仕草に、背筋がゾクゾクする。俺はアキトの後孔にそっと優しく触れると、すぐに浄化魔法を発動した。俺は気にしないけれど、こうしておかないとアキトは触れるのも嫌がるからな。
「アキト、無理だと思ったら、ちゃんと止めてね?」
「ん、分かった」
素直に頷いてくれたアキトを見つめながら、俺は瓶の蓋を片手で開いた。蓋を開けるだけでもまるで爽やかな森のような香りが、ふわりと室内に広がっていく。
「触るよ」
「んっ……」
滑りを帯びた指先でひだを撫でるように触れるだけで、アキトの喉から声が漏れた。
このままトロトロになるまでゆっくりと慣らしたい気持ちと、アキトと今すぐにでも繋がりたい気持ちが俺の中でせめぎ合っている。せめて痛くはしないようにと気をつけながら、俺はゆっくりとけれど大胆に指を突き立てた。特製ポーションの滑りを借りてゆっくりと、けれど確実に押し入っていけばビクビクとアキトの体が跳ねた。
「ぁっ…ん…う」
押さえきれない声を洩らしたアキトの体を、俺は宥めるように優しく撫でた。
驚いた俺は身じろいでからじっとアキトを見つめたんだが、アキトから返ってきたのは幸せそうな笑みだった。
「ハル、しよ?」
はっきりとそう告げられた瞬間、ぶわりと体温が上がった気がした。最愛の伴侶候補からこんな風に誘われて、その気にならない人なんて存在しないだろう。
おそらく欲望でギラギラしているだろう瞳で、じっとアキトを見つめる。見返してくるアキトの目の中にも欲望が見え隠れしているのが、たまらなく嬉しい。アキトも俺を求めてくれてるんだなと実感できる。
「んぅ…む…う…」
遠慮なく舌を絡める深い口づけを何度も繰り返しながら、俺は手につけた腕輪から自分の作った特製ポーションの瓶を取り出した。
「ね…ハル」
唇が離れた瞬間、アキトからぽつりとそう声がかかった。
「ん?」
「それさ…どこから、出したの?」
「ああ、言ってなかったね」
俺はそう言うと、アキトの目の前にそっと左手をかざして見せた。お揃いの伴侶候補の腕輪と並んでいる収納機能付きの腕輪を、俺は指先でそっと撫であげる。
アキトはその腕輪がどうしたのと言いたげな、そんな不思議そうな表情を浮かべていた。
「この腕輪はね、ダンジョン産の魔道具なんだけど…実はこれには魔導収納鞄みたいな機能があるんだよ」
「え、すごいね?」
「まあ容量はすごく小さいんだけどね。両手に乗せれる程度の物しか入らないんだ」
「え、それでもすごいと思うよ」
「ありがとう。ダンジョンで見つけてからずっと愛用してるんだ。あ、他の人には内緒にしてね?」
こういう腕輪の形をした収納機能のある魔道具は、実はかなり珍しい物だ。入手した時は知らなかったけれど、一般的にあまり知られていない形のおかげで利点は多い。
例えばもし誰かに拘束されるような事態になったら、魔導収納鞄はまっさきに奪われるだろう。だがこの腕輪の機能を知らない相手であれば、油断しているうちに制圧できる可能性は高い。この腕輪の中には扱いやすいナイフと回復ポーション、更にはいくらかの現金も入れてあるから備えは万全だ。
「今までは誰にも言わず、存在をひた隠して使ってきたんだ」
だから内緒だよとそう説明すれば、アキトは何故か大きく目を見開いた。
「えっと、それって…家族にも言ってないの?」
「ああ、ファーガス兄さんも似たようなものは持ってたけど、言った事は無いよ」
ファーガス兄さんは確か無骨な指輪だったな。あれも本人が手に入れたものらしいと聞いた事があった。だからもしかしたら見抜かれてるかもしれないけど、言った事は無い。苦笑しながら俺はそう続けた。
「そっか…教えてくれてありがと、ハル」
しみじみと言うアキトに、俺は笑って答えた。
「どういたしまして」
「ちゃんと秘密にするからね」
「うん、ありがとう」
アキトが周りに吹聴するような性格では無い事は知ってるから、そこはあまり心配していないんだ。
「…後ろ、触って良い?」
浄化魔法の光を指先にまとってそう尋ねれば、アキトはこくこくと頷いてからそっと控え目に自分で足を開いてくれた。自分から受け入れようとするその仕草に、背筋がゾクゾクする。俺はアキトの後孔にそっと優しく触れると、すぐに浄化魔法を発動した。俺は気にしないけれど、こうしておかないとアキトは触れるのも嫌がるからな。
「アキト、無理だと思ったら、ちゃんと止めてね?」
「ん、分かった」
素直に頷いてくれたアキトを見つめながら、俺は瓶の蓋を片手で開いた。蓋を開けるだけでもまるで爽やかな森のような香りが、ふわりと室内に広がっていく。
「触るよ」
「んっ……」
滑りを帯びた指先でひだを撫でるように触れるだけで、アキトの喉から声が漏れた。
このままトロトロになるまでゆっくりと慣らしたい気持ちと、アキトと今すぐにでも繋がりたい気持ちが俺の中でせめぎ合っている。せめて痛くはしないようにと気をつけながら、俺はゆっくりとけれど大胆に指を突き立てた。特製ポーションの滑りを借りてゆっくりと、けれど確実に押し入っていけばビクビクとアキトの体が跳ねた。
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