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716.すこしの意地悪※
あまりに直球で投げられたそんな言葉に、一瞬だけ反応が遅れてしまった。
フェラ童貞な俺がが初フェラの覚悟を決めかけたタイミングで、そんな事を言われるとは思ってなかったからね。ハルはパチパチと目を瞬く俺をじっと見つめて答えを待っている。
「えーっと…」
「駄目かな?アキトの中はいつもまるで俺を歓迎するみたいに、きゅーきゅー締め付けてくれるか…」
急にうっとりと語り出したハルの口を、俺は必死に伸ばした手でバシッと塞いだ。
自分の中がどんな風に動いてるのかとか、わざわざ説明されても反応に困るから止めて欲しい。予想外の方向から突然やってきた言葉責めに、俺は顔を真っ赤にして大慌てしてしまった。
「む?」
しっかりと俺の両手で口を塞がれた状態なのに、ハルは慌てた様子もなくゆるりと首を傾げた。視線だけで駄目かな?と尋ねてくるハルの仕草に、俺はうっと息を飲んだ。
もちろん駄目なわけがない。
俺だって早くハルと繋がりたい。最初の頃ならちょっと怖いと思う気持ちもあったんだけどね。今はもうハルと繋がるのが気持ち良い事だって知ってるから、何の躊躇も無かった。
そう思う一方で、さっきのハルの言葉を思い出した。きっとハルは俺が慌てるのが分かってて、わざわざああいう事を口にしたんだよね。その、俺の中の具合とか、さ。
それならちょっとぐらい意地悪しても良いんじゃないかな。俺は不意に湧いてきた悪戯心に従う事に決め手そっと口を開いた。
「駄目…」
俺はわざとそこで思わせぶりに言葉を切った。ここだけ聞けば駄目だと言ったように聞こえるかなと思ったからだ。
表情こそすこしも動かなかったけど、ハルはちょっとだけ肩を落とした。ついでこの駄目はどういう意味だろうと考え始めたのが、俺には分かった。分かってしまった。
あー駄目だ。これは駄目だ。自分でやった事なんだけど、ハルが可愛そうすぎてもう一瞬だって耐えられない。
慣れない意地悪をしてみた俺は、慌てて続けた。
「…なわけない!」
すぐにそう付け加えれば、パァァッとハルは幸せそうな満面の笑みを浮かべた。意地悪な言い方をされたと怒ったり呆れたりするどころか、素直に嬉しいと表現されてしまえば胸が痛くなった。
「おれも、ハルと早く繋がりたい」
意地悪してごめんなさいと思いながら、小さな声でそう呟いた。
口を抑えたままだった手をそっと離せば、ハルは嬉しそうに浄化魔法のための魔力を練り始めた。
「ありがとう、アキト。いっぱい気持ちよくなろうね」
「ん」
口では早く俺の中に入りたいなんて言ってたけど、ハルの触れ方は今日もやっぱりどこまでも優しかった。
相変わらずの綺麗な魔力を使って浄化魔法をかけた後は、特に急ぐわけでもなく一本の指からゆっくりじっくりと俺の後孔を慣らし始めた。
「やっ…ン…ぁ」
いつの間に取り出したのか特製のポーションでしっかりと滑りを帯びた指先は、いまもゆっくりと俺の中を行き来している。
俺の身体が慣れたせいなのか、それともハルが俺の気持ち良い場所を把握したせいなのか。気づけばどんどん指が増やされているのに、痛みどころか気持ちよさしか感じられない。
「もうっ、入れて、ほし…」
焦らされすぎた俺が涙まじりにそう懇願するまで、ハルの丁寧な愛撫は続いた。
「アキトから欲しがってくれるのってやっぱり嬉しいね」
涙に滲んだ視界で見あげたハルは嬉しそうだったけど、その目はすこしも笑ってなかった。ギラギラと欲望に染まったまるで肉食獣のような目で、獲物である俺を見つめている。そんな風に思ってしまう目だった。
でも、俺ハルのこの目、好きなんだよな。本当に心から俺を欲しがってくれてるんだなって分かるから。
「ん、きて」
「…だから、あまり煽らないでって言ってるの、にっ!」
「ヒああァっ…!ハっ…んっ…ぁ」
今日のハルは、いつもと比べても余裕が無かったらしい。俺の中に入ってくるなり、すぐに遠慮なく腰を使いだした。珍しいな。
力強く腰を振るハルに、俺は喘ぎながらへらりと笑って背中に腕を回した。今日のきてって言葉は、わざと煽ったつもりだったんだけど成功したみたいだ。
ハルに翻弄されながら、俺はそんな事をぼんやりと思った。
フェラ童貞な俺がが初フェラの覚悟を決めかけたタイミングで、そんな事を言われるとは思ってなかったからね。ハルはパチパチと目を瞬く俺をじっと見つめて答えを待っている。
「えーっと…」
「駄目かな?アキトの中はいつもまるで俺を歓迎するみたいに、きゅーきゅー締め付けてくれるか…」
急にうっとりと語り出したハルの口を、俺は必死に伸ばした手でバシッと塞いだ。
自分の中がどんな風に動いてるのかとか、わざわざ説明されても反応に困るから止めて欲しい。予想外の方向から突然やってきた言葉責めに、俺は顔を真っ赤にして大慌てしてしまった。
「む?」
しっかりと俺の両手で口を塞がれた状態なのに、ハルは慌てた様子もなくゆるりと首を傾げた。視線だけで駄目かな?と尋ねてくるハルの仕草に、俺はうっと息を飲んだ。
もちろん駄目なわけがない。
俺だって早くハルと繋がりたい。最初の頃ならちょっと怖いと思う気持ちもあったんだけどね。今はもうハルと繋がるのが気持ち良い事だって知ってるから、何の躊躇も無かった。
そう思う一方で、さっきのハルの言葉を思い出した。きっとハルは俺が慌てるのが分かってて、わざわざああいう事を口にしたんだよね。その、俺の中の具合とか、さ。
それならちょっとぐらい意地悪しても良いんじゃないかな。俺は不意に湧いてきた悪戯心に従う事に決め手そっと口を開いた。
「駄目…」
俺はわざとそこで思わせぶりに言葉を切った。ここだけ聞けば駄目だと言ったように聞こえるかなと思ったからだ。
表情こそすこしも動かなかったけど、ハルはちょっとだけ肩を落とした。ついでこの駄目はどういう意味だろうと考え始めたのが、俺には分かった。分かってしまった。
あー駄目だ。これは駄目だ。自分でやった事なんだけど、ハルが可愛そうすぎてもう一瞬だって耐えられない。
慣れない意地悪をしてみた俺は、慌てて続けた。
「…なわけない!」
すぐにそう付け加えれば、パァァッとハルは幸せそうな満面の笑みを浮かべた。意地悪な言い方をされたと怒ったり呆れたりするどころか、素直に嬉しいと表現されてしまえば胸が痛くなった。
「おれも、ハルと早く繋がりたい」
意地悪してごめんなさいと思いながら、小さな声でそう呟いた。
口を抑えたままだった手をそっと離せば、ハルは嬉しそうに浄化魔法のための魔力を練り始めた。
「ありがとう、アキト。いっぱい気持ちよくなろうね」
「ん」
口では早く俺の中に入りたいなんて言ってたけど、ハルの触れ方は今日もやっぱりどこまでも優しかった。
相変わらずの綺麗な魔力を使って浄化魔法をかけた後は、特に急ぐわけでもなく一本の指からゆっくりじっくりと俺の後孔を慣らし始めた。
「やっ…ン…ぁ」
いつの間に取り出したのか特製のポーションでしっかりと滑りを帯びた指先は、いまもゆっくりと俺の中を行き来している。
俺の身体が慣れたせいなのか、それともハルが俺の気持ち良い場所を把握したせいなのか。気づけばどんどん指が増やされているのに、痛みどころか気持ちよさしか感じられない。
「もうっ、入れて、ほし…」
焦らされすぎた俺が涙まじりにそう懇願するまで、ハルの丁寧な愛撫は続いた。
「アキトから欲しがってくれるのってやっぱり嬉しいね」
涙に滲んだ視界で見あげたハルは嬉しそうだったけど、その目はすこしも笑ってなかった。ギラギラと欲望に染まったまるで肉食獣のような目で、獲物である俺を見つめている。そんな風に思ってしまう目だった。
でも、俺ハルのこの目、好きなんだよな。本当に心から俺を欲しがってくれてるんだなって分かるから。
「ん、きて」
「…だから、あまり煽らないでって言ってるの、にっ!」
「ヒああァっ…!ハっ…んっ…ぁ」
今日のハルは、いつもと比べても余裕が無かったらしい。俺の中に入ってくるなり、すぐに遠慮なく腰を使いだした。珍しいな。
力強く腰を振るハルに、俺は喘ぎながらへらりと笑って背中に腕を回した。今日のきてって言葉は、わざと煽ったつもりだったんだけど成功したみたいだ。
ハルに翻弄されながら、俺はそんな事をぼんやりと思った。
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