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889.【ハル視点】見回りと屋台
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ウェルマ市場にはスーラの店のようなきちんとした店舗を構える事ももちろん可能だが、多いのは圧倒的に屋台の方だ。
気軽に始められるというのもあるし、屋台なら手続きさえきちんとしていれば自由度が高いというのも理由の一つだろう。
例えば昨日は果物を売っていた人が今日は薬草を売っていたりと、日替わりで販売するものを変える事も可能だ。昨日は入口辺りに屋台を出していた人が今日はあえて奥の方に屋台を出してみたりと、日替わりで場所を変える事すら可能だ。
ただ自由度が高い分、販売禁止のものを隠れて売ろうとするものや粗悪品を高値で売ろうとする奴もいたりするのが難点だ。
略称とはいえ領主の名前を冠した市場で、そんな事をさせるわけにはいかない。
だからこの市場には、衛兵や騎士団員達が見回りを行っているんだ。目立たないように私服でな。
それ自体は大事な事だと思うし、安全を確保してくれているんだから文句は無い。文句は無いんだが、さっきからアキトと俺をチラチラ見てくる衛兵と騎士団員が多すぎる。
中には楽しそうなアキトの笑顔に見惚れてから、隣にいる俺に気づいて驚いた様子を見せた奴までいた。
邪魔はするなよと視線だけで牽制しながら、俺はアキトと一緒に歩き出した。
「アキト、ここから先は、料理の屋台が多い区画だよ」
面白がってついてこようとした衛兵を人混みを利用して引き離し、俺はアキトにそう声をかけた。
「うん、すっごく良い香りがしてるもんね」
嬉しそうに声を弾ませるアキトは、今日も可愛い。
「あー腹減ったー」
「狩り頑張ったもんなーさて今日は何食おうかな」
「んー俺はやっぱり今日はスクリの炒め煮かなー」
「あーそれ良いな。あのちょっと辛味のある味な。食べたくなったわ」
偶然近くを通っていた冒険者のそんな会話に、アキトは興味深そうにそっと目線を動かした。
スクリというのは近くの湖で取れる淡泊な魚なんだが、炒め煮という調理法は聞いた事が無いな。
これだけたくさんの屋台があると、ちらりと聞こえた料理名だけで屋台まで特定するのは難しいな。かと言ってさっきの冒険者の跡をつけるのも、直接声をかけて尋ねるのもまずいだろう。
もし俺の顔を知っていたりしたら、大ごとになるかもしれないからな。
いや、もしかしたら運良く辿り着くかもしれないか。
「アキト、ちょうど昼食時だし、気になるのを探しに行こうか」
「うん、楽しみ!まずは見て回ろうか!」
ざっと見て回ったが、スクリの炒め煮の屋台は発見できなかった。ひとまずスクリの炒め煮という名前だけでも覚えておくか。アキトが興味を持った料理だと伝えれば、仮にその料理を知らなかったとしてもラスはきっと何とかして腕を振るってくれるだろう。
「何にするか決まった?」
「えーと、まだ悩んでる…」
いつもならこれとこれにする!と即決するアキトだが、今日は珍しく悩んでいるらしい。
「そうか、じゃあ気になったものは何かあった?」
一緒に選ぼうかとそう尋ねれば、アキトはウロウロと困った様子で視線をさまよわせた。
「えーっと…」
なるほど、気になるのはあったんだな。さっき見ていたのはあの辺りの屋台と、そっちの屋台か。どれだろうと気にはなるけれど、アキトを急かすつもりは無い。
「美味しいフライドポテトはいかがですかー?」
「りんご飴はこのまま齧っても良いし、カットもできるよー」
不意に聞こえてきた呼び込みの声に、アキトはぴくりと身体を揺らした。
気になっているのは、たぶんさっき聞こえてきたあれかな。俺にとっては聞きなれない料理名だけどと考えながらそっと視線を向ければ、アキトは懐かしそうに目を細めていた。
そこで不意にひらめいた。
もしかしたら、これはアキトの世界の料理なのかもしれない。
嬉しそうな、寂しそうな、懐かしそうな、複雑なその目の中に揺れる感情に気づけたのは、昨日のうちに両親から異世界人について聞いていたおかげだろう。
もし辺境領にはたくさんの異世界人が保護されていると聞かされていなかったら、アキトの気持ちにも気づけなかったかもしれない。
心の中で両親に感謝しつつ、俺は黙ったままアキトをじっと見つめた。かけられる言葉なんて無いから、せめて邪魔はしないように。
あ、呼び込みの声が聞こえた二つの屋台以外にも、もうひとつ気になっている屋台があるみたいだな。おそらく、あのやきとりと書いてある屋台だろう。
「ハル、あのフライドポテトってのと、それにりんごあめも気になるんだけど」
「うん。それじゃあその屋台から行ってみようか」
どうやら気持ちは落ち着いたのか、今のアキトはワクワクした様子だ。
「あ、ハルが気になる屋台も入れてよ?」
ね?と見上げてくるけれど、俺の答えはもう決まっていた。
「俺はそうだな…あのやきとりが気になるな」
じっと見つめていたのに名前を上げなかったやきとりの屋台を、俺はそっと指さした。
本当にハルが食べたいものを言ってと怒られるだろうか。それともずっと自分を見ていたの?と叱られるだろうか。
俺の心配をよそに、アキトはへにゃりと一瞬だけ笑みを浮かべた。
「ありがと、ハル」
「ん?食べたいのは本当だからお礼はいらないよ?」
どういたしましてとは言いたくなくて誤魔化せば、アキトはすこし考えてからもう一度俺を見上げて口を開いた。
「じゃあ、ハル、大好き!」
「それは光栄だな。俺もアキトが大好きだよ!」
通りすがりの騎士が驚いた様子でこちらを見ていたが、気にしない事にしよう。
気軽に始められるというのもあるし、屋台なら手続きさえきちんとしていれば自由度が高いというのも理由の一つだろう。
例えば昨日は果物を売っていた人が今日は薬草を売っていたりと、日替わりで販売するものを変える事も可能だ。昨日は入口辺りに屋台を出していた人が今日はあえて奥の方に屋台を出してみたりと、日替わりで場所を変える事すら可能だ。
ただ自由度が高い分、販売禁止のものを隠れて売ろうとするものや粗悪品を高値で売ろうとする奴もいたりするのが難点だ。
略称とはいえ領主の名前を冠した市場で、そんな事をさせるわけにはいかない。
だからこの市場には、衛兵や騎士団員達が見回りを行っているんだ。目立たないように私服でな。
それ自体は大事な事だと思うし、安全を確保してくれているんだから文句は無い。文句は無いんだが、さっきからアキトと俺をチラチラ見てくる衛兵と騎士団員が多すぎる。
中には楽しそうなアキトの笑顔に見惚れてから、隣にいる俺に気づいて驚いた様子を見せた奴までいた。
邪魔はするなよと視線だけで牽制しながら、俺はアキトと一緒に歩き出した。
「アキト、ここから先は、料理の屋台が多い区画だよ」
面白がってついてこようとした衛兵を人混みを利用して引き離し、俺はアキトにそう声をかけた。
「うん、すっごく良い香りがしてるもんね」
嬉しそうに声を弾ませるアキトは、今日も可愛い。
「あー腹減ったー」
「狩り頑張ったもんなーさて今日は何食おうかな」
「んー俺はやっぱり今日はスクリの炒め煮かなー」
「あーそれ良いな。あのちょっと辛味のある味な。食べたくなったわ」
偶然近くを通っていた冒険者のそんな会話に、アキトは興味深そうにそっと目線を動かした。
スクリというのは近くの湖で取れる淡泊な魚なんだが、炒め煮という調理法は聞いた事が無いな。
これだけたくさんの屋台があると、ちらりと聞こえた料理名だけで屋台まで特定するのは難しいな。かと言ってさっきの冒険者の跡をつけるのも、直接声をかけて尋ねるのもまずいだろう。
もし俺の顔を知っていたりしたら、大ごとになるかもしれないからな。
いや、もしかしたら運良く辿り着くかもしれないか。
「アキト、ちょうど昼食時だし、気になるのを探しに行こうか」
「うん、楽しみ!まずは見て回ろうか!」
ざっと見て回ったが、スクリの炒め煮の屋台は発見できなかった。ひとまずスクリの炒め煮という名前だけでも覚えておくか。アキトが興味を持った料理だと伝えれば、仮にその料理を知らなかったとしてもラスはきっと何とかして腕を振るってくれるだろう。
「何にするか決まった?」
「えーと、まだ悩んでる…」
いつもならこれとこれにする!と即決するアキトだが、今日は珍しく悩んでいるらしい。
「そうか、じゃあ気になったものは何かあった?」
一緒に選ぼうかとそう尋ねれば、アキトはウロウロと困った様子で視線をさまよわせた。
「えーっと…」
なるほど、気になるのはあったんだな。さっき見ていたのはあの辺りの屋台と、そっちの屋台か。どれだろうと気にはなるけれど、アキトを急かすつもりは無い。
「美味しいフライドポテトはいかがですかー?」
「りんご飴はこのまま齧っても良いし、カットもできるよー」
不意に聞こえてきた呼び込みの声に、アキトはぴくりと身体を揺らした。
気になっているのは、たぶんさっき聞こえてきたあれかな。俺にとっては聞きなれない料理名だけどと考えながらそっと視線を向ければ、アキトは懐かしそうに目を細めていた。
そこで不意にひらめいた。
もしかしたら、これはアキトの世界の料理なのかもしれない。
嬉しそうな、寂しそうな、懐かしそうな、複雑なその目の中に揺れる感情に気づけたのは、昨日のうちに両親から異世界人について聞いていたおかげだろう。
もし辺境領にはたくさんの異世界人が保護されていると聞かされていなかったら、アキトの気持ちにも気づけなかったかもしれない。
心の中で両親に感謝しつつ、俺は黙ったままアキトをじっと見つめた。かけられる言葉なんて無いから、せめて邪魔はしないように。
あ、呼び込みの声が聞こえた二つの屋台以外にも、もうひとつ気になっている屋台があるみたいだな。おそらく、あのやきとりと書いてある屋台だろう。
「ハル、あのフライドポテトってのと、それにりんごあめも気になるんだけど」
「うん。それじゃあその屋台から行ってみようか」
どうやら気持ちは落ち着いたのか、今のアキトはワクワクした様子だ。
「あ、ハルが気になる屋台も入れてよ?」
ね?と見上げてくるけれど、俺の答えはもう決まっていた。
「俺はそうだな…あのやきとりが気になるな」
じっと見つめていたのに名前を上げなかったやきとりの屋台を、俺はそっと指さした。
本当にハルが食べたいものを言ってと怒られるだろうか。それともずっと自分を見ていたの?と叱られるだろうか。
俺の心配をよそに、アキトはへにゃりと一瞬だけ笑みを浮かべた。
「ありがと、ハル」
「ん?食べたいのは本当だからお礼はいらないよ?」
どういたしましてとは言いたくなくて誤魔化せば、アキトはすこし考えてからもう一度俺を見上げて口を開いた。
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