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アルタリア大陸編
18話 AA相当
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キングポイズンスライムの核を回収した私は洞窟を出て村へと戻…………ろうと思っていたのだけれど、いつのまにか辺りは暗くなっていた。
【マッピング】があるので、灯を作れば問題なく帰れると思うけど今日はもう疲れた。
まさかこんなに本格的に戦闘をするとは思ってなかったのだ。
洞窟に引き返した私は早速野営の用意を始める。
焚き火を付け、スープを火にかける。
前に倒したオークの肉を串に刺して塩と香辛料(高かった!)を少し振りかけてスープの横で焼く。
取り出したパンは焼きたてだ。
「時間停止のアイテムボックスはやっぱり超絶チートよね」
野営とは思えない程豪華な夕食が完成してしまった。
「いただきます」
オーク肉は初めは少々忌避感も有ったのだが現金なもので1度食べたらただの美味しい食材だと思うようになった。
これも【精神強化】のおかげなのだろうか?
どことなく漢らしいメニューの夕食を終えた私は魔法で土壁を造り、入り口を塞ぐ。
誰も居ないと思うが、念のためだ。
周囲の安全を確保すると、手早く装備を外した上、更に服や下着も脱いで裸になった。
「う~む、美少女ね」
水面に映る自分の姿を見て独り言ちる。
生前の雰囲気を残しつつエルフ感のある顔立ちと白い肌が可愛らしい。
「前の私より明らかに可愛い……一体どう言う基準でこの姿になったのかしら?」
平均的な体型だった私だが、今は小柄でスラリとした細身の体型だ。
スラリとした…………そう、スラリとしている。
何処とは言わないがスラリとしてるのだ。
今後成長するのだろうか?
生前も大きいとは言わないまでも平均くらいはあった筈だ。
具体的にはBランク相当の戦闘力を有していた。
しかし、現在は明らかにAA相当。
よく見たら膨らんでいる……気がする程度だ。
「しゅ、種族的な物よね……きっと」
そう、これは種族的に仕方ないのだ。
漫画や小説ではエルフは大体貧乳だと相場が決まっている。
この世界でもそうなのだろう。
もし、この世界に巨乳エルフが存在するならば、神はロリコンクソ野郎に違いない。
自分のボディの考察をほどほどに、汗を流すことにする。
「“水塊”」
水源である此処には沢山の水が有るが、流石にまだ毒が消えていないので、水浴びには魔法を使う。
作り出した直径1メートル程の水の球を頭上に持って行きシャワーのように振らせる。
今、サービスシーンだぞ。
サービスシーンを終えた私は毛布に包まり、直ぐに眠りについた。
自分で思っていたよりもボス戦で疲労していたようだ。
翌日、朝の清々しい日差し……などは無い。
洞窟の中だからね。
野営場を手早く撤去した私は入り口を塞いでいた土壁を崩して外に出る。
燦々と降り注ぐ日差しに目を焼かれるが、直ぐに視界も戻って来た。
暗く閉鎖的な洞窟で過ごしていた反動か、私は意気揚々と歩み出すのだった。
【マッピング】があるので、灯を作れば問題なく帰れると思うけど今日はもう疲れた。
まさかこんなに本格的に戦闘をするとは思ってなかったのだ。
洞窟に引き返した私は早速野営の用意を始める。
焚き火を付け、スープを火にかける。
前に倒したオークの肉を串に刺して塩と香辛料(高かった!)を少し振りかけてスープの横で焼く。
取り出したパンは焼きたてだ。
「時間停止のアイテムボックスはやっぱり超絶チートよね」
野営とは思えない程豪華な夕食が完成してしまった。
「いただきます」
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これも【精神強化】のおかげなのだろうか?
どことなく漢らしいメニューの夕食を終えた私は魔法で土壁を造り、入り口を塞ぐ。
誰も居ないと思うが、念のためだ。
周囲の安全を確保すると、手早く装備を外した上、更に服や下着も脱いで裸になった。
「う~む、美少女ね」
水面に映る自分の姿を見て独り言ちる。
生前の雰囲気を残しつつエルフ感のある顔立ちと白い肌が可愛らしい。
「前の私より明らかに可愛い……一体どう言う基準でこの姿になったのかしら?」
平均的な体型だった私だが、今は小柄でスラリとした細身の体型だ。
スラリとした…………そう、スラリとしている。
何処とは言わないがスラリとしてるのだ。
今後成長するのだろうか?
生前も大きいとは言わないまでも平均くらいはあった筈だ。
具体的にはBランク相当の戦闘力を有していた。
しかし、現在は明らかにAA相当。
よく見たら膨らんでいる……気がする程度だ。
「しゅ、種族的な物よね……きっと」
そう、これは種族的に仕方ないのだ。
漫画や小説ではエルフは大体貧乳だと相場が決まっている。
この世界でもそうなのだろう。
もし、この世界に巨乳エルフが存在するならば、神はロリコンクソ野郎に違いない。
自分のボディの考察をほどほどに、汗を流すことにする。
「“水塊”」
水源である此処には沢山の水が有るが、流石にまだ毒が消えていないので、水浴びには魔法を使う。
作り出した直径1メートル程の水の球を頭上に持って行きシャワーのように振らせる。
今、サービスシーンだぞ。
サービスシーンを終えた私は毛布に包まり、直ぐに眠りについた。
自分で思っていたよりもボス戦で疲労していたようだ。
翌日、朝の清々しい日差し……などは無い。
洞窟の中だからね。
野営場を手早く撤去した私は入り口を塞いでいた土壁を崩して外に出る。
燦々と降り注ぐ日差しに目を焼かれるが、直ぐに視界も戻って来た。
暗く閉鎖的な洞窟で過ごしていた反動か、私は意気揚々と歩み出すのだった。
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