Lv000のクズは引きこもりたい

kuria

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誕生

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少し前世の話をさせて欲しい
まず自分が死んだのは25歳で亡くなった
彼女はいない歴=年齢つまり25年だ
別にすごいことをやったとか
何かの賞も持ってない
才能も無かったし
すごい先祖もいないと思う
まあ平凡なサラリーマンだった
そうなぜ死んだかも覚えていない
なんでだろう?

目が覚めると寂れた鉄格子が見えた
周りを見回すと周りは木々が生い茂っていて
鉄格子に触ると開いた
不審がりながる進んでいくとお屋敷が見えてきた
少しボロいがすごく立派な建物だ
玄関と思しきボロボロになった扉の前まで来た
慎重に押して開けるとギィーという少し不快な音を出して開いた
中に入ると広い造りになっていて目の前に階段が2つ左右にあり
真ん中に大きな絵が飾られているが薄汚れてよくわからなかった
その部屋を見ているとなにか物音がした
自分「おーい誰かいるのか」
呼びかけるが返答なし
少し考えていると
?「サーチを取得しました」
頭の中からそんな声がした
不思議に思いながら周りを見渡すが何も無い
自分「サーチって・・・」
なんだと言いかけた時に自分から何かが出ていく
驚いて後ずさりする
右側に矢印がでた
その矢印を触ろうとするが触れず
不思議に思いながらその矢印の方に歩く
床がギシギシとなり少し抜けないか不安になりながら歩いていく
さっきのふたつある階段の右側の下に廊下があり手前の部屋に矢印が指していた
怖々としながらドアをノックする
その瞬間中で慌てたようなガタガタという物音がしてまたしずまった
自分「えーと誰かいるのかな?中入ってもいいかな?」
聞いてみるが声はしない
動物かなにかなのかな?
そう思いながらドアを開けた
中は部屋になっていてベットとイスと割れた鏡と小さい机一体になったクローゼットがあった
入ってキョロキョロと見ているとクローゼットの中でなにか音がした
クローゼットの扉の前まで行くとドアをノックした
自分「すいませーんいますよね?」
矢印もクローゼットを指してるし間違いないが
いきなり魔物とかないよな?
仕方なく開けてみると
薄汚れた布を頭から被っている何かがいた
大きさ的に動物では無さそうだが
自分「えーと言葉わかるかな?君は誰かな?」
よく良く考えればここは多分異世界言葉が通じでない可能性もあるかと思った
?「わ、わかるあなただれ?なんでこんなところにいるの?」
言葉はわかるのか良かった
だが何故ここにいるかと聞かれてもな
困って返答を考えているとジリジリと距離をとり始めた
?「も、もしかして山賊?奴隷商人?悪い人?」
そう言われ急いで首を振る
自分「ち、違うよえーとなんて言えばいいのかな?悪い人ではないから」
そう言いながら何か持ってないか探るために
着ていたスーツのポケットとかを探るが何も無い
困っていると
?「お兄さん変わった格好してるけどどこから来たの?」
少し笑いながらもう一度そう聞かれた
自分「ん~何処と言われても気づいたらここにいたから」
頭をかきながらそういうと
?「え!!神寄せなの?初めて見た!!」
嬉しそうに飛び跳ねてそういう
自分「カミヨセ?何それ?」
聞きなれない言葉にそう聞くと
?「神寄せはね神様が不意に連れてきた人のことだよ
その人はね自分が誰でどこから来たかも分からないって昔村の人に聞いたんだ」
嬉しそうにそう教えてくれた
つまりその神寄せってされた人はみんな神に連れてこられた人ってことか
?「ならお兄ちゃんは魔法が使えるの?」
そう言って腕を引っ張ってきた
それによって布は少しはだけて手が見えた
小さい手だったでもその手には無数の傷ができていた
魔法か使えるのかな?
手を前に出して少し考える
火は危ないし水かな?
そう決めて手の中にイメージしてみた
丸い水の玉を
自分「水」
そう言うと手のひらに丸い水の玉ができた
?「すごーい」
そう言って飛び跳ねた
その拍子に布が取れ顔が見えた
可愛らしい女の子だった
まあ声からして女の子だと思ってたけど
でも意外なことが
頭に犬の耳が着いていた
3角のピーンと立った可愛い耳が
?「あー!!」
犬耳の子は布が取れたことに気づき急いでまた布を被った
自分「犬耳がついてたもしかして獣人?」
そう聞くとがたがたと震え出した
それを見てハッとした
もしかしてこの世界の人間は獣人を嫌っているのか?
だからずっと隠してたのか
自分「魔法使えるみたいだなこの水飲むか?」
さっきまでと変わらず話しかける
もちろん目の前で少し水を飲んでみせて
飲むように促した
それを見てガタガタ震えていたのがおさまり
こくんとうなずいて布を取り水を少し飲んだ
その瞬間体が少し光った気がした
?「何このお水すごく美味しい上になんか元気が出てくる」
さっきまで気づかなかったがシッポが付いていて
ぶんぶん振りながら喜んでいる
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