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第一章 狂気の根源
徳川忠長の秘密3
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元来忠長の性格にはやや難があった。自分の気にいらない料理が出されれば、その料理がのった膳ごと畳の上にひっくり返して、料理を作った者を手打ちにしたりもした。
また、忠長公が殺生御法度の神社付近で猿狩をし、鉄砲で情け容赦なく多くの猿を殺しては喜んでいた。さらにはその神社は浅間神社といって、徳川家康公が元服をした場所でもあり、将軍家にとって由緒ある神聖な場でもあった。
そんな場所で殺生を行うなどとは言語道断との思いで神主をはじめ家来が止めに入るも、忠長は聞くに及ばず殺生を続けた。さらに、帰りの道中にめっぽう気を良くした忠長は駕籠の担ぎ手の尻を、日本刀で突き刺し、さらには降りて慌てふためく担ぎ手を一刀両断に斬り殺してしまう。
また、忠長公が殺生御法度の神社付近で猿狩をし、鉄砲で情け容赦なく多くの猿を殺しては喜んでいた。さらにはその神社は浅間神社といって、徳川家康公が元服をした場所でもあり、将軍家にとって由緒ある神聖な場でもあった。
そんな場所で殺生を行うなどとは言語道断との思いで神主をはじめ家来が止めに入るも、忠長は聞くに及ばず殺生を続けた。さらに、帰りの道中にめっぽう気を良くした忠長は駕籠の担ぎ手の尻を、日本刀で突き刺し、さらには降りて慌てふためく担ぎ手を一刀両断に斬り殺してしまう。
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