468 / 506
第一章 狂気の根源
徳川忠長の秘密56
しおりを挟む
「正気でも失ったのか!お主はどれだけ忠長様の力のおかげでそのような地位になり、飢饉の時もひもじい思いなどとは無縁だったであろう!それを保身のために言うにことかいて"家族と共に脱藩する覚悟を決めた"だと?開いた口が閉まらんは・・」
「お主とて本心ではわしと同じ想いであろう?もう良いのだぞ!忠長様は見つかることもないし、山からこの城に向かった別働隊も何も発見できまずじまいで、城に戻ってきた藩士らはわずか21人。
その半数以上が、藩の金と食糧、服などを持って脱藩したそうだ!」
さすがにそれを聞いた忠長よりの家老達ももはや反論はしなかったのだった。
「お主とて本心ではわしと同じ想いであろう?もう良いのだぞ!忠長様は見つかることもないし、山からこの城に向かった別働隊も何も発見できまずじまいで、城に戻ってきた藩士らはわずか21人。
その半数以上が、藩の金と食糧、服などを持って脱藩したそうだ!」
さすがにそれを聞いた忠長よりの家老達ももはや反論はしなかったのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
13
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる