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第二章 狂気に憑かれし者達との戦いが始まる
8代将軍吉宗の戦い70
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ほどなく幕府老中酒井忠徳が手配した祈祷師が江戸城内にある大庭にて、祭壇を作り、呪われし桐の箱のお焚き上げの準備を整えつつあった。
「上様!予定通りにて今夜に桐の箱をお焚き上げ致す万全の準備が整いました。」
老中酒井忠徳からの報告を受けた吉宗は、桐の箱を神前の間へと移すように指示を出した。
「あの部屋には決して、お焚き上げの時まで人を入れてはならぬぞ!良いな?」
「御意!」
桐の箱は酒井忠徳の手によって、神前の間へと運ばれていった。
それを見ていた吉宗に宗春によって差し出された美少年の小姓は、その箱が気になり、その神前の間の場所をしっかりと確認し、ひっそりと隙を見てその神前の間に入ろうとしていた。
「上様!予定通りにて今夜に桐の箱をお焚き上げ致す万全の準備が整いました。」
老中酒井忠徳からの報告を受けた吉宗は、桐の箱を神前の間へと移すように指示を出した。
「あの部屋には決して、お焚き上げの時まで人を入れてはならぬぞ!良いな?」
「御意!」
桐の箱は酒井忠徳の手によって、神前の間へと運ばれていった。
それを見ていた吉宗に宗春によって差し出された美少年の小姓は、その箱が気になり、その神前の間の場所をしっかりと確認し、ひっそりと隙を見てその神前の間に入ろうとしていた。
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