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第三章 狂気と共に明ける明治維新
15代将軍徳川慶喜の決断75
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どどっと押し寄せる狂人達を必死で食い止める紀州藩は新政府側に付いていた。
徳川茂承は紀州14代藩主であり、明治新政府に恭順し藩兵2000人、20万両を明治新政府に差し出していた。今では新政府の一軍として神戸からの伝令を受け、紀州から狂人を討伐していたのだった。
「筆頭家老安藤尚弘殿に申し訳ないが、広大な紀州の土地でこれだけ多くの狂人達をどう討伐すればよいのか。もはや兵も武器も食糧も限界でござる。避難した紀州の民を守るための多くの壁を築くのが限界でござる。殿は若山城から動く気配はないし、我らが現場で指揮を執るにももはや限界!!」
紀州藩軍奉行の惣田三郎は総指揮官でもある安藤に他藩からの支援や、神戸にいる新政府本隊からの早急な援軍を要請した。
徳川茂承は紀州14代藩主であり、明治新政府に恭順し藩兵2000人、20万両を明治新政府に差し出していた。今では新政府の一軍として神戸からの伝令を受け、紀州から狂人を討伐していたのだった。
「筆頭家老安藤尚弘殿に申し訳ないが、広大な紀州の土地でこれだけ多くの狂人達をどう討伐すればよいのか。もはや兵も武器も食糧も限界でござる。避難した紀州の民を守るための多くの壁を築くのが限界でござる。殿は若山城から動く気配はないし、我らが現場で指揮を執るにももはや限界!!」
紀州藩軍奉行の惣田三郎は総指揮官でもある安藤に他藩からの支援や、神戸にいる新政府本隊からの早急な援軍を要請した。
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