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第三章 狂気と共に明ける明治維新
15代将軍徳川慶喜の決断102
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桃井は大阪の治安も任せられている立場でもあり、政府からの信頼は厚かった。大阪の旧幕府時代の職を失った与力、同心らを集め全て引き取り鏡心明智流の激剣を教え独自の部隊を作りあげていた。その部隊は桃井の親衛隊浪花隊として常に傍らにいた。
「桃井隊長、ここは政府役人の言う通り、一度この場所を離れてみてはいかがですか?」
浪花隊副隊長の直江が進言する。
「いや、ここで迎え打つ!ただ・・正面からではなく、知略を使って迎え打つのだ。」
どうやら桃井春蔵には考えがあった。狂人達と徳川共和国軍との戦いに誘導させ、そして、一気に徳川共和国軍を叩くための。桃井はそれを指示した。
「桃井隊長、ここは政府役人の言う通り、一度この場所を離れてみてはいかがですか?」
浪花隊副隊長の直江が進言する。
「いや、ここで迎え打つ!ただ・・正面からではなく、知略を使って迎え打つのだ。」
どうやら桃井春蔵には考えがあった。狂人達と徳川共和国軍との戦いに誘導させ、そして、一気に徳川共和国軍を叩くための。桃井はそれを指示した。
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