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第三章 狂気と共に明ける明治維新
15代将軍徳川慶喜の決断111
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「やりましたな。ものの見事に。これであいつらは狂人達の餌食になりましょう!あとは西郷さんの政府軍が大阪に入り、後始末をした後に江戸総攻撃ですな。いやー天晴れ!天晴れ!!さすが品の桃井隊長ですな。」
桃井を先頭に浪花隊の隊員らが意気揚々と山の中を進んでいた。
その浪花隊を遠くの木々から見つめる男達がいた。
そう元新撰組隊士らだった。
「あやつらは味方なのか?それとも敵なのか??格好は町民の格好をしてるが刀を腰に携えている。」
「いや、きっと大阪の民だろうよ。身を守るために刀を持ってるに違いない。どれ、合流して助けてやるか。」
それを聞いていた一人の隊士が言った。
「待て待て、土方さんに報告しておいたほうが良いのでは?勝手に怪しげな者達を連れて行くわけにはまいらんぞ?」
「土方隊長はずーっと先を歩いてる。俺らは後方を見張りながら後をついていく任務だ。土方隊長の所まで行って戻ってくる間にあの者達の身に何かあったらどうする?土方隊長は必ず民を助けろと言うはずだ!!時間を無駄おろそかにはできぬ。今あの者達の元へと向かい声をかけるのが一番だ。」
結局一人の隊士に押される形で他の隊士達はしぶしぶ声をかける事にした。
明治政府の浪花隊というしかも桃井春蔵が隊長の治安部隊とは知らずに・・
桃井を先頭に浪花隊の隊員らが意気揚々と山の中を進んでいた。
その浪花隊を遠くの木々から見つめる男達がいた。
そう元新撰組隊士らだった。
「あやつらは味方なのか?それとも敵なのか??格好は町民の格好をしてるが刀を腰に携えている。」
「いや、きっと大阪の民だろうよ。身を守るために刀を持ってるに違いない。どれ、合流して助けてやるか。」
それを聞いていた一人の隊士が言った。
「待て待て、土方さんに報告しておいたほうが良いのでは?勝手に怪しげな者達を連れて行くわけにはまいらんぞ?」
「土方隊長はずーっと先を歩いてる。俺らは後方を見張りながら後をついていく任務だ。土方隊長の所まで行って戻ってくる間にあの者達の身に何かあったらどうする?土方隊長は必ず民を助けろと言うはずだ!!時間を無駄おろそかにはできぬ。今あの者達の元へと向かい声をかけるのが一番だ。」
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