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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言18
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つづいて来たのは法務大臣の井上だった。松本総理は同じ説明をすると井上大臣は意外な事を話した。
「狂人騒動といえば私は山口出身で先祖は長州藩の重役でした。その話聞いた事ありますよ。狂人騒動てのは確か呪われし棺を開けたとたんに気が狂ったとかなんとかて話を祖父が親父に話した事があるそうな。」
松本総理は興奮した様子でさらに尋ねた。
「棺?!桐の箱とかて事は言ってなかったのか??」
「いや、確か棺の箱と話してましたな。まぁもしかしたら違う箱かもしれませんがね。まあ総務省にそういった公文書が残ってないか調べてみますよ。」
そう言うと井上大臣もまた総務省へと戻っていった。
しかし、警察庁長官の川口は待っても姿を現さなかった。
「遅いなぁ。緊急だと言ったはずなんだがな。」
松本総理は秘書官に連絡をさせたが、公務中のため本日は行けないとのことであり、警察庁長官の呼び出しは改めてする事になった。そこで野畑防衛大臣にも総理自ら連絡を入れる事にした。
「狂人騒動?いつの時代の話しですか笑、総理。」
てっきり新型ステルス戦闘機の追加購入を許可する連絡だと思っていた野畑防衛大臣はまさかの狂人騒動の件での電話で大笑いをした。
「狂人騒動といえば私は山口出身で先祖は長州藩の重役でした。その話聞いた事ありますよ。狂人騒動てのは確か呪われし棺を開けたとたんに気が狂ったとかなんとかて話を祖父が親父に話した事があるそうな。」
松本総理は興奮した様子でさらに尋ねた。
「棺?!桐の箱とかて事は言ってなかったのか??」
「いや、確か棺の箱と話してましたな。まぁもしかしたら違う箱かもしれませんがね。まあ総務省にそういった公文書が残ってないか調べてみますよ。」
そう言うと井上大臣もまた総務省へと戻っていった。
しかし、警察庁長官の川口は待っても姿を現さなかった。
「遅いなぁ。緊急だと言ったはずなんだがな。」
松本総理は秘書官に連絡をさせたが、公務中のため本日は行けないとのことであり、警察庁長官の呼び出しは改めてする事になった。そこで野畑防衛大臣にも総理自ら連絡を入れる事にした。
「狂人騒動?いつの時代の話しですか笑、総理。」
てっきり新型ステルス戦闘機の追加購入を許可する連絡だと思っていた野畑防衛大臣はまさかの狂人騒動の件での電話で大笑いをした。
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