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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言37
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「いやこのポストの持ち主の関係者なのですが。彼の事を知っているのですか?」
運送会社の社員がその年寄りの男性に逆に聞き返した。
「どうもこうもじゃないよ。迷惑してんだよ。今しがた警察に相談してきたばっかなんだよ。もうかれこれ数週間叫び声をあげたり、壁を叩いたり、食器か何かを割った音がしたり、とにかく半狂乱的な行動をしてるんだよ。こっちはあまり関わりたくないからしばらくは我慢してたんだけど、もう限界だからね。こっちが気が狂っちまう。」
なんでも年寄りの男性の隣に住む男こそ、問題の桐の箱の配達員らしく、どうも数週間前、つまり会社に来なくなった時とほぼ同じ日から奇行的な行動をしてるらしい事がわかった。ひとまず様子を見にきた本社の社員は状況を本社に報告する事にした。
運送会社の社員がその年寄りの男性に逆に聞き返した。
「どうもこうもじゃないよ。迷惑してんだよ。今しがた警察に相談してきたばっかなんだよ。もうかれこれ数週間叫び声をあげたり、壁を叩いたり、食器か何かを割った音がしたり、とにかく半狂乱的な行動をしてるんだよ。こっちはあまり関わりたくないからしばらくは我慢してたんだけど、もう限界だからね。こっちが気が狂っちまう。」
なんでも年寄りの男性の隣に住む男こそ、問題の桐の箱の配達員らしく、どうも数週間前、つまり会社に来なくなった時とほぼ同じ日から奇行的な行動をしてるらしい事がわかった。ひとまず様子を見にきた本社の社員は状況を本社に報告する事にした。
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