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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言67
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首相官邸では公共の電波を通じて松本義徳首相が国民向けに緊急の会見を行った。
「我が国は勝手ない未曾有のウィルスに襲われてます。一人一人が自らの命を守る行動をして下さい。すでにこのウィルスは京都を発端として周囲に爆発的に感染が広がっています。感染した人達は正気を失って襲いかかってくるでしょう。家に入り鍵をしめて、事態が終息するまで何とか持ちこたえて下さい。米軍に救助支援もお願いしました。我が国の自衛隊と米軍によるオペレーションが始まるまで、家から出ないように。また、感染者が襲いかかってきたら、その場から逃げるか、あるいは武器を持って命を守る行動をしてください・・」
松本首相の緊急会見はラジオやテレビを通じて国内、世界へと発信されていく。
「えらい事になっただな。ここは田舎だから大丈夫だろ。」
地方にある山の中で暮らし、農作業をしてる高齢者は軽トラから聞こえてくる首相の会見を聞きながらタバコを吸い軽く流して聞いていた。
しかし、事態は確実に急速にドーナツに群がる沢山の蟻のように列島を覆う事になるとは、この農家の高齢者はまもなく知る事になる。
「我が国は勝手ない未曾有のウィルスに襲われてます。一人一人が自らの命を守る行動をして下さい。すでにこのウィルスは京都を発端として周囲に爆発的に感染が広がっています。感染した人達は正気を失って襲いかかってくるでしょう。家に入り鍵をしめて、事態が終息するまで何とか持ちこたえて下さい。米軍に救助支援もお願いしました。我が国の自衛隊と米軍によるオペレーションが始まるまで、家から出ないように。また、感染者が襲いかかってきたら、その場から逃げるか、あるいは武器を持って命を守る行動をしてください・・」
松本首相の緊急会見はラジオやテレビを通じて国内、世界へと発信されていく。
「えらい事になっただな。ここは田舎だから大丈夫だろ。」
地方にある山の中で暮らし、農作業をしてる高齢者は軽トラから聞こえてくる首相の会見を聞きながらタバコを吸い軽く流して聞いていた。
しかし、事態は確実に急速にドーナツに群がる沢山の蟻のように列島を覆う事になるとは、この農家の高齢者はまもなく知る事になる。
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