【R18】触手鎧姫 エレナ 強く美しい淫蕩な触手の姫

瀬緋 令祖灼

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第三話 女剣士フィリス

発情するフィリス

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「あうっ」

 突如、フィリスの体に快電が走り フェリスは艶声を上げた。
 わずかな衣擦れ、シャツが胸を、ズボンが秘所を、ほんの少し擦っただけで官能の甘く激しい刺激がピースの全身を貫き通し、体が痺れて脱力し地面に倒れた。

「あああんんっっ」

 地面に倒れる衝撃も、激痛も、甘く痺れるような快感に変わりフィリスは艶声をあげた。
 それでも官能のしびれは消えず、むしろ疼きが強まっていく。
  フィリスは、その絶え間ない恥ずかしくも官能的なしびれに溺れそうになっていた。

「素晴らしいわね」

 その様子を見ていた エレナが賞賛の言葉を送った。

「そこまで能力が上がるなんて思わなかったわ」

「見るな! あうっ!」

 エレナの視線が向けれられているのを敏感になったフィリスの体は捉えていた。
 そして見られているのが快感であることにフィルスは戸惑っていた

「僕の、あうっ……醜態を、うっ……笑う……あんっ……のか……うううっっ」

 快楽に襲われながらもフィリスは睨み付けるがエレナは真摯に受け止めて伝えた。

「いいえ 本当に褒めているのよ」

 エレナの言ってることは本当だった。
 純粋にフィルスの能力を称賛していたし敏感になっていたフィリスの体はエレナの声色からその感情を正確に、自分に対する称賛を読み取っていた。

「これほどの能力向上を先ほどまで見せるなんて本当に予想外だったわ。普通ならもっと早く。今のような状態になっているのに。私を追い詰めるほど 能力が高まるなんて、あなたは本当に才能も素質もあるわ」

「僕に何をしたんだ」

 ようやくフィリスは自分の体の変調がエレナによるものだと気がついた。

「……まさか……毒を」

 フィリスは、恐怖に震える。だがすぐに否定する。
 修行の時 毒を受けても戦えるように実際に毒を受けて動いたことがある。
 毒ならば体の動きがもっと早く阻害され、痺れていたはずだ。
 このような快感が生まれることなどないはずだ。

「そんな無粋なものじゃないわ」

 エレナも否定する。

「私も愛用している媚薬、興奮剤よ。能力も、感度も、精力も、すごく高まるのよ。だけど過剰に摂取すると体が感じすぎて、そんな風になってしまうの」

 ウットリとした表情を見せながらエレナは言う。

「人間なら ほんの少し空気中に散布したやつを吸い込むだけで発情してよがり狂うの。だけれど、あそこまで激しく戦えるなんて、あなたは本当に強いわ」

 エレナはフィリスに近づき服の上からそっと体を撫でた。

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