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プロローグ
しおりを挟むオレのオヤジは、ヤクザだった。
いや、ヤクザじゃなかったかもしれない。
大体、本物のヤクザなんて知らないし、本物のヤクザってすげぇ高い服着て、全身キラキラしてて、すげぇ高い車に乗ってるって感じだったから。オレのオヤジはいつも安物の服着て、ダサいチャラチャラしたネックレスしてて、車だって持ってなかったから、とても本物のヤクザには見えなかった。ヤクザっていうより、その辺のチンピラって感じ?
だから、オヤジはいつも威張りくさってた。
歩く時も、誰かと話す時も、何をする時も、いつもわざと大げさに見せて、わざと汚ない言葉を使って、わざと自分をエラそうに見せてた。
そして、よく怒鳴って、よく殴った。
オレと母さんは、いつもオヤジの気嫌が悪いと、怒鳴られて、殴られた。
特にお酒を飲んで酔っぱらうと酷かった。
初めの内は気嫌よく飲んでいたと思うと、とつぜん気嫌が悪くなって、「テメェ、ひとのことバカにしてんのか!」とか、「オレの言うことが聞けねぇのか!」とか怒鳴り始めて、辺りの物をあれこれ構わず投げつけたり。母さんが、「やめてっ」って言ってるのに顔を殴ったり髪の毛を引っ張ったり。オレがじっと見てると、「何だっ! 何か文句あんのか!」ってオレの横っ面を張り飛ばしたり、とにかく酷かった。
だから、オレはオヤジが大嫌いだった。
オレは、母さんが、自慢じゃないけど、オレの母さんってすげぇ美人なんだけど、何でオヤジと結婚したのか、さっぱり分からなかった。
それで、ある日オレは母さんに、「ねぇ、母さんって何であんな酷いヤツと結婚したの?」って聞いてみたら、母さんは初め困ったような顔をして、でもその後少し笑いながら、「でも、あんな人でも時々イイところもあるのよ」って。
オレはますます分からなくなっちゃったけど、でも母さんの笑顔を見たら、何となく、「まっ、いっか」って気分になって、それで別にオヤジのこと許せた訳じゃないけど、少しくらいなら我慢しようって思ったんだ。
オレたちの住んでいた部屋は、汚いボロアパートの二階で、六畳一間ってヤツ?家具も小さなテーブルとテレビくらいだったけど、洋服とか色んなものでゴチャゴチャあふれ返ってて、メシ食うのも寝るのもみんな一緒だったから、布団もろくに敷けないような状態だった。
オヤジは、昼頃まで寝てたかと思うと、突然フラフラと起き出して、しばらく部屋でウダウダした後、どこへ行くのか分からないけど出掛けたっきり、夜遅くなってから帰って来たり、来なかったり、どうせろくな仕事もしてなかったんだろうけど、そんな毎日を繰り返していた。
母さんは、そんなオヤジのために、毎日近所のスーパーにレジ打ちのパートに行って、何とか生活費を稼いでどうにか暮らしてたんだ。
オレは、学校に行っても、名前のこととか、誰から聞いたのか分からないけどオヤジの噂のこととかでイジメられるから、ろくろく学校にも行かず、毎日部屋でテレビを見たり、時々は母さんの手伝いで買い物に行ったり、部屋の片付け、片付けっていってもゴチャゴチャ散らかったものをただ端っこに寄せたりするだけだったけど、そんなことをして過ごしていた。
そんなサイテーな生活だったけど、オレは母さんと一緒ならこれからもきっとやっていける。何とかあのクソオヤジとも我慢して一緒に生きていられる。母さんさえいれば多分大丈夫だって、本当にそう思ってたんだ。
ある日、オヤジの所へ珍しくお客さんがやって来た。
そのひとは、女のひとで、まぁまぁ美人で、っていっても母さんには全然負けるけど、黒っぽい洋服に、デパートの紙袋みたいなものを持って、突然オヤジを訪ねて来たみたいだった。
そして、部屋の中に入ってオヤジと、母さんと、三人で座ってテーブルを囲むと、何だか難しい話をし始めた。
オレはまだガキでよく分からなかったし、母さんに、「あんたはテレビ見てなさい!」って言われてずっとテレビ見てたから、よく覚えてないんだけど、「タマを取る」とか、「男になる」とか、意味が分からない言葉が時々聞こえて、何だかさっぱり分からなかったけど、ただ、何か女のひとがオヤジに頼み事をしてるみたいで、オヤジはずっと下を向いて、時々女のひとの顔を見て、一生懸命頷いてるみたいだった。
母さんは母さんで、オヤジの横に座って一緒に話を聞いたり、時々立って隣の台所に行って、お茶のお代わりとか、果物をむいて持って来たり、落ち着かない様子だったけど、何だかとても心配そうな顔でオロオロしてた。
そして、しばらく話をした後、「頼んだよ」って言って、持って来たデパートの紙袋をテーブルの上に置いて、その女のひとはオヤジと母さんに見送られてアパートを出て行った。
オレは、その紙袋が気になって、何かものすごく美味いお菓子でも入ってるんじゃないかって、部屋に誰もいない間によっぽど開けてやろうと思ったんだけど、きっとまたオヤジにブン殴られるだろうと思ったから、開けるのを我慢したけど、オヤジたちが戻って来た後もずっとその紙袋が気になってた。
オヤジは、その紙袋を何かとっても大事なものでも入っているみたいに、両手でしっかりと持ち上げると、ガラクタだらけの部屋の隅っこに、そっと隠すように置いた。
オレは、オヤジが紙袋を台所の冷蔵庫に入れなかったから、きっとお菓子じゃないんだと思って、その紙袋のことはもう忘れることにした。
その日の晩メシの時、オヤジは珍しく上機嫌だった。
怒鳴ったり、オレたちを殴ることもせず、酔っ払った真っ赤な顔で、「これでやっとオレの苦労も報われる」とか、「いつかお前たちにも、もっともっと贅沢させてやるからな!」とか、何だかエラく調子のイイことを言って、ひとりで喜んでた。
ただ、母さんはそんなオヤジの上機嫌な顔とは反対に、ずっと座ったまま下を向いて、時々涙をこぼしてたりして、ちっとも嬉しそうじゃなかった。
オレはとりあえず今夜は痛い思いをしなくて済みそうだと、大して腹いっぱいでもないのに、何だか急に眠くなってきて、そのまま安心して倒れるように横になって、さっさと眠っちまったんだ。
そして、それから何日か経ったある日、オヤジは珍しく早起きをして、いつもとは違うちょっと高そうな服を着て、泣きながら見送る母さんを残したまま、出掛けにオレの方を振り返って、笑ったような困ったような、何だか変な顔をしたと思ったら、そのままアパートを出て行った。
オヤジは、そのまま戻らなかった。
オヤジがいなくなっても、オレたちの生活は変わらなかった。
母さんは相変わらずパートに行って、オレは相変わらず学校には行かなくて、ただオヤジがいなくてもう少し気分が良くなると思ったのが、あんまり良くもなくて、オレは何だか気が抜けたような、変な気持ちだった。
そう言えばあの時の紙袋はどうなったんだろうと思って、部屋の隅のガラクタをあさってみたけど、そこにはもうあの紙袋は無くなってて、何だかオレはあの紙袋がオヤジをどこかに連れて行ってしまったんじゃないかと、少し不思議な気分だった。
それから一週間くらい経った頃だと思うけど、ある日電話が掛かってきて、電話に出た母さんの顔が、話を聞いているうちに見る見る青ざめてきて、受話器を置いた後、オレに、「母さんちょっと出掛けて来るから」って言うと、急いで支度をして出て行った。
オレはきっとオヤジがまた何かやらかしたんだろうと思って、大して気にもしないで、いつも通りテレビを見て母さんの帰りを待っていたけど、母さんはなかなか帰って来なかった。
そして、夜遅くなってからやっと帰って来たと思うと、何だかすっかり疲れ果てた様子で、オレのメシも作ってくれないで、そのままぐったりと横になって眠ってしまった。
オレはものすごく腹が減ってて、母さんにメシ作ってくれって頼みたかったけど、母さんがあんまりに疲れた様子だったから、それ以上もう何も言えなくなって、母さんの横に寝そべって、一緒に寝ることにしたんだ。
だけど、何だかものすごくイヤなことが起きそうな感じがして、何かとてつもなく恐ろしいものが襲って来るような気がして、その晩はいつまでもいつまでも眠れなかったことを覚えてる。
アイツらがやって来たのは、それからすぐのことだった。
ある日オレたちが晩メシを済ませて、もうそろそろ寝ようかって片付けを始めた時、アイツらは突然やって来た。
いきなりドアをノックする音がして、母さんが、「どなたですか?」って聞いても返事もしないで、あんまりにうるさくノックするもんだから、母さんが玄関に行ってちょっとドアを開けると、「邪魔するよ」って言って、アイツらはいきなり部屋の中にズカズカと上がり込んできたんだ。
アイツらは二人組で、どっちもヨレヨレのシャツにしわだらけのズボン、ひとりはサングラスを掛けて目は見えなかったけど、もうひとりはサングラスは掛けないで、茶色のだらしなく伸びた髪の毛の中から、細い薄気味の悪い目が光ってた。
サングラスの男は坊主頭で、その頭をなでながら、「おたくのダンナ、エラいことしてくれたなぁ」って言って、怖がる母さんの顔を覗き込んだ。
そして、しばらく母さんの顔をじっと見つめた後、いやらしそうにニヤッと笑ったと思うと、もうひとりの茶髪の男とドカッとテーブルの前に座り込むと、「まぁ、これも何かの縁だから、まずはゆっくりと話でもしようや」って言って、母さんを無理やり座らせると、またさっきみたいに母さんの顔と、今度は体中をジロジロと眺めると、さっきよりもいやらしそうな顔でニヤニヤと笑いながら、茶髪の男に何かヒソヒソと話しかけてた。茶髪の男も同じように母さんのことをじーっと見つめては、サングラスの男の言葉に頷いていた。
アイツらがどんなヤツか、その時のオレはまだよく分からなかったけど、ただ間違いなくオレのオヤジとは比べものにならないくらいの、とんでもなく悪いヤツらだってことは、はっきりと分かってた。
「それにしても、ねぇさん何であんなヤツに頼んじまったんだろうねぇ」サングラスの男は、まるでオレなんか初めからいないみたいに、母さんの顔ばっかり見ながら、誰に言ってるのか分からないように呟いた。
「ほんと、水くさいっすよね」もうひとりの男が相づちを打つと、「バカやろう!」っていきなりサングラスの男が茶髪の男の頭をはたいた。
「オメェにねぇさんの気持ちの何が分かるっていうんだ!」
茶髪の男は、何で自分がはたかれたのか分からないみたいだったけど、サングラスの男は構わずに喋り続けた。
「ねぇさんは、オレたちに気を遣ってくれたんだよ! オレたちに迷惑掛けちゃいけねぇと思って、親心でこんな狭っ苦しいオンボロアパートの、大して役にも立たないはすっぱのチンピラ野郎に、大事な仕事を任せたに決まってんだろうが!」
そしてまた母さんの方を見て、「ま、悔しいけど確かに女房だけは一級品だわ」って言うと、もう一度茶髪の男と顔を見合わせて、「ヒヒヒ…」って気持ちの悪い笑い方で、お互い肩を揺すって笑った。
「ま、どっちにしてもやっちまったモンは仕方ねぇ」
サングラスの男は、いきなりポケットからタバコを取り出すと、ライターで火を点けて、断りもなく吸い始めた。
「なぁ、奥さんよぉ。ヤツは当分の間出て来れねぇだろうし、これから先女手ひとつじゃ何かと心配だろうから、まぁ仲良くやろうや」
そして、そこで初めてオレがいたことに気付いたように、こっちの方を向くと顔を近付けてきて、「こんな小さなガキもいることだし、な」と言って、オレの頭を軽く小突いた。
その時男の吐いた息はタバコのイヤな匂いに、いつもオヤジの口から匂う、酒くさい匂いが混じってた。
「あのぅ…」
その時、それまでずっと黙っていた母さんが、オレの話になったとたんに、いきなり喋り始めた。
「悪いけど、そろそろ帰ってもらえませんでしょうか。もう子供も寝る時間ですし…」
だけど、サングラスの男はまるでそんな母さんの言葉など聞こえなかったみたいに、また母さんの方を向き直って言った。
「なぁに、悪いようにはしねぇよ。あんなどうしよもないヤツでも、とりあえずは弟分として面倒見てやったこともあったし、ヤツがいない間にアンタたちに何かあったら、一応兄貴分のオレたちの顔が立たねぇからな」
そして、「なぁに、悪いようにはしねぇから、安心しなよ」って、同じようなことを繰り返し言うと、また茶髪の男と顔を見合わせて、ニヤッと笑った。
その時、サングラスの男が吸いかけていたタバコの先から、長くなった灰がポロッと男の膝の上に落ちた。
「おっと、いけねぇ」
サングラスの男は灰を手で払った。
「悪いねぇ、奥さん。ちょっと灰皿持って来てくんねぇかな」
そして、母さんが立ち上がると、「それと…」とつけ足して言った。
「悪いけど、何か酒でも持って来てくんねぇかな」
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