45 / 65
第四章
44 〜い、痛い!!
しおりを挟む
R?
──────────────
カイは唇を離して、智美の様子を目に映す。
薄暗い部屋の簡素なベッドに、荒い息をしながらくたりと、悦に入った様子で横たわる己の泉侶に、うっとりとカイは魅入る。
魔力酔はしても魔力を引き受けただけで、龍泉の副作用の淫効果はでないのだが、魔力酔の酩酊感と性的興奮で、気持ちが本能に近くなっているのだろう。
下のにのばした手に触れる、智美の下着は既にぐっしょりと濡れている。
薄らと濡れた下着に透ける割れ目に、カイは指をあてがい軽く擦る様に何度か弄ると、そんな軽い愛撫にも感じるのか、智美は身体がビクビクと震え嬌声をもらす。
「あぁ~あっ」
艶やかな声に惹かれて、智美の顔を見ると、口を薄らと開けて、少し苦しそうな息づかいに潤んだ瞳でこちらをぼんやりと見ていた。
その視線にカイはたまらなくなり、顔中に口付けの雨を降らせながら、下を弄っていた指で下着をずらして、智美の熱くぬかるんだ蜜壺に指を一本差し入れた。
おそらく慣れていないその場所は、異物を入れられて不快だったのだろう、智美は少し眉をひそめていた。
不快な様子を浮かれた気分でカイは見詰める。
催淫効果が出ているのに、蜜壺で悦楽を得ることができていないのは慣れていないから、初めてなのだろと思うと、はやる自分の心と身体を戒める。
指一本入れてるだけなのに、ぬかるんだ中はキツそうで、眉をひそめている様子に、自分とのこの行為で悦楽を覚え込ませるように、カイは入れている指をそのままに、蜜壺の上にある悦芽に蜜壺から溢れ出ていた蜜をそっと親指で擦り付けた。
「ひっあっああ」
そっと擦っただけの愛撫で智美は嬌声を上げ、中に入れていた指をギュッと締め付ける。
智美の艶のある声にカイはそのまま、悦芽と蜜壺を同時に擦るように愛撫し続けた。
得易い悦芽の快楽に智美は翻弄される、一緒に擦られている蜜壺の違和感は無くなり、愉悦で溢れる蜜を得て、蜜壺から漏れる卑猥な水音が大きくなる。
その音からも耳を侵されたように感じてしまい、ゾクゾクとした気持ち良さが、智美の身体を痙攣させる。
その時、蜜壺の入り口辺りを弄っていた指が、奥までグッと入れられたと同時に、優しく擦っていた悦芽をぐりっと少し強く弄られて、強い刺激に智美は押し上げられて、目の前がチカチカしたような真っ白な視界になり、掠れた様な一際高い声を上げてイッた。
カイは智美がイッた時息を詰めていたため、今は荒い息をハアハアとつき、指に感じる締め付けが己の肉杭を締め付けるのを想像してしまい、さらにたまらなくなり急いで自分の服を脱ぐ為に、慌てた様に指を引き抜いたためか、その衝撃も悦に触れたのか、智美から声が漏れた。
「あぁっ」
『!』
その声にカイは急いで自分の衣服のみならず、下着も脱ぎ捨て、達した悦楽でうっとりとぼんやりしている智美の脚の間に陣取り、智美のヨレヨレになった下着を外すと、もうすでに涎を垂らしながらいきりたっている己の肉杭を、智美の蜜壺へあてがった。
「い、痛い!!」
グッとそのまま押し込もうとすると、智美から痛がる声が上がった、そこでカイはハッと我にかえるが身体はいきりたったままで、このまま突き入れたい欲求と戦う、あてがった蜜壺は悦楽を与えたがまだ狭く、とてもカイの肉杭を受け入れられそうもない。
カイは処女を相手にしたことがなかった。
だが、最初は痛いモノだと聞いたことがあるので、そこで迷いが生じるが、身体は欲求のまま進めようと、熱く硬い肉杭をぐりっと押しあてるが、智美はやはり痛がるし先すらも全く入らない。
カイは一瞬考えた後、智美のむっちりとした太腿を撫であげ、開いていた智美の両脚を片腕で纏めて抱え持ち上げる。
軽く逆さに抱え上げられるようにされ、少し放心していた智美は、何をされるのか分からず、少し不安な表情を見せた。
肩はシーツについているのに、背とお尻は宙に浮くその格好は、智美には自分の身体が良く見えてしまっているが、悦に侵されているのか、ぼんやりと不安そうにカイを見るだけで、抗いはしなかった。
智美は、浮いていた腰をがしりとつかまれたと思ったら、熱く太いモノが、智美の蜜壺と悦芽を摩るようにあてがわれ、愛液で濡れた太腿を抜き差しし出した。
「あ、あ、ああっつ、うあん、あ、あっ」
声が自然にこぼれ落ちる。
何度かイッたおかげか、智美の霞んでいた意識が戻ってきていたが、カイから与えられる悦びに身体が引きずられていき、何も考える事が出来ない。
いわゆる素股をされているわけだが、それすらも思いつかず、唯々気持ちいいだけが頭を占めていく。
(きもちいい…いい…きもち…いい…いい…)
薄暗い部屋の中に智美の嬌声とカイの荒い息づかいと、肌と肌がぶつかり合う破裂音と卑猥な水音が響き渡る。
熱く硬いカイの肉杭で、悦芽と蜜壺の口を思いのまま責められ、身体に溜まりゆく悦に智美が昇り詰めようとした時、行為の間中声を出さなかったカイに名を呼ばれた。
『くっ、サトミっ』
「!!!!」
智美はそれを引き金に、背を一際逸らして、息を吐くようにか細い悲鳴を上げて達し、その智美の様子にあてられ、あたかも蜜壺に突き入れるように、智美のむっちりとした髀肉に肉杭を穿ち、腰を打ち付けると、カイも欲望の熱い白濁を智美の上に吐き出した。
智美は悦に入ったまま、熱い物が腹や胸にかかり、飛沫が顎から垂れていくのを感じていた。
──────────────
後書き
なんて言うか、色々すみません。
──────────────
カイは唇を離して、智美の様子を目に映す。
薄暗い部屋の簡素なベッドに、荒い息をしながらくたりと、悦に入った様子で横たわる己の泉侶に、うっとりとカイは魅入る。
魔力酔はしても魔力を引き受けただけで、龍泉の副作用の淫効果はでないのだが、魔力酔の酩酊感と性的興奮で、気持ちが本能に近くなっているのだろう。
下のにのばした手に触れる、智美の下着は既にぐっしょりと濡れている。
薄らと濡れた下着に透ける割れ目に、カイは指をあてがい軽く擦る様に何度か弄ると、そんな軽い愛撫にも感じるのか、智美は身体がビクビクと震え嬌声をもらす。
「あぁ~あっ」
艶やかな声に惹かれて、智美の顔を見ると、口を薄らと開けて、少し苦しそうな息づかいに潤んだ瞳でこちらをぼんやりと見ていた。
その視線にカイはたまらなくなり、顔中に口付けの雨を降らせながら、下を弄っていた指で下着をずらして、智美の熱くぬかるんだ蜜壺に指を一本差し入れた。
おそらく慣れていないその場所は、異物を入れられて不快だったのだろう、智美は少し眉をひそめていた。
不快な様子を浮かれた気分でカイは見詰める。
催淫効果が出ているのに、蜜壺で悦楽を得ることができていないのは慣れていないから、初めてなのだろと思うと、はやる自分の心と身体を戒める。
指一本入れてるだけなのに、ぬかるんだ中はキツそうで、眉をひそめている様子に、自分とのこの行為で悦楽を覚え込ませるように、カイは入れている指をそのままに、蜜壺の上にある悦芽に蜜壺から溢れ出ていた蜜をそっと親指で擦り付けた。
「ひっあっああ」
そっと擦っただけの愛撫で智美は嬌声を上げ、中に入れていた指をギュッと締め付ける。
智美の艶のある声にカイはそのまま、悦芽と蜜壺を同時に擦るように愛撫し続けた。
得易い悦芽の快楽に智美は翻弄される、一緒に擦られている蜜壺の違和感は無くなり、愉悦で溢れる蜜を得て、蜜壺から漏れる卑猥な水音が大きくなる。
その音からも耳を侵されたように感じてしまい、ゾクゾクとした気持ち良さが、智美の身体を痙攣させる。
その時、蜜壺の入り口辺りを弄っていた指が、奥までグッと入れられたと同時に、優しく擦っていた悦芽をぐりっと少し強く弄られて、強い刺激に智美は押し上げられて、目の前がチカチカしたような真っ白な視界になり、掠れた様な一際高い声を上げてイッた。
カイは智美がイッた時息を詰めていたため、今は荒い息をハアハアとつき、指に感じる締め付けが己の肉杭を締め付けるのを想像してしまい、さらにたまらなくなり急いで自分の服を脱ぐ為に、慌てた様に指を引き抜いたためか、その衝撃も悦に触れたのか、智美から声が漏れた。
「あぁっ」
『!』
その声にカイは急いで自分の衣服のみならず、下着も脱ぎ捨て、達した悦楽でうっとりとぼんやりしている智美の脚の間に陣取り、智美のヨレヨレになった下着を外すと、もうすでに涎を垂らしながらいきりたっている己の肉杭を、智美の蜜壺へあてがった。
「い、痛い!!」
グッとそのまま押し込もうとすると、智美から痛がる声が上がった、そこでカイはハッと我にかえるが身体はいきりたったままで、このまま突き入れたい欲求と戦う、あてがった蜜壺は悦楽を与えたがまだ狭く、とてもカイの肉杭を受け入れられそうもない。
カイは処女を相手にしたことがなかった。
だが、最初は痛いモノだと聞いたことがあるので、そこで迷いが生じるが、身体は欲求のまま進めようと、熱く硬い肉杭をぐりっと押しあてるが、智美はやはり痛がるし先すらも全く入らない。
カイは一瞬考えた後、智美のむっちりとした太腿を撫であげ、開いていた智美の両脚を片腕で纏めて抱え持ち上げる。
軽く逆さに抱え上げられるようにされ、少し放心していた智美は、何をされるのか分からず、少し不安な表情を見せた。
肩はシーツについているのに、背とお尻は宙に浮くその格好は、智美には自分の身体が良く見えてしまっているが、悦に侵されているのか、ぼんやりと不安そうにカイを見るだけで、抗いはしなかった。
智美は、浮いていた腰をがしりとつかまれたと思ったら、熱く太いモノが、智美の蜜壺と悦芽を摩るようにあてがわれ、愛液で濡れた太腿を抜き差しし出した。
「あ、あ、ああっつ、うあん、あ、あっ」
声が自然にこぼれ落ちる。
何度かイッたおかげか、智美の霞んでいた意識が戻ってきていたが、カイから与えられる悦びに身体が引きずられていき、何も考える事が出来ない。
いわゆる素股をされているわけだが、それすらも思いつかず、唯々気持ちいいだけが頭を占めていく。
(きもちいい…いい…きもち…いい…いい…)
薄暗い部屋の中に智美の嬌声とカイの荒い息づかいと、肌と肌がぶつかり合う破裂音と卑猥な水音が響き渡る。
熱く硬いカイの肉杭で、悦芽と蜜壺の口を思いのまま責められ、身体に溜まりゆく悦に智美が昇り詰めようとした時、行為の間中声を出さなかったカイに名を呼ばれた。
『くっ、サトミっ』
「!!!!」
智美はそれを引き金に、背を一際逸らして、息を吐くようにか細い悲鳴を上げて達し、その智美の様子にあてられ、あたかも蜜壺に突き入れるように、智美のむっちりとした髀肉に肉杭を穿ち、腰を打ち付けると、カイも欲望の熱い白濁を智美の上に吐き出した。
智美は悦に入ったまま、熱い物が腹や胸にかかり、飛沫が顎から垂れていくのを感じていた。
──────────────
後書き
なんて言うか、色々すみません。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる