沖縄証券マン殺人事件

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第一話公立探偵と沖縄証券マン殺人事件

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私は公立探偵の志村健斗です。以後お見知りおきを、さてこれから皆さんとある事件について調べていきますが、ここで一つ皆さんの疑問解いておきましょう。それは「公立探偵って何ぞや」というところですね。皆さん疑問思ってると思います。公立探偵とは国家公認の探偵です。私立探偵との違いは公に捜査ができ、警察の捜査情報をも知る事ができるという事です。扱いとしてはは準公務員に分類されます。公立探偵は日本全国で私一人しかいません。それだけ特別と言う事です。では公立探偵ができる経緯について説明します。1976年ロッキード事件をきっかけに明るみとなった金権政治、これは政治にとどまらず警察内部でも存在した。政治には切り込めても身内には切り込めなかった警察、世間は「こんな汚職だらけの警察がまともに事件を捜査できるのか」「隠蔽するんじゃないのか」と言った声が多く生まれた。この事態を重く見た政府は警察の事件捜査を第3者視点で改めて捜査する公立探偵制度を導入した。これが公立探偵の始まりである。というわけで皆さんの疑問を解いたので早速今調べている事件について説明しよう。ある日国からの要請で沖縄に飛ぶように言われた私は即座に沖縄に向かった、沖縄に着くなり那覇市内のとあるビジネスホテルの一室に通された。何かの事件現場であろうその部屋には大量の血痕が残っていた、私はそこにいた刑事から事件の詳細を聞き度肝を抜かれた。なんと被害者は東京で発生したライブドア事件の主犯格と目される男だったのだ、とにかくただの事件ではないと分かった私はすぐに捜査に乗り出した。まず私は発見当時の状況と被害者の足取りを調べるために付近にある警察署を訪れた。私は渡された資料を読み違和感を覚えた。まず被害者はホテルの部屋でサウナ着のまま倒れており両手首、首、腹部と複数の切り傷が残っていた、そして発見直前ホテルの非常ベルが被害者本人の手によって押されていたのだ。自殺をする人間がわざわざ非常ベルを押すだろうか?何よりためらい傷にしては多すぎるし何より捜査資料が少なすぎる一体どうなってるんだ?私は違和感を覚えつつも被害者の足取りについての資料を読んだ、まず被害者は18日朝羽田から飛行機で沖縄に向かいそのままで自殺現場となったホテルに向かっている。しかも飛行機は偽名でチケットを取っており偽名でホテルも取っていた、私の中に違和感が募る。何故偽名なのかがわからなかった。何故なら事件発生当時ライブドア事件は捜査中でありマスコミにも名前は一切流れていなかったのだから実際事件の詳細と主犯とみられる人物名が公開されたのはついさっきなのだ。その為偽名で沖縄に行くこともなかったのだそして何より何故沖縄に行ったのかがわからなかった。警察ではその日のうちに自殺と断定し公表していた。何故ろくに調べもせず自殺だと判断したのか、いずれにせよ私は被害者について詳しく調べる事にした。
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