戦車バカ一台(戦車に憑依した俺がアメリカで無双する件)

TANK_KONG

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第一章

01

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 …
 ……
 ……鉄の味がする…

 …何だ、この感覚は。

 鉄の味はするが、舌が感じた訳ではないようだ。
 そもそも舌が動かせない、??
 いや、それどころか身体もどこも動かせない。
 ていうか身体がどうなっているかも判然としない。
 目も開かない、音も聞こえない。
 何がどうなっている?

 暗闇の中、ただ、自分だけが居る。

 こうなる前に何をしていたか思い出せない。

 ……

 いや、徐々に記憶が……

 ……確か何かの展示会に…そう、プラモの展示会だ。

 静岡の展示会で、主催するメーカーのラインナップに30年ぶりにミリタリーモデルシリーズが復活したとかで、それを見に来たはずだが…

 そう、そこに実物の戦車が飾ってあったのを思い出した。
 自衛隊で使っている実物の、実用化試験の最終試作車だったと思う。
 いわゆる第4世代と呼ばれる、乗員が一人でも作戦が可能なワンマンオペレーションを実現した戦車で、ロシアと中国以外ではアジアで唯一日本だけが延々と戦車開発を続けており、大陸国でも武器輸出国でもないのになぜ?と世界から不思議に思われていたのだ。
 多分、某重工メーカーのお偉いさんに戦車好きが居るんだと思うが、同じく戦車好きの俺としてはちょっと誇らしかったりする。
 いや、そんな話は今はどうでも良い。
 そこで何が起こったかだ。
 そう、確か会場でその実物に触れた瞬間、何か電気が走ったというか、ビクッとなったんだが、その時何かが起きたんだと思う。
 そこからの記憶が無い。
 寸前に悲鳴のようなものが聞こえた気がするのだが、そこで完全に意識が途切れたのだ。
 良く分からないが、とにかく一瞬で意識が無くなっていることを考えると、何かが落ちてきて死んだのか、核爆弾でも落ちたか。
 そんなことをしばらく考えていると、急に頭に電気が流れる感覚がして、音が聞こえるようになった。
 電話越しに聞く音声のように、明瞭ではなくガサガサと、ノイズ混じりで音が聞こえる。
 女の人の声がする。
 何だ?独り言のようにブツクサ喋っているが、よく聞き取れない。
 だが、その声の主が「よっしゃ」と言った瞬間、突然目が見えるようになった。
 ゆっくり目が開くとかではなく、いきなりだ。
 ちょうどテレビのスイッチが入ったかのように、いきなり動画の映像が見えるようになったのだ。
 そして、驚いたことに音声も先ほどより明瞭に、ちゃんとステレオで聞こえるようになった。
 その先ほどから聞こえていた声の主と思われる女性は、まだ子供のようで、見た感じ中学生くらいか?
 「やった~、カメラ映った~」と喜んでいる……が、かなり露出が激しい。
 露出と言ってもカメラの露出ではなく、少女の服装のことだ。
 超ミニのタンクトップだが、ビニール素材のようなツヤのある生地で、身体にピッタリ張り付いている。
 下乳が半分見えており、もちろんブラもしていないようだ。
 かなり小さめの胸なので、無くても平気なのかも知れないが、周りの目が心配だ。
 下はよく見えないが、こっちもかなり短めの…デニムのショートパンツか?
 いや、ショートとか言うレベルではなく、股下からの布の長さは10cmもない。
 パンツと言うより帯を巻いただけのようにも見える。
 今立ち上がって後ろを向いて何かを探しているようだが、横から何かがはみ出して見えそうなくらい短い。
 ん?下着履いてないんじゃないか?これ。
 オイオイ露出狂か?
 いやいやいや、そんなことより、この状況だ。
 ここはそもそも何処なんだ?
 見た感じ周囲はひどく狭い室内、ん?もしかして戦車の中か?
 うん多分間違いない、最新型の25(フタゴー)式戦車のようだ。
 俺が最後に見た、あの戦車だろうか?
 そして俺は、カメラからの映像を見せられているのか、身動きは出来ないものの、ゆっくり左右に視線を動かすことは出来るようだ。
 かなりゆっくりだ、そう、小さなモーターで動く監視カメラのように。
 声を発しようと試みたが、そもそも呼吸をしていないことに今になって気づいた。
 どうなっている?
 まるでロボットにでもなったみたいだ。


 ブゥ~ンという音とともに、身体中が熱くなるような感覚を覚え、全身の各パーツが動き出したようなそんな気がしたが、相変わらず動かせる手や足があるようには感じられない。
 ただ、湧き上がるエネルギーのようなものが全身に満ちてくるのが感じられる。
 すると突然、目の前にコンピュータの画面が現れ、OSが立ち上がる様子が見えた。
 だが、その画面は全て裏返しで、まるでモニターを裏から見ているような感じだ。
 ユーザーログインのダイアログが表示されたところで、例の露出狂娘がこちらに向かい、何かと照らし合わせて一文字ずつパスワードを入力していく。
 ふうむ、今どき生体認証じゃないのか?
 っていうか、この状況はもしかして俺はコンピュータの中の人になったのか?
 だが、OSの初期画面が表示されて、俺は腰を抜かしそうになった。
 腰がどこだかは分からないが、なんと国産の某OSのロゴが見えるではないか。
 一般のPCでこのOSが使われることはほとんど無いが、国産の家電や自動車などの制御に使われるのは実はこっちの方が多い。
 もちろん一般人の目に触れることは無く、そんなものはエンジニアしか使ったことが無いだろう。
 ってことは、この娘はエンジニアなのか?
 じゃあ、俺は家電か何かになったのか?
 自販機に転生するラノベがあったような気がするが、この場合どう判断したら良い?
 戦車の中と思ったのだが、さすがに戦車のOSが某国産OSってことは無いだろう。
 ってことは別の何かか?
 そう思っているウチに、その少女が画面を操作し色々なパーツの接続状況を確認しているようだ。
 逆さ文字なので読みにくいが、「砲塔電源」とか「ディーゼル補助電力」とか読めるので、やっぱり戦車っぽい。
 もう一度周囲の状況を良く見てみると、色々なパーツが乱雑に転がっており、そのほとんどが錆びていたり変形していたりでまともな部品は少ない感じだ。
 どうやらスクラップを掻き集めて、組み上げたって感じだな。
 こんな中学生の娘にそんなこと出来るのか?
 その娘が画面を食い入るように見つめ、顔が画面全体にどアップになった。
 セルフレームの丸眼鏡をかけているので、大昔のマンガの某アラレちゃんのように見えなくも無いが、良く見るとけっこう歳がいってそうな感じがしてきた。
 顔だけ見てると、実は20代なんじゃないか?って気がする。
 その娘が、「やっぱコイツか」と独り言をつぶやき後ろを振り向いて、ケーブルを辿って何かのパーツを引っ張り出して調べている。
 四つん這いになっているので、お尻が真正面にある。
 そしてデニムの短パンは彼女の大事な部分にかなり食い込んで、脇から本当にはみ出しそうになっている。
 こ、これは遺憾なものを……
 しかし、男なら反応すべきモノの存在は感じられない。
 呼吸はしてないはずだが、なぜかため息が漏れた。
 いったい俺はどうなってしまったんだ?


 まずは冷静に、自分のことを思い出してみよう。
 俺の名は、クラウゼ・鉄男、だったと言うべきか。
 生きているのか死んでいるのか、ともかく最後に記憶が残っているのが39歳の時だ。
 生まれは1987年(昭和62年)という昭和のどん詰まりで、生まれたのはドイツだったらしい。
 父親もドイツ人でクラウゼは父親の姓だ。
 母は日本人で、自動車会社に就職後ドイツに派遣され、そこで父親と結婚し、俺が出来たのだが、なんやかんやで俺が3歳の頃に離婚し、日本に帰国。
 そこからずっと、母子家庭で育ったのだ。
 なので、父親の記憶はほとんど無く、写真でしか知らないし、母親も多くを語ろうとはしない。
 外見が外人なのと、外人にしてはイケメンじゃ無いという理由で、周囲に馴染めず、クラスでは浮いた存在だった。
 スポーツは嫌いだが機械いじりが好きなのと、小学生だが普通にコンピュータが使えたので、母親は単純にパソコンを与えておけば良いと思ったのだろう。
 事実その通りだったが、おかげで見事に重度のオタクとして育ってしまった。
 ドイツ人とのハーフだがドイツ語はほとんど話せないし、知ってる単語も三流大学で第二外国語をドイツ語にしたヤツより多分少ない。
 ただし、軍事用語は別である。
 軍事を語る時だけは、誰よりも饒舌になる自信がある。
 そして、その最後の記憶にあった年は2028年。
 日中対立が修復不能なまでに悪化し、朝鮮半島情勢が一気に悪化し、北朝鮮の動きが活発化して南北の話し合いも不調のまま、北のドローンを韓国軍が撃墜するという事件が起きて、一気に関係が悪化した。
 アメリカと中国が調停に乗り出すが、ロシアはそれに冷や水を掛けるような行動で、北朝鮮をサポートし、米中の調停を台無しにしてしまった。
 さらに北の兵士による国境侵犯が数度にわたり起きたことで、緊張が高まり、いよいよ軍事衝突が避けられないとまで言われていた年だ。
 一方で米中はお互いをライバルとして半ば認め合う関係で、東アジアでは日本と韓国だけが取り残されたような立場となった。
 ロシアもウクライナとの和平が実現せず、国力が疲弊していく中、北朝鮮は着々と軍備を増強し、ウクライナとの戦争に深く関与し、最新の戦術を吸収し続け、軍事面では韓国を大きく上回る事態となっていた。
 普通なら韓国はここで危機感を覚えるはずだが、そうはならず、少子化で兵士の数も足りないまま、兵器の輸出だけは好調だったため、技術的には勝っていると思い込んでいた。
 だが、実際には北のドローンは世界基準から見ても優れており、安価で大量に揃えられることから少なくともドローンとその周辺技術は韓国を凌駕していたのだ。
 そして韓国の兵士の数が北の1/3になった段階で、一つの決断が行われた。
 北朝鮮が国力の全てを投じ大量のドローンを生産して、ロシアやイランに輸出を開始したのだ。
 さらにロシアの技術協力もあって、ドローン開発ではアメリカ協調を図っていた韓国は完全に後れを取ってしまった。
 一方でパレスチナでの戦争では一時休戦となっていたが、それを無視して再びイスラエルがガザ地区を侵攻、完全に占領し、西岸地区も軍によって支配され完全にホロコースト状態となった。
 それでもアメリカはイスラエルを支持したため、あまりのダブルスタンダードぶりに中国やアフリカ諸国などが猛反発した。
 アメリカそのものも、トランプ政権によって国力は大きく後退し、製造業を取り戻すどころか、あらゆる物が輸入品に頼っている現実に国民も愕然としていた。
 スキャンダルも彼の足元を揺るがし、中間選挙で大きく支持率を落とした彼は、結局何処の和平も実現出来ず、レームダック化していった。
 国内の分断は極限状態に達し、移民排斥とLGBTQと白人至上主義がそれぞれ対立し、三国志状態となっていった。
 そんなアメリカの凋落ぶりを見た中国は独自の世界秩序を自ら作り出すことを宣言し、国連とは別の国際的な軍事連合を模索し始める。
 その結果、今の国連は単にアメリカの同盟国の集まりのような場となってしまい、平和維持機構としての機能を失い、反米連合はこぞって国連を脱退。
 新たに「世界平和連盟」を設立した。
 多くの新興国やアフリカ諸国がそちらに移行して、世界は混沌の只中に突入してしまった。
 一向に解決の糸口の見えないロシア×ウクライナ、あるいはイスラエル×周辺諸国の紛争、そして北朝鮮の南への挑戦がいよいよ現実味をおびてきた。
 そんな中で、アフリカだけは不思議な纏まりを見せ始めていた。
 中国のプレゼンスが強まったおかげで、インド洋を中心とする物流の活発化がめざましく、そこにインドも乗っかる形で中国との関係も良好になっていった。
 お陰で昨年まで経済的な行き詰まりに喘いでいた中国も、見事に完全復活を遂げたことで、米中の国力の差はほぼ無くなってしまった。
 そんな中、日本は相変わらずノホホンとアメリカの後を追うばかりで、独自の国家戦略は俺の知る限り最後まで示すことは無かった。
 そのため、図らずも日本が世界平和連盟(世平連)に対し、防波堤のごとく立ちはだかる存在となってしまったのだ。
 2027年初頭に勃発した台湾併合でも、結局アメリカは中国との直接対決を避けたため、傍観する結果となった。
 それ以降東アジアにおけるアメリカのプレゼンスは無残なほど低下してしまった。
 日本からすれば沖縄から先は全て敵という状態になってしまった訳だ。
 唯一、韓国のみが同盟国だったのだが、その韓国も相変わらず日本との関係強化には後ろ向きだった。
 そんな中、韓国は突如豹変した。
 一気に中国との距離を縮め、北朝鮮との緊張を緩和しようと動いたのだが、これが裏目に出たのか、アメリカの反発を招く。
 さらに中国の輸送機を購入したことで、アメリカの怒りを買い、米軍の撤退という最悪の事態を招く。
 その要因となったのは昨今の米国内の情勢と、何よりもいざという時アメリカが助けになるのか信用出来なかったというのが最大の原因なのだと思う。
 そして、2028年だ。
 北朝鮮が大量のミサイル攻撃の後、1万機におよぶドローンが越境し、南に侵攻を開始したのだ。
 2024年までは国の存亡さえ危ぶまれた北朝鮮だったが、中ロの支援で見事蘇り、1年で地上部隊の装備の刷新が完了していたのだ。
 予想をはるかに超える大量のドローンは、撃ち落としても次々と襲いかかり、韓国のあらゆるものを破壊していった。
 その様子は世界に同時配信され、アメリカも即座に軍を動かそうとしたが、沖縄の部隊は中国の艦船により足止めを食らっていた。
 侵攻作戦は、アッという間に短期で終了し、アメリカの介入すら間に合わず、大韓民国はたった10日で消滅した。
 極東ロシア軍も大量に参戦し、釜山港を占拠、日本への足掛かりを得て、さらに南進する構えを見せる。
 結果、アメリカは韓国を諦め、日本を守ることに集中するが、勢いを増した朝鮮軍は対馬を狙いに来た。
 これにはロシアも同調し、ついに日本も否応なしに戦争に巻き込まれていったのだ。
 そして、その結集した米軍を叩く好機とばかりに中国と北朝鮮とロシアは日本への最後のメッセージを送ってきた。
 今すぐ日米安保を解消すれば攻撃はしないと。
 もちろん、日本も手をこまねいてばかりでは無かったが、軍事予算を前年より15%増やし、イギリス・イタリアと共同開発中だった次期戦闘機の開発を切り上げ、自国開発にして大幅に加速させる程度だった。
 静岡に飾ってあった新型戦車も、そんな中で開発された物だった。
 何かときな臭い雰囲気はあったものの、アメリカ軍も居ることだし、そこまで本気で日本が占領されるようなことは起きないと高をくくっていた。
 そんな世情もあって、プラモデル業界もミリタリー関係にシフトして、そっち方面の製品を新たに多数リリースしていた。
 予てよりプラモデル、というかミリタリー好きだった俺は、わざわざ静岡まで出向き、その展示会に行っていたのだ。
 朝のニュースを見ていなかったので、その日何が起きたのかは分からないが、確かにミサイル攻撃があったとしてもおかしくない情勢だったのだ。
 もし核戦争があったのだとしたら、もはや日本も何も、世界は既に存在してないのではないか?
 ともかく、俺の記憶はその瞬間までしか無い。
 この戦車がその時見ていた25式だったとして、それにしてもこの傷みようは、それからかなりの年月が経ったことを示している。
 仮に今が2077年で、俺は戦車に転生したと言われても、信じてしまいそうな気がする。
 そうだ、もし戦車に転生したのだったら、このコンピュータも使えるんじゃないか?
 そう思い、色々と念じてみたり、指を動かすようなイメージを浮かべてみたが、何かが変わったということも無く、ただ思念だけがそこに在り続けるだけだった。
 何とか外部とコミュニケーションを取る手段を見つけないとな。
 そうするウチに、目の前のチビエロ娘が、正常なパーツと交換したのか、何処かの電源が入り、ヴォォ~ンという音と共に全ての計器に電源が入り、次の瞬間けたたましいディーゼル発電機の音が響き渡った。
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