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さよならのあとに
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数日するとユウは旅立った。
別れ際には家を余裕があったら改装していいか聞くと目を瞬かせていたが、代わりに子供達の事を頼むと手をヒラヒラさせて去っていった。
何ともあっさりとした別れだった。
そんな事もあってか子供達はテーブルにもたれ掛かり、何処か沈んだ様子でぼーっとしているのだ。
あのキャメルでさえも籠編みを中途半端にして時折気づいたように編む、の繰り返しだ。
困った様に出ため息が出て私は手を叩く。
「はいはい、皆。ユウは居なくなった訳じゃないよ?時々は帰ってくるんだからね。」
何処かぱっとしない視線が集まる。
そこで私はイタズラめいた顔を浮かべた。
「ユウが帰って来た時、この家が見違えるように立派になっていたら面白くない?」
ぷっ
と誰かが笑い声を出す。
それをきっかけに
「あっはははは!」
とラークが笑い出し、周りも釣られるように笑いだし出した。
「ユウ変な顔して慌てそう!」
わいわいと賑やかになったところであるものを取り出す。
子供達は首を傾げているが私は高らかに宣言した。
「まずはこのミサンガと、ヘアバンド、あみぐるみでお金を稼ぐよ!!」
わぁっと、主にあみぐるみを見て可愛い!やらとまたはじゃぐ子供達。
ふいに袖を引かれたかと思い横を見ると、
「僕にも出来る…?」
キャメルが袖を引きあみぐるみをキラキラとした目で見ていた。
「勿論!指編みで毛糸さえあれば編めるよ。
さぁ!貴方達には先行投資したんだから頑張って貰うわよー!」
はりきって作り方を教えて行く。
ユウが旅立つまでに籠を売って1人あたり大銅貨1枚ずつは稼げるようにはなってきたが、1食の食事がやっとまともという状態のその日暮らし止まりでいかんせん心もとないのだ。
「なぁ、アイーリの奴会った時と性格変わってね?」
等と言われた気もしたが、気にしないで行こう。
それよりも問題は売り方だ。
露店に売るのはないとして、商業ギルドに売るの果たしてどうだろう?
こちらの人で髪飾りを付けている人は滅多に見ないのだ。
商業ギルドでは手数料が引かれる上に、これに値段が付けられるのかもわからない。
1度ためしに持っていき査定してもらおう。
その結果次第では、自分達で露店を開くのもいいかもしれない。
そうなると種類や品物も増やした方がいいかな…と考え翌日ピアンを連れて商業ギルドに向かった。
__________________
ピアンを連れて街中を歩くと、時折女性の視線が突き刺さる。
その視線の先はヘアバンドだ。
視線で追う人も一定多数おり中々好感触のようだ。
その度にピアンはモジモジとして私の後ろに隠れてしまうのがまた可愛らしい。
街を歩いていると三角巾の様に布を付ける人、紐で髪を束ねたりとしている人が多かった。
まだまだヘアアクセサリーは出回っていないようだ。
商業ギルドの前までつけばピアンは外に待機しようとしたが、
手をつないで一緒に連れ立った。
「えっ、でもっ」
と言ってはいたが頼み込むと推しに弱いのか最終的には着いてきてくれた。
「すいません、これを査定して欲しいのですが。」
別れ際には家を余裕があったら改装していいか聞くと目を瞬かせていたが、代わりに子供達の事を頼むと手をヒラヒラさせて去っていった。
何ともあっさりとした別れだった。
そんな事もあってか子供達はテーブルにもたれ掛かり、何処か沈んだ様子でぼーっとしているのだ。
あのキャメルでさえも籠編みを中途半端にして時折気づいたように編む、の繰り返しだ。
困った様に出ため息が出て私は手を叩く。
「はいはい、皆。ユウは居なくなった訳じゃないよ?時々は帰ってくるんだからね。」
何処かぱっとしない視線が集まる。
そこで私はイタズラめいた顔を浮かべた。
「ユウが帰って来た時、この家が見違えるように立派になっていたら面白くない?」
ぷっ
と誰かが笑い声を出す。
それをきっかけに
「あっはははは!」
とラークが笑い出し、周りも釣られるように笑いだし出した。
「ユウ変な顔して慌てそう!」
わいわいと賑やかになったところであるものを取り出す。
子供達は首を傾げているが私は高らかに宣言した。
「まずはこのミサンガと、ヘアバンド、あみぐるみでお金を稼ぐよ!!」
わぁっと、主にあみぐるみを見て可愛い!やらとまたはじゃぐ子供達。
ふいに袖を引かれたかと思い横を見ると、
「僕にも出来る…?」
キャメルが袖を引きあみぐるみをキラキラとした目で見ていた。
「勿論!指編みで毛糸さえあれば編めるよ。
さぁ!貴方達には先行投資したんだから頑張って貰うわよー!」
はりきって作り方を教えて行く。
ユウが旅立つまでに籠を売って1人あたり大銅貨1枚ずつは稼げるようにはなってきたが、1食の食事がやっとまともという状態のその日暮らし止まりでいかんせん心もとないのだ。
「なぁ、アイーリの奴会った時と性格変わってね?」
等と言われた気もしたが、気にしないで行こう。
それよりも問題は売り方だ。
露店に売るのはないとして、商業ギルドに売るの果たしてどうだろう?
こちらの人で髪飾りを付けている人は滅多に見ないのだ。
商業ギルドでは手数料が引かれる上に、これに値段が付けられるのかもわからない。
1度ためしに持っていき査定してもらおう。
その結果次第では、自分達で露店を開くのもいいかもしれない。
そうなると種類や品物も増やした方がいいかな…と考え翌日ピアンを連れて商業ギルドに向かった。
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ピアンを連れて街中を歩くと、時折女性の視線が突き刺さる。
その視線の先はヘアバンドだ。
視線で追う人も一定多数おり中々好感触のようだ。
その度にピアンはモジモジとして私の後ろに隠れてしまうのがまた可愛らしい。
街を歩いていると三角巾の様に布を付ける人、紐で髪を束ねたりとしている人が多かった。
まだまだヘアアクセサリーは出回っていないようだ。
商業ギルドの前までつけばピアンは外に待機しようとしたが、
手をつないで一緒に連れ立った。
「えっ、でもっ」
と言ってはいたが頼み込むと推しに弱いのか最終的には着いてきてくれた。
「すいません、これを査定して欲しいのですが。」
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