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第8・5話
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「はあ……。やっぱりこうなったか……」
8話目を投稿した俺は、そうつぶやいた。
当初の構想の一つに、キースが監獄塔内で拷問にかけられ、魔法が使えなくなる――――という設定があった。
魔法使いの体内には〝魔核〟という第二の心臓と呼ばれる部分が存在し、拷問されたキースは魔核に深い傷を負った。
オルディアの貴族としてプライドの高いキースが魔法を失うのはこれ以上のない屈辱だ。
今でもクソキャラを貫いていたならそのまま進めても良かったのかもしれない。
だが、改心した今のキースが拷問で魔法を失えば、おそらく読者は怒る。
スカッとするどころか拷問を命じた主人公にヘイトが集まってしまうだろう。
そのような展開にならなくて本当に良かった。
「(まさかキースが再起不能にならなくてホッとする日が来るとは……)」
しかし、この後キースにはもう一つ別の試練がやって来る。
そこをどう乗り切るか、あるいはまったく違う話になってしまうのか――――それは俺にもわからない。
「……」
俺はパソコンの画面を見つめながら新しいストーリー展開を考える。
それが次の話に反映されるかはわからないが、無駄にならないことを祈るばかりだ。
「やべ、仕事――っ!」
俺は急いで身支度を済ませ、出発する前に仏壇の前へと向かった。
8話目を投稿した俺は、そうつぶやいた。
当初の構想の一つに、キースが監獄塔内で拷問にかけられ、魔法が使えなくなる――――という設定があった。
魔法使いの体内には〝魔核〟という第二の心臓と呼ばれる部分が存在し、拷問されたキースは魔核に深い傷を負った。
オルディアの貴族としてプライドの高いキースが魔法を失うのはこれ以上のない屈辱だ。
今でもクソキャラを貫いていたならそのまま進めても良かったのかもしれない。
だが、改心した今のキースが拷問で魔法を失えば、おそらく読者は怒る。
スカッとするどころか拷問を命じた主人公にヘイトが集まってしまうだろう。
そのような展開にならなくて本当に良かった。
「(まさかキースが再起不能にならなくてホッとする日が来るとは……)」
しかし、この後キースにはもう一つ別の試練がやって来る。
そこをどう乗り切るか、あるいはまったく違う話になってしまうのか――――それは俺にもわからない。
「……」
俺はパソコンの画面を見つめながら新しいストーリー展開を考える。
それが次の話に反映されるかはわからないが、無駄にならないことを祈るばかりだ。
「やべ、仕事――っ!」
俺は急いで身支度を済ませ、出発する前に仏壇の前へと向かった。
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