データエンドホライゾン

幽鬼

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電脳世界

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自分はアニメなど漫画みたいな展開をいつも起きてくれないかと願っている、ハーレムアニメのような、アクションアニメのようなそんな展開を。常に願っている。
だが、こんな非現実的な事は起きない、それがつまらないこの世の実態である。
 そんな中二病全開の自分の名は、室井叶希也、17歳、学生だが引きこもりである。朝起きて、トイレに行き朝ごはんを食べないでパソコンの画面に向き合いアニメやらPCゲーをする、お腹が減れば適当に食べて、眠くなったら適当に寝る。
そんな自堕落な生活を送っている。
 正直、この生活になってもう2年ぐらい経つ。
 初めの方はこんな生活に少し抵抗を持っていたが、そんなのはすっかりとうの昔に消えていた。
 自分には当たり前だが友達なんて1人もいない、親は父母共に亡くなった。
 そんなある日みたいな展開なんて無く無慈悲に日常を無駄に自堕落に浪費していくばかりだ。だが、そんなある日、そんな展開が起きた、望んでいた展開を。。


朝起きてお決まりの生活を送ろうとして、パソコンの電源に指をかけた途端、いつもと違う違和感を覚えた。
「ん?なんだ?この違和感、まぁいいか」

ボタンを押した。

「なんだ、何もないじゃないか…」

 期待はずれ、何も起きない、なんにもならないじゃないか
 やれやれだ、つまらないすぎる

「え?んーなんだこれ、保存した覚えないな…」

 ホーム画面には保存した覚えのないプログラムファイルがあった。

「あー、ただのウィルスとかそんな感じのやつか?めんどいなほんと…ウィルス対策してるんだけどなー、まぁとりあえず消そう」

プログラムアンインストールの科目からアンインストールをしようとしたが。
(警告 このプログラムはアンインストールできません)

「なんじゃこれ、消せねーじゃんか、ますますめんどい事に…」
「あーあ、だるいなほんと、こういうのはあまり得意じゃねーんだよな」
「とりあえず、調べてみるかー」

(検索 アンインストールできないプログラム 消し方)

検索をすすめて、一致するものを探してみる、探してみるも完全に一致したものはなく、質問サイトで質問してみる。

「こういう時は、質問サイトで質問するのが一番だな」
「質問はー、なんて書くか」

そういえばと思いさっきの怪しげなプログラムの名前を確認した

「んー、名前は…no.01.dat…バッチファイルか?」
「とりあえず、質問内容は…」

(質問です、↓画像参照、no.01.dat みたいなファイルが勝手にインストールされたようでこれがアンインストール出来ないようになっているのですが、どうすればいいですか?)

「これでよし!後は返ってくるのを待とう」

1…2時間ぐらいだろうか、こんな生活を送っているものだから、あまり長くも感じなかったがやけに長く感じた

(ピコンッ!)

「おお、来た来た」

来た質問を確認したが、がっかりした。
(回答者ID0001この手のものは問題ないのでは?)
(回答者ID0002それぐらい自分でしろwww)
(回答者ID0003>>ID0002 そんなこと言うなw)

エトセトラ。どれも有力な情報無し

「使えねぇーな、おい!」

とりあえず危ないかもしれないが開いて見ることにした。

(カチカチ)

「んん?何も起きないぞ?」

(カチカチ、シューー)

「なんだ?これ」

そこにはまたもう一つのファイルがありその名前は

「もう一つファイルがあるみたいだな、名前はー」
「data.error.device01?いかにも怪しそう…」

名前を見ただけで怪しさしかなかった

「ただの…プログラムらしきものだけど」

(カチカチッ)
 すると、

「ん!?なんだなんだ!?」

ダブルクリックをした瞬間、ディスプレイが暗転し無数の文字と数字で埋め尽くし、高速で下へとスクロールし、最後の行には

「dataend.play」と書かれていた。
「おいおい!何が起きてんだ!?止まれ止まれ!」

(ピピッ!ピーッ!!!!)

ピピッと音を発し、いつもと変わらないディスプレイに戻った。

「あー、良かった良かった良かったよ無事に戻って歓喜歓喜っ!」
「…ん、終わり」

 一瞬で自我に戻り、時間を確認した

「あーもう2時」

針は午前の2時を指していた、とっくに1日は終わっていた

「トイレいって寝ますかなー」

あー、何も変わらないゴミみたいないつも通りの日常だった。ほんとつまらないつまらない平凡。

「寝よ寝よ…」

なんだか、疲れたな…妙に疲れた…
なんか凄い意識が遠のいてい…

 次の瞬間。
「君は…そんなのでいいのかな?」

 なにか聞こえる、聞こえるけどよく分からないな

「君はそんな自堕落で無駄な日常を送る気か?」

 なにを言ってるんだか、あぁ自堕落で無駄ねぇ知っているよ。

「こんな、不条理でつまらない世界に居続けるか?」

 やっとはっきり聞こえるようになった
「嫌だね、居続けるなんて、だけどこの他になんの世界がある?」

「ある、私が創る、セカイ…」
「君は選ばれた、このセカイに」

「選ばれたw?何言ってるんだか」

「信じてみては見ないか?つまらない思いはさせない」

「わかった、じゃあ信じみよう、面白そうだし」

「ハハハッ!じゃあ、行こうか」
「全てが、思い通りになるセカイを…」
「望みが行き交う、希望と絶望の…」
「セカイに…」




 次の瞬間、俺は目を覚ました、いや、覚めさせられた。
「ううー…何なんだーほんと、いつもと変わら…」
「ん…ま、まてよなにがなんだか…?」

 そこには、無数の電子器具、その他諸々、非現実的な風景が広がっていた、電子器具から伸びたコードがまるで芸術品のような龍のような柱が中央にあった。

「な、んだ、これは…」
「いやいや!まてまてもう1度寝れば大丈夫!」

寝てみた、だが、現実のようだ。

「嘘、だよな、うそうそ…」

現実逃避をし続けること30分。

「どうやらー、現実のようだ。」

もう嫌だ、なんだよこれSF映画?わけわからん!

「おはようございます。」

そこには白髪の美少女が立っていたなにやら挨拶をしているようだ

「おはよう!…って誰だ!?お前!」

「私は、高機能人工知能搭載の支援型、エイトと申し
 ます。私は頼まれてあなたの支援、観察のために配属されました。以後よろしくお願いします。」

 どうやらロボットらしいがそんなようには見えない、同い年の最高に可愛い白髪ロングヘヤーの超美少女にしか見えない

「よ、よろしく、俺は室井叶希也よろしく」

「はい、承知しておりますトキヤ様」

「トキヤ様!?…いいねそれ…」
 様なんて、初めて呼ばれたぞ!いい気分だ、最高だ。。

「はい?なにがいいのかエイトには理解出来ません」
 真顔で首をかしげて、こっちを見ている

「そ、そうかそうだよなー」
 なにがなんだかまださっぱりだな、ほんと
「なんか、俺にやることはあるのか?ないのか?」
 エイトにそう尋ねた

「はい、あります、まずこの人を見てください」
 手にはタブレット端末らしきものを持っていたそこには老けた老人が映っていた

「なに?このおっさん、俺に見せてどうするのさ」

「はい、トキヤ様にはこの人を…」
 俺は次に発したエイトの言葉を理解するのに時間が掛かった

「''抹殺''して頂きます」

「は…い…?」

 この日この今日、俺は俺ではなくなっていく、残虐な日が続いていくことになる。

 end
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