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捕まった
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「ガサガサッ」
「ど、ど、ど、どうしよう!」
えっと、今はとりになってるから猫とかが来たら食べられちゃう!?
逃げよう。
草に隠れるように
そーっと、そーっと歩いて…
今だ!走れー!
てけてけ、てけてけ
てけてけ、てけてけ
そうだった。走るの遅いんだった。
「ガサガサッガサガサッ」
やばい、すぐ近くまで来た。こんな背の高い草ばかりの場所では飛べない。さっきの土ばかりの所に出られたらいいのに。
食べられたくないよ。痛いの怖いよ。
心臓がバクバクして苦しい。
目の前に野良犬のような怖い顔の犬が急に出てきた。
「あっ。きゅぅー」
過度の緊張とストレスで雪は気絶した。
雪が気絶した後、
「お頭!やばいっすよ!見たことない鳥見つけちまった」
「なんだよ、うるせーな」
「いや!見てくださいよ、ほらっ!」
「あぁ?って、おい。こいつぁやべぇ、
左胸に星マークがあるぞ」
「星?なんすかそれ?」
「知らねーのか。そりゃ若造だもんな。なぜだか知らねぇが、左胸に星が描かれてる動物は人間になれると言われてんだ」
「ってことは、この鳥が人間になるかもしれないってことっすか!?」
「あぁ、だから連れてくぞ」
「わかりやした!」
左胸に星が描かれた動物は人間になると昔から言い伝えられていた。
そして、ここは雪のいた地球ではなく、異世界である。まだ雪はその事に気づいていない。
「ぴゃ~、ふぁ~」
よく寝た……って犬は!?
「あれ?ここどこ?」
檻の中?足かせ?え?
薄暗く、窓もなく、ベッドしかない檻の中に雪は入れられていた。周りは岩の壁になっている。
まずどうすればいいのかな?
えっと、えっと…
捕まってるということは、逃げなきゃ。
でも足かせがあるから逃げられない…
誰かー!助けてー!
「ピィー!ピピー!」
「お頭!さっきの鳥が起きたんじゃ」
「あぁ、見に行くぞ」
誰か近づいてくる。
捕まえた人を呼んでたらどうしよう…
来た。2人とも男の人だ。
1人は10代くらいで、もう1人は40代くらいみたいだ。
山賊みたいな格好してる。
「お頭、鳥起きてるっすね!」
「あぁ。俺が一人で檻の中に入る。お前は、外を見張ってろ」
「あい!」
「よぅ、黄色い鳥。恐らくだが、人の話理解してるんじゃねぇか?」
「ぴっ(なんでわかるんだろう)」
「まぁこっちは、お前がなに言ってるかわかんねぇがな」
お頭と呼ばれている人がこっちに近づいてくる。雪は恐怖で一歩ずつ後ろへ下がる。
トンッ
雪は岩の壁にぶつかり腰が抜けた。
へにょりとなっておしりが床について座ってしまう。足をばたつかせるが足かせの鎖がジャラジャラ鳴るだけだ。
こんな事やめてよ。外に出してよ。
お願いだから!
「ぴーっぴー!」
見てくれてありがとうございます!
お気に入り数が3つになりました!
やったー!
栞も付いていてめちゃ嬉しいです!
すごく励みになります!
完結目指して頑張ります!
「ど、ど、ど、どうしよう!」
えっと、今はとりになってるから猫とかが来たら食べられちゃう!?
逃げよう。
草に隠れるように
そーっと、そーっと歩いて…
今だ!走れー!
てけてけ、てけてけ
てけてけ、てけてけ
そうだった。走るの遅いんだった。
「ガサガサッガサガサッ」
やばい、すぐ近くまで来た。こんな背の高い草ばかりの場所では飛べない。さっきの土ばかりの所に出られたらいいのに。
食べられたくないよ。痛いの怖いよ。
心臓がバクバクして苦しい。
目の前に野良犬のような怖い顔の犬が急に出てきた。
「あっ。きゅぅー」
過度の緊張とストレスで雪は気絶した。
雪が気絶した後、
「お頭!やばいっすよ!見たことない鳥見つけちまった」
「なんだよ、うるせーな」
「いや!見てくださいよ、ほらっ!」
「あぁ?って、おい。こいつぁやべぇ、
左胸に星マークがあるぞ」
「星?なんすかそれ?」
「知らねーのか。そりゃ若造だもんな。なぜだか知らねぇが、左胸に星が描かれてる動物は人間になれると言われてんだ」
「ってことは、この鳥が人間になるかもしれないってことっすか!?」
「あぁ、だから連れてくぞ」
「わかりやした!」
左胸に星が描かれた動物は人間になると昔から言い伝えられていた。
そして、ここは雪のいた地球ではなく、異世界である。まだ雪はその事に気づいていない。
「ぴゃ~、ふぁ~」
よく寝た……って犬は!?
「あれ?ここどこ?」
檻の中?足かせ?え?
薄暗く、窓もなく、ベッドしかない檻の中に雪は入れられていた。周りは岩の壁になっている。
まずどうすればいいのかな?
えっと、えっと…
捕まってるということは、逃げなきゃ。
でも足かせがあるから逃げられない…
誰かー!助けてー!
「ピィー!ピピー!」
「お頭!さっきの鳥が起きたんじゃ」
「あぁ、見に行くぞ」
誰か近づいてくる。
捕まえた人を呼んでたらどうしよう…
来た。2人とも男の人だ。
1人は10代くらいで、もう1人は40代くらいみたいだ。
山賊みたいな格好してる。
「お頭、鳥起きてるっすね!」
「あぁ。俺が一人で檻の中に入る。お前は、外を見張ってろ」
「あい!」
「よぅ、黄色い鳥。恐らくだが、人の話理解してるんじゃねぇか?」
「ぴっ(なんでわかるんだろう)」
「まぁこっちは、お前がなに言ってるかわかんねぇがな」
お頭と呼ばれている人がこっちに近づいてくる。雪は恐怖で一歩ずつ後ろへ下がる。
トンッ
雪は岩の壁にぶつかり腰が抜けた。
へにょりとなっておしりが床について座ってしまう。足をばたつかせるが足かせの鎖がジャラジャラ鳴るだけだ。
こんな事やめてよ。外に出してよ。
お願いだから!
「ぴーっぴー!」
見てくれてありがとうございます!
お気に入り数が3つになりました!
やったー!
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すごく励みになります!
完結目指して頑張ります!
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