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コイヌネランド
コイヌネランド「3話」
しおりを挟むケンジ「うわー、タカシ、ついに来たよ! コイヌネランドのお化け屋敷!」
タカシ「マジかよ… 僕は、ジェットコースターより、お化けの方が嫌いなんだけど」
コイヌネランドのお化け屋敷は、ウォークスルー型だった
その入り口は、暗闇と不気味な音楽に包まれ、すでにタカシの心臓は早鐘を打っていた。
ケンジ「大丈夫でしょ笑 僕の方がビビりだし笑笑」
そう決めて、二人は暗闇の中へと足を踏み入れた。
タカシ「うわっ! きゃーうひょーやめてくれーー!!」
突然、タカシの足元に、何かが当たり悲鳴を上げていた
ケンジ「いやっ!やめて! 怖いよ笑笑」
タカシ「くそっ、お化けなんて怖くねぇからな、今のはケンジクションの練習さ!」
タカシは強がってるが、声が震えていた さらに奥へ進んだ、
ケンジ「あー!もうダメだ!出口どこ!!」
タカシ「いや、まだ始まったばっかりだって!」
その時、後ろから追いかけられてる気配がした
タカシ「ん?」といい立ち止まった
ケンジ「え?何しているの? ほら、先進もうよ」
お化け「ぎゃああああああっ!」
タカシ「うわぁーー」といい驚いた勢いで、お化けを蹴り飛ばしてしまった
緊急音「ビービービー」
アナウンス「お客様にご案内します。ただいま、緊急停止ボタンが押されたため、明かりをつけます」
ケンジ「えぇ?うそ!」
タカシ「ま、まさかの僕のせい?」
ケンジ「お化けに体当たりしたら、緊急停止になるかな~」
明かりがつくと、タカシは、変顔をしていた
ケンジ「わぁ、びっくりした」
タカシ「いや~人生初のウォークスール型のお化け屋敷は、やっぱり怖いなぁ~」
係員「あなたたちが、こちらの貞子さんを蹴り飛ばしましたか?」
タカシ「あ、はい」
係員「こちらのお化けは故障しやすいので、今回は大目に見ますが、今後は気を付けてください」
タカシ「もう二度とお化け屋敷になんか、入らないからな!」
ケンジ「すいません。僕が無理やり入らせてしまいました」
係員「大丈夫ですよ お化けは怖いですもんね!」
タカシ「はい!おすすめのアトラクションとかありますか?」
係員「実は、いま謎解きイベントやっているので、ぜひこの後、参加してみてください!」といいタカシたちは、謎解きイベントに挑戦することになった。《続》
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