仮想現実・夢見る少女

神城 リーナ

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4章.波乱

105.2回目のデート「願いが叶わなかった事に感謝してる」

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大人の人って凄い!!
丸一日全く食べなくても本能の赴くままに出来るんだ・・・
そう思いながら陽子さんとその彼氏がしただろう行いを想像して思わず赤面・・してしまう。
私だって健全な女の子。
どんな事をしてるか・・くらい・・解る!!
だって女性誌や漫画、コミック、インターネットの世界にはそういう情報が溢れている。

それにインターネットで動画見ちゃったし・・・
最近何も知らないっていう人は居ないんじゃないかな?

でも最近はお母さんの英才教育の影響か大学まで小さい頃から勉強、勉強で詰め込みされてきた男女がラブホテルでやり方が解らないから教えて欲しいと女性従業員に頼みに来たって聞いた事が有る・・・

やっぱり・・ある程度の予備知識必要なのかな?
私は本能的に出来ると思うんだけど・・

そんな変な妄想をしていた私に陽子さんは
「あんな事してごめんね。
今は・・
私は願いが叶わなかった事に感謝してる。
あの時私の願いが叶っていたら、今の彼とは出会えていなかった。

だから今は私凄く幸せ。
もうあの人と結婚も決めちゃったわ!!

サイズもピッタリだったし最高よ!!」

と話しかけてくる陽子さんは本当に嬉しそう。
もうあの時の殺意は微塵も無い!!


陽子さんが最後に何げに言った
『サイズもピッタリ・・』

って言葉には、少し引っかかる所が有るけれど・・・
気にしない!!気にしない!!
気にすると変に妄想しちゃうもの!!

陽子さんはそんな妄想に入り込もうとしている私に
「あの人の視線が帰って来いと私を睨んでるから、あの人の所に私帰るわね」
そう言いながら後ろ手に手を振りながら彼氏の所に帰っていった。
そして席に帰るなり彼氏の後ろに回り陽子さんは後ろから彼氏を抱き締めて
「ひろきお待たせ。知り合いにあっちゃってつい話し込んじゃった~」
そう言って

『ぎゅっ』

とハグしている。
陽子さんは自分の席に戻り彼氏と向かい合わせでまた楽しそうに話に熱中しているみたい。
私も何故か心の重荷がとれた感じで一安心。
だって達也を私が横から入って略奪した感じに思えていたんだもの。
でも陽子さんが今は達也の事何とも思ってないって事は、私はその事については気にしなくて良いって事なんだもの。

つづく・・・
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