仮想現実・夢見る少女

神城 リーナ

文字の大きさ
137 / 182
5章.初まりの日

137.初まりの日「今頃気づくなんて・・」

しおりを挟む
あ・・俺・・
こんな事考えるなんて・・身も心も・・女の子になってるって事なのか?
今頃気づくなんてな・・
死ぬと解ってりゃもっと、女の子楽しんでおくんだったな・・

こんな事で、死ぬんなら鮎香にも、詩織にももっと優しくしとくんだったぜ
『チクショウーメ』

うう~全身痺れて動かねえ・・

目も霞んできやがったぜ。

出血し過ぎて血が足りて無いかもな・・

「お~~い、大丈夫か!!今助けを呼ぶから待ってろ~~!!」

誰か俺を見つけてくれたのか?
そうだな、此処は駅から歩いて一分も離れてないもんな。
俺が歩いている時だって結構通行人いたもんな。

道路が陥没して俺が落ちたのを誰か見てたみたいだな。
でも手遅れみたいだ。
この傷じゃ多分俺は助からねえ。

上の空いた穴を見ると穴の周りから何人もの人間が俺を見ているみたいだが、目が掠れてよく見えない。

俺はその人達に向かって
「ほっておいてくれ!俺は出血多量で多分助かれない」
そんな事を無意識に叫んでいた?みたいだ。

一人がそれを見て、よく見ようと穴の中を覗き込んでくる。
「おお~酷い出血だ。誰か直ぐに救急車を呼んでくれ!!」
慌ててそう叫んでいる声が聞こえたような気が・・する・・

体の感覚がもう・・無い・・
見える風景も・・ぼやけてきちまったぜ。
俺はそのまま意識が無くなっていた。

俺は頬を叩かれる感覚に、少し意識がもどった。
「おい大丈夫か?」
救急隊員?

「直ぐに担架を下ろしてくれ」
救急隊員は無線マイクに話しかけている。
救急隊員は・・
止血の応急処置をしながらら・・
お腹全体に大きな穴が開き内蔵が殆ど無くなっている状態をみて・・
こんな状況で良く生きていられるな、しかしこれでは助からないな・・と思ってしまっていた。

つづく・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...