仮想現実・夢見る少女

神城 リーナ

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5章.初まりの日

139.初まりの日「どんな事をしても助ける!」

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そんな出来事をアリーシャが淡々と話していたのを受けて鮎香さんが今度は思い出すようにその時の状況を運転しながら話し出す。


・・・・

・・・・

・・・・



私は電話を受けて直ぐに渡辺第2病院前の救急車専用入口に走ったわ!!
救急車は渡辺第2病院の救急車専用入口スペースに着けると直ぐに医療処置室に運べるようになっていたの。
私は救急車からの緊急電話を受け、直ぐ様、此処に連れてくるように指示したわ。
聞いた優の状態は最悪だ!

電話を受けてから5分あの駅からならもう着いても良い頃!
待っていると時間が凄く長く感じてくる。
私はは居てもたってもいられなかった。

命の重みは皆同じ!
今までだって私は一生懸命救急患者を救ってきた。
でも今日の患者だけは違う!

どんな事をしても助けなければならない!!
何を差し置いても最優先で助けたい。
私にとって優は特別な存在なのだ。

救急車がなかなか着かない原因は地震の影響!
それは解っている!
でも!!
一分でも早く!!
一秒でも早く!!


・・

着いて欲しい!!

・・・
何か聞こえる!!
救急車のサイレンの音?

違った緊急車両の音だ!!
この地震の影響広範囲に出ているのかな?
私はイライラしながらも冷静に判断しようとしている。

鮎香落ち着け!!
私は自分自身にそう活を入れていた。

また救急車のサイレンの音が・・・微かに聞こえてきた!
今度は救急車?
優の乗った救急車であって欲しい!!

早く・・

早く着いて!

音は段々と近づいて来ている

救急車が見えた!!
早く着て!!

早く着いて、優の状態見せて!!
私は何としても優を助けなきゃいけないの!!

救急車が渡辺第2病院前の救急車専用入口に入ってくる。
手術室の準備は整っている!!
当然輸血の準備も万端だ!!

優が救急車から運び出されてきた!!

つづく・・・
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