大五郎異世界いったてよ・・・

Orion

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職業選択式

魔石塔

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 マネスト侯爵領で職業選択式を終えた翌日、ドルマンデはマネスト領地公爵館の別館で目覚めた。ドルマンデはメイドに着替えを手伝ってもらい、朝食を食べに食堂にやって来た。食堂へはドルマンデとドルマンデの魔導人形であるエントラ・フルメタロとメイドの三人で向かった。

 メイドに扉を開けてもらってドルマンデは食堂に入った。食堂には、マントリオ、ヘルニャニャの二人が朝食を食べていた。ドルマンデは一緒にやってきたメイドに椅子に座らせてもらった。
 椅子に座ったドルマンデにマントリオが、
「父さんは、今日も用事があるから夜の晩餐会で会おう。」
 と言って、マントリオは立ち上がって食堂から出ていってしまった。


 マントリオが食堂を出ていきヘルニャニャとドルマンデの二人が朝食を食べていた。

 少しすると、ミルナがメイドと一緒に食堂にやって来た。彼女は、メイドに座らせて貰ってて朝食を食べ始めた。



 ヘルニャニャ、ドルマンデ、ミルナの三人が朝食を食べ終わるとヘルニャニャが、
「夜は、マネスト領地公爵館本館でマネスト侯爵と会食になるわ。」

「はい。」
「はーい。」
 とドルマンデとミルナの二人が答えた。


「時間があるから、これからどうしたい。」
 とヘルニャニャがドルマンデとミルナ達に聞いてきた。

 ミルナが元気よく手を上げて、
「街の中を見てみたい。」
 と言った。


 それを聞いたヘルニャニャが、
「わかったわ。」
「ドルマンデ、ミルナ。今日は、馬車でマネスト領都を回りましょ。」
 と言った。


「はい。」
「はーい。」
 とドルマンデとミルナの二人が答えた。


「フルティナ。」
 とヘルニャニャが言うと、一人のメイドがヘルニャニャに近づいてきた。

「はい。奥様。」
 とメイドが言った。

「馬車の用意をお願いできるかしら。」
 とヘルニャニャが言った。
 メイドが、
「はい。奥様。用意いたします。」
 と言って、食堂から出て行った。

「ドルマンデ、ミルナ。お出かけするから服を着替えてきなさい。」
 とヘルニャニャが、言った。

「はい。」
「はーい。」
 とドルマンデとミルナの二人が答えた。

 ドルマンデとミルナの二人は、それぞれ一緒に来たメイドに椅子から降ろしてもらうと食堂から部屋の外へ出ていった。ドルマンデはメイドとエントラ・フルメタロを連れて食堂から出ていった。


 数十分後、ドルマンデはメイドに外行きの服に着替えさせて貰って、マネスト領地公爵館の別館東側の入口付近にあるソファでミルナとヘルニャニャを待っていた。
「待ったかしら。」
 と言って、でけるために動きやすそうな服装に着替えたヘルニャニャとシンプルなワンピースを着たミルナとメイド二人の四人がやってきた。

「ドルマンデ、行くわよ。」
 ヘルニャニャが言ったので、ドルマンデはメイドにソファから降ろしてもらった。

 ドルマンデは、メイドとエントラ・フルメタロを伴って、ヘルニャニャたちの方に歩いていった。

「ドルマンデ、待たせたわ。」
「ドルマンデ、ミルナ行くわよ。」

「はい。」
「はーい。」
 とドルマンデとミルナの二人が答えた。

 ヘルニャニャはドルマンデとミルナとメイド三人、エントラ・フルメタロを連れてマネスト領地公爵館の別館の外へと向かった。


 館の外には馬車が一台待っていた。

「乗るわよ。」
 とヘルニャニャが言って、馬車に乗った。彼女に続いて、ドルマンデとミルナもそれぞれメイドに馬車に乗せてもらった。二人が、馬車に乗り込むとメイドとエントラ・フルメタロも馬車に乗り込んできた。
 外が見れるようにドルマンデとミルナはそれぞれメイドの膝の上に座らせてもらった。
 全員が馬車の中で座ると、ヘルニャニャが、
「馬車を出して。」
 と言うと、馬車が動き出した。


 馬車は、マネスト領地公爵館の別館の前を走り出すと敷地内をゆっくりした速度で移動し始めた。
 馬車の中から外を見ていたミルナがヘルニャニャに、
「何を、見せてくれるの?」
 と聞いてきた。

「まずは、都市の基盤である魔石塔を見に行こうかしら。」
「ここの魔石塔は、始まりの七人の一人、あなた達のご先祖である初代マネスト侯爵が作られた歴史あるものよ。」
 とヘルニャニャが言った。

「初代様が作ったてことは、僕にも造れるようになるの?」
 とドルマンデが聞いてきた。

「私も詳しくはないけど、人形師や魔具師などの工匠て言われる人たちが集まって作れるらしいわ。」
「ここの魔力塔は、建国時からあるからとてもたくさんの魔力を集めて魔石を生み出すことができるの。」
「フルストラにある、魔力塔は、現マネスト侯爵やマントリオが中心になって作ってもらった物があるわ。」
 とヘルニャニャが答えた。

 馬車の中でドルマンデ達が話していると、馬車が止まった。馬車の横には巨大な石の柱立っていた。
「あれが、魔力塔よ。」
 ヘルニャニャが言った。

「大きい。」
「大きい。」
 とミルナとドルマンデが塔を眺めながら言った。

「そうでしょ。」
「これだけ、大きのは王都と六大侯爵の領都にしかないわ。」
 とヘルニャニャが言った。

「六大侯爵領てことは、マネスト、オンマデルナ、ヒルギアナ、ベルハング、モニフェスタ、イルマネキの六ケ所と王都てこと?」
 ドルマンデが言った。

「そうよ。ドルマンデ。」
 とヘルニャニャが答えた。

「それじゃ、他の所も見に行きましょうか。」
とヘルニャニャが言うと馬車が動き出した。
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