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番外編
番外編)ラティスの非日常(ラティスメイン)
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*第二王子と妃の夫婦事情
※時期的にはアリアとザンが結婚式を挙げた後ぐらい
※少々残虐なシーンが出てきます。
ラティスは悩んでいた。
姉が5人、義理の弟1人。つまり、自分が長男である。ということは、自動的に跡取りとなる身である。それもあって、あのボケ親父が引退した後、兵士としての自分になぜかお見合い攻撃が・・・加速してそれら全てを断るのに大変だった。
恐らく、アリア様の護衛隊長になったことが一番の要因であるが、ザン様と一番近い兵士であることもまた原因の一つだと感じている。それをザン様やアリア様は理解してくれているので、無駄なお見合いをもってくることはない。持ってくるのはやっかいな団長たちだ。あれだ、おやじの類友達な。
「ラティス~結婚はまだなのか」
「そうだぞ。ザン様も漸く聖女様と結婚式を挙げられたし、お前が結婚しても文句はいわぬだろう」
「・・・いやぁ、俺はまだまだ独り身でイイっス・・・」
(最近ふられたばっかりだしなー)
何しろ、仕事とどっちが大事なの!?と泣かれたのだ。護衛団長になる前はよく訓練場に見に来ては差し入れをしてくれていた心優しい彼女だった。だけれど、アリア様の護衛をしていると話した途端、態度がみるみるうちに変化した。どっちが綺麗なのとか私もデートしたいとか・・・
そういうことじゃないんスよ!って何度も宥めたけれど、ついには二択選択を責められて。
(まー噓は付けなかったからきっぱりと仕事を選ぶと言ったんだけれど)
それであっという間に訓練のサポートをしてくれた他の女性を含めて撤退とか。だからこそ、看護所が必要になったわけだが。
わいわい騒いではひっついてくるみんなをあしらってようやく外に出る。はぁーと背伸びしながらため息をついていると、不穏な気配と同時によく見知っている魔力を感知した。
「・・・・え?」
(これ・・・間違いない。とてもよく知っている魔力。だが、ごく微量・・・なぜこんなところで?)
思わず固まってしまったラティスだったが、中にいる仲間に抜けると一言だけ告げて、再び外に出ていった。ラティスは護衛隊長に抜擢された理由の一つである魔力感知を駆使して、魔力の痕跡を追った。ラティスがこの力についての詳細を知ったのはつい最近。ザン様とアリア様の結婚式が終わった後,父親に呼ばれ、この能力を持って生まれた意味を知った。それ故か、最近は魔力感知を使うのが憂鬱で仕方がない。
『ラティス・・・わしはな、お前がその力を持って生まれたと知った時から予感を感じていたのじゃ、お前と聖女様はいずれ出会う運命にあるであろうと。それだけに・・・悔やまれる』
俺が持つ能力は先祖返りの力なのだという。
『できうるならば、聖女とはあまり親密になってほしくはなかったが・・・わしの咎もある故何も言えぬ。だからこそ、言わねばなるまい。その先祖返りの力は・・・代償なのだ』
我が一族は元々は力を持たない一族だった。だから、力を欲した。そんなある時、王族の一人に囁かれたのだ。初代聖女様の魔力を奪うことができたならば魔力を得ることができるかもしれぬと。
そうして、集まった七家の貴族は王族の後ろ盾を得て、初代聖女を捕まえ―その魔力を奪った。そうして、代々の当主が王族から忠誠の証である『七賢人』の称号を得ることになった。
『ラティス・・・その力は我が一族の罪の証であり負の遺産。よいか、今でこそ、この世界を守ってくださる女神様とて我ら七賢人の子孫を許しているわけではない。皇族のみなが罰としてこの世界の柱の役割を命じられたように、我が一族もまた罰を与えられているのだ』
代々の当主は罰として課せられた役割を果たす義務がある・・・。
「はー、そんなの知りたくもなかったっス・・・恨むぞ」
頭を横に振りながら、今は目の前のことに集中すべく、闇の奥の方を睨みつける。気配を消し、武器を構えながら、深呼吸する。
ラティスはこれと決まった武器を持たない。それは、その時その時傍にあるものを武器にせよと母親から教育を受けていたためだ。
(あーやだやだ、考え事なんて。ひとまず今は目の前のことに集中するか)
「ざっと15匹ってとこか・・・不運な奴らっスね。よりによって俺に目を付けられるなんて」
頭を切り替えるべく、ぺろりと舌なめずりを一回してから、深紅の華を散らすべく、闇の中へと身を投じた。赤い水たまりがあちこちにできていて、それを意にも課さずに踏んでいくラティス。ポール家の人間として、母や姉から『聖女様を守るために精鋭たれ』と教育を受けている身として、15人程度の盗賊など雑魚でしかない。
あちこちがボロボロに崩れ、気絶している人間、切り捨てられた人間、おびえている人間、いずれもが盗賊だったが、ラティスが来たばかりの時の偉そうな態度はどこへやら。今はたった一人の人間におびえ、声を出せない状況に陥っている。ラティスはというと、宙に向かって何やら話していたが、すぐに盗賊たちに目を向けた。
「おし、連絡完了。お前ら、拘束するからここを動くな」
「お、お前・・・いった・・い・・・」
「一番お前たちが良く知る名前としては・・・ポール家っスかね」
「ポール家だと・・・この首都を束ねる領主の・・・・!!」
「そう。ここら一帯の表も裏も全てが俺の庭。だからこそ、面倒ごとは困るんスよねー」
「いた、いたいいいたいたいたいたいいいい!」
「麻薬を売りさばく売人や奴隷を売るやつらでさえ近寄らないココでこんな事よくできるとは、すげーっスわ、俺、ほんと涙出そう」
でも、ね、感謝してるんスよ、これでも?
丁度イライラしていたとこだったから。
「普段なら、こんなことしないんスけど・・・今日ばかりはちょーっとアウトだったっスね」
盗賊たちの顏が苦痛に歪むのを眺めながらも、ラティスは容赦なくその場全員の息を止めた。
最後の一人の呼吸が完全に止まったとき、ようやくラティスは武器を収めた。荒い呼吸を整え、あたりを見回していると、ドアが開く音が聞こえたので振り返ってみる。そこに現れたのは連絡しておいた家の人間達。
「おぼっちゃま・・・・うわぁ・・・・」
「お、来たっスか。じゃあ、こいつらを片付けてくれ」
「俺が言うのもなんだけれど・・・随分ヤったね」
「ちょっと親父といろいろあってバーンってなったからねーま、とりあえず当分は考えないようにするっスよ」
「・・・それが良いかと」
「ん。ところで、ソレ気持ち悪いんスけど?」
「今は兵士仲間としてではなく家来として接していますからね。いい加減に慣れてください。・・・とりあえず、その格好で城に戻るのはまずいですよ」
「っスね・・・少し着替えてから戻るかな」
はぁとため息をついて外へ出ようとすると、机の上にある袋から、魔力を感じた。袋を開けてみると、大小と様々な宝石が大量に入っていた。その中の一つに良く見知った魔力を嗅ぎ取ったラティスはなるほどと納得の表情を見せた。
「・・・なるほどね。アリア様やザン様がつけているピアスと同じ鉱石からできたヤツっスか」
「お、綺麗ですね」
「・・・こいつら盗賊が持っているということは盗難品の可能性もありかな。ちょっとついでに手続きしてくるっスわ」
「かしこまりましたー」
「後は任せるっスよ」
「明日はいつものラティスでお願いしますよ」
「・・・了解っス」
宝石の入った袋を懐に入れて、外へと出る。空に輝くピンク色のオーロラや星が自分の汚れを拭いさってくれるかと思うほど美しく輝いていた。
色々と思うことはある。
親父から聞かされた真実は自分にとっては衝撃のことだった。
でもよくよく考えれば、兵士として皇族に、そして聖女様に仕えていることには変わりない。
つまり、命を捧げているのはどちらにせよ同じなのだ。
ならば、自分がうだうだする必要はどこにもないはず。
いつかやってくるその時に受け入れられるようにすればよいだけだ。
(だから、今は楽しめばいい。あの二人の傍にいて、へらへら笑ってたくさんの思い出を作ることができれば、それで充分)
「・・・よーし、明日からまた頑張るっスかねー!」
次の日、意気揚々とアリア様の部屋を開けたラティスだったが、ザンがアリアを壁に押し付けながら抱いている様子を見た瞬間、勢いよく扉を閉めた。汗びっしょりになりながらも、目や耳に焼き付いたアリアの滑らかな肢体と喘ぎ声が頭から離れない。コレはヤバい・・・とドアノブから手を離してそろそろと廊下へと下がる。
が、ザンがそれを見逃すはずがなく。どこからか落ちてきた雷に追いかけられ、城を走り回り大絶叫するはめになった。
「なんで俺、こんな役回りなんスかぁああああああああ!!!!!」
「君の非日常は少ない方がよいのだよ」by作者
※時期的にはアリアとザンが結婚式を挙げた後ぐらい
※少々残虐なシーンが出てきます。
ラティスは悩んでいた。
姉が5人、義理の弟1人。つまり、自分が長男である。ということは、自動的に跡取りとなる身である。それもあって、あのボケ親父が引退した後、兵士としての自分になぜかお見合い攻撃が・・・加速してそれら全てを断るのに大変だった。
恐らく、アリア様の護衛隊長になったことが一番の要因であるが、ザン様と一番近い兵士であることもまた原因の一つだと感じている。それをザン様やアリア様は理解してくれているので、無駄なお見合いをもってくることはない。持ってくるのはやっかいな団長たちだ。あれだ、おやじの類友達な。
「ラティス~結婚はまだなのか」
「そうだぞ。ザン様も漸く聖女様と結婚式を挙げられたし、お前が結婚しても文句はいわぬだろう」
「・・・いやぁ、俺はまだまだ独り身でイイっス・・・」
(最近ふられたばっかりだしなー)
何しろ、仕事とどっちが大事なの!?と泣かれたのだ。護衛団長になる前はよく訓練場に見に来ては差し入れをしてくれていた心優しい彼女だった。だけれど、アリア様の護衛をしていると話した途端、態度がみるみるうちに変化した。どっちが綺麗なのとか私もデートしたいとか・・・
そういうことじゃないんスよ!って何度も宥めたけれど、ついには二択選択を責められて。
(まー噓は付けなかったからきっぱりと仕事を選ぶと言ったんだけれど)
それであっという間に訓練のサポートをしてくれた他の女性を含めて撤退とか。だからこそ、看護所が必要になったわけだが。
わいわい騒いではひっついてくるみんなをあしらってようやく外に出る。はぁーと背伸びしながらため息をついていると、不穏な気配と同時によく見知っている魔力を感知した。
「・・・・え?」
(これ・・・間違いない。とてもよく知っている魔力。だが、ごく微量・・・なぜこんなところで?)
思わず固まってしまったラティスだったが、中にいる仲間に抜けると一言だけ告げて、再び外に出ていった。ラティスは護衛隊長に抜擢された理由の一つである魔力感知を駆使して、魔力の痕跡を追った。ラティスがこの力についての詳細を知ったのはつい最近。ザン様とアリア様の結婚式が終わった後,父親に呼ばれ、この能力を持って生まれた意味を知った。それ故か、最近は魔力感知を使うのが憂鬱で仕方がない。
『ラティス・・・わしはな、お前がその力を持って生まれたと知った時から予感を感じていたのじゃ、お前と聖女様はいずれ出会う運命にあるであろうと。それだけに・・・悔やまれる』
俺が持つ能力は先祖返りの力なのだという。
『できうるならば、聖女とはあまり親密になってほしくはなかったが・・・わしの咎もある故何も言えぬ。だからこそ、言わねばなるまい。その先祖返りの力は・・・代償なのだ』
我が一族は元々は力を持たない一族だった。だから、力を欲した。そんなある時、王族の一人に囁かれたのだ。初代聖女様の魔力を奪うことができたならば魔力を得ることができるかもしれぬと。
そうして、集まった七家の貴族は王族の後ろ盾を得て、初代聖女を捕まえ―その魔力を奪った。そうして、代々の当主が王族から忠誠の証である『七賢人』の称号を得ることになった。
『ラティス・・・その力は我が一族の罪の証であり負の遺産。よいか、今でこそ、この世界を守ってくださる女神様とて我ら七賢人の子孫を許しているわけではない。皇族のみなが罰としてこの世界の柱の役割を命じられたように、我が一族もまた罰を与えられているのだ』
代々の当主は罰として課せられた役割を果たす義務がある・・・。
「はー、そんなの知りたくもなかったっス・・・恨むぞ」
頭を横に振りながら、今は目の前のことに集中すべく、闇の奥の方を睨みつける。気配を消し、武器を構えながら、深呼吸する。
ラティスはこれと決まった武器を持たない。それは、その時その時傍にあるものを武器にせよと母親から教育を受けていたためだ。
(あーやだやだ、考え事なんて。ひとまず今は目の前のことに集中するか)
「ざっと15匹ってとこか・・・不運な奴らっスね。よりによって俺に目を付けられるなんて」
頭を切り替えるべく、ぺろりと舌なめずりを一回してから、深紅の華を散らすべく、闇の中へと身を投じた。赤い水たまりがあちこちにできていて、それを意にも課さずに踏んでいくラティス。ポール家の人間として、母や姉から『聖女様を守るために精鋭たれ』と教育を受けている身として、15人程度の盗賊など雑魚でしかない。
あちこちがボロボロに崩れ、気絶している人間、切り捨てられた人間、おびえている人間、いずれもが盗賊だったが、ラティスが来たばかりの時の偉そうな態度はどこへやら。今はたった一人の人間におびえ、声を出せない状況に陥っている。ラティスはというと、宙に向かって何やら話していたが、すぐに盗賊たちに目を向けた。
「おし、連絡完了。お前ら、拘束するからここを動くな」
「お、お前・・・いった・・い・・・」
「一番お前たちが良く知る名前としては・・・ポール家っスかね」
「ポール家だと・・・この首都を束ねる領主の・・・・!!」
「そう。ここら一帯の表も裏も全てが俺の庭。だからこそ、面倒ごとは困るんスよねー」
「いた、いたいいいたいたいたいたいいいい!」
「麻薬を売りさばく売人や奴隷を売るやつらでさえ近寄らないココでこんな事よくできるとは、すげーっスわ、俺、ほんと涙出そう」
でも、ね、感謝してるんスよ、これでも?
丁度イライラしていたとこだったから。
「普段なら、こんなことしないんスけど・・・今日ばかりはちょーっとアウトだったっスね」
盗賊たちの顏が苦痛に歪むのを眺めながらも、ラティスは容赦なくその場全員の息を止めた。
最後の一人の呼吸が完全に止まったとき、ようやくラティスは武器を収めた。荒い呼吸を整え、あたりを見回していると、ドアが開く音が聞こえたので振り返ってみる。そこに現れたのは連絡しておいた家の人間達。
「おぼっちゃま・・・・うわぁ・・・・」
「お、来たっスか。じゃあ、こいつらを片付けてくれ」
「俺が言うのもなんだけれど・・・随分ヤったね」
「ちょっと親父といろいろあってバーンってなったからねーま、とりあえず当分は考えないようにするっスよ」
「・・・それが良いかと」
「ん。ところで、ソレ気持ち悪いんスけど?」
「今は兵士仲間としてではなく家来として接していますからね。いい加減に慣れてください。・・・とりあえず、その格好で城に戻るのはまずいですよ」
「っスね・・・少し着替えてから戻るかな」
はぁとため息をついて外へ出ようとすると、机の上にある袋から、魔力を感じた。袋を開けてみると、大小と様々な宝石が大量に入っていた。その中の一つに良く見知った魔力を嗅ぎ取ったラティスはなるほどと納得の表情を見せた。
「・・・なるほどね。アリア様やザン様がつけているピアスと同じ鉱石からできたヤツっスか」
「お、綺麗ですね」
「・・・こいつら盗賊が持っているということは盗難品の可能性もありかな。ちょっとついでに手続きしてくるっスわ」
「かしこまりましたー」
「後は任せるっスよ」
「明日はいつものラティスでお願いしますよ」
「・・・了解っス」
宝石の入った袋を懐に入れて、外へと出る。空に輝くピンク色のオーロラや星が自分の汚れを拭いさってくれるかと思うほど美しく輝いていた。
色々と思うことはある。
親父から聞かされた真実は自分にとっては衝撃のことだった。
でもよくよく考えれば、兵士として皇族に、そして聖女様に仕えていることには変わりない。
つまり、命を捧げているのはどちらにせよ同じなのだ。
ならば、自分がうだうだする必要はどこにもないはず。
いつかやってくるその時に受け入れられるようにすればよいだけだ。
(だから、今は楽しめばいい。あの二人の傍にいて、へらへら笑ってたくさんの思い出を作ることができれば、それで充分)
「・・・よーし、明日からまた頑張るっスかねー!」
次の日、意気揚々とアリア様の部屋を開けたラティスだったが、ザンがアリアを壁に押し付けながら抱いている様子を見た瞬間、勢いよく扉を閉めた。汗びっしょりになりながらも、目や耳に焼き付いたアリアの滑らかな肢体と喘ぎ声が頭から離れない。コレはヤバい・・・とドアノブから手を離してそろそろと廊下へと下がる。
が、ザンがそれを見逃すはずがなく。どこからか落ちてきた雷に追いかけられ、城を走り回り大絶叫するはめになった。
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