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番外編
番外編)バレンタインの夜に
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*第二王子と妃の夫婦事情
時期ネタでバレンタインな2人
※この世界では2月14日が恋人の日となっています
今年も2月14日がやってきた。すなわち、恋人の日。ピンクに輝く月が夜空にのぼることからピクムーの日と言われているこの日、アリアはベッドに縫い留められていた。
「ふあっ……んっ、んっ!」
うつ伏せになっているのは、背中のあちこちを舐められたりキスされたりしているからだ。その間にも細長い指が茂みの入り口をなぞるように擦ってくる。何かが出てきそうで怖くて太ももを閉じようとするもなかなかうまくいかない。火照る身体をなんとか動かそうとしても隣にいる彼のせいで動けない。
ああ、重い。そして何かがお尻に当たっているけれど、これは考えないほうがいいのだろうか。何かがは解りきっているが。後、お尻を厭らしく揉むその不埒な手をなんとかしなければならないとは思うが、うまくいかない。
茂みの入り口を撫でていた指がゆっくりと入り口の奥へと入り込んでくる。伝わってくる快感に体を震わせる。捻ろうとしたからだが再びシーツへ降ろされると今度は足を絡められた。
これでは逃げられない。そう思った時、反対側から筋肉質な腕がのっそりと胸を揉んできた。
耳を舐められ、身体じゅうに快感を与えられる。
アリアはーー声を出すのが恥ずかしいタイプだ。それをザンも熟知しているからこそ、余計に声を出させようと必死になっている。アリアもそれを察しているが、負けず嫌いな性格ゆえ、抗うことが多い。
胸を揉み、乳頭を弄ってくる手のぬくもりに耐えていると、急に上に引き寄せられて四つ這いの形になる。気付けば、茂みに入り込んでいた指は3本に増えていた。ぬるりと冷たい感触が襲ってきたと思ったら、熱を伴った何かが中へと入り込んできた。
「あ、あぁあああっ……!!」
ぎゅっとシーツを握り締め、奥へと入り込んでくる熱に耐える。汗びっしょりになりながらも、腕に足に力を入れていると、腰を掴まれた。あ、これはクるなと思い、アリアはぎゅっと唇に力を入れた。そして押し寄せてくる快感の波に逆らえるはずもなく、彼にすべてを委ねた。
どれほど経ったかわからない頃、ようやくザンはアリアから離れた。ずるりと肉棒が抜かれると汁が太ももを伝っていることに気付いたアリアはビクンと身体を震わせた後、疲れている身体にムチを討つように座り込む。
なかなか力が入らないがなんとか座ることができた。いつものようにへたりこむかと思ったザンは目を丸くした。
「どうした、お前が事後に座り込むなど珍しい」
「んっ……あのね、ザンに渡したいものがあるの」
「俺に?」
「そう。でも、ラティスに預けてしまって」
「つまり、部屋の外か」
「うん、だから」
「いい。そこを動くな……俺が取りに行く」
どうやら、アリアは俺へのプレゼントを取りに行こうとしていたらしい。今のお前、裸だってわかってないな。その状態でラティスに会わせるわけなかろう。扉を開けると、丁度ラティスと目が合った。すると、ラティスが助かったとばかりに箱と花束を押し付けてきた。
「いや、良かったす! アリア様に渡されていたんですがいつ渡していいかわからんかったので助かりました」
「……よくこれを隠せたものだな?」
「あ、隣にいるこいつが、四次元リュックを持っているんで預かってもらってました」
「そうか。じゃ、引き続きよろしくな」
「了解っス」
敬礼する2人に礼を言って、また部屋の中へと入る。ベッドの方へ戻るとアリアが笑みを浮かべていた。
「あ、良かった……!」
「おう。マジュネの花束と箱だな。ありがとう」
いい匂いだと言えば、あの三匹が頑張ってくれたのだと返ってきた。しばらく執務室に飾っておこうとザンは花束を机の上においた。箱だけもってアリアの隣に腰かけた。
「で、この箱は?」
「ふふ、開けてみて」
「お、これはチョコレート……か?」
「そう。私の国では、この日をバレンタインデーといって、好きな人にチョコを送る風習があるの。だから、ザンにいつか渡せたらと思って……。どうせなら、手作りにしようと思って、頑張ってみたの」
なかなか渡せなかったけれどやっと渡せると嬉しそうにアリアが言うと、なぜかザンは無言でアリアを引き寄せて抱きしめていた。アリア側からは顔が見えないのでわからなかったが、今のザンは耳も含めて真っ赤になっていた。
「ありがたく頂こう」
「飲み物にしようかとかいろいろ迷ったけれど、やっぱり甘さを調整しやすいのが一番かなって」
「ああ、美味しいよ」
ザンが一口食べたのを見守っていたアリアはほっとしつつ、自分も試しにとチョコレートに手を出そうとしたが、それより早くザンがキスしてくる。目をぱちくりさせたアリアだが、舌に流れ込むチョコの味に思わず身体を震わせた。それを逃すザンではない。しっかりと身体を支え、アリアの口の中をこれでもかと蹂躙する。
舌を絡め、ようやくチョコが小さくなった頃、ザンが舌を引き抜いた。少し茶色に染まっている舌が見える。恥ずかしくなったのかアリアは目を逸らそうとするが、ザンがいきなりアリアの胸を持ち上げようとしている。驚いていると、ザンはゆっくりと舌を乳頭に合わせて舐めてきた。
乳首にチョコが絡みつくのを目のあたりにしたアリアはひゃんと可愛らしい声を出す。それに気をよくしたのか、ザンはまた一つチョコを取り出し、アリアをベッドの方へと押しやろうとしている。
嫌な予感を感じたアリアは慌てて逃げようとするが、時遅し。ザンはアリアの膨らんだ胸にチョコを置き、そのチョコを肌に塗りたくるように舐めだした。
ひゃんとかひぃとかあられもない声を出しながらアリアはチョコの甘い匂いと快感に酔って身体を震わせていた。
これはーーあれだ、下の方も同じことをされるなという予感を感じたアリアは、決意した。
来年は絶対昼間に渡そう。そうすれば、こんな甘いデコレーションをされることはないだろうと。
今年は失敗したなと思いながらも、逃げようとしないのはなんとなくだ。子供じみた言い訳を自分にしながらも、腕をザンの背中に回す。――ザンの耳元に小さく囁いたのはアリアなりの仕返しだ。(……すぐに中に突っ込まれてアンアンいわされたけれど)
「ザン……大好きだよ、ハッピーバレンタイン」
時期ネタでバレンタインな2人
※この世界では2月14日が恋人の日となっています
今年も2月14日がやってきた。すなわち、恋人の日。ピンクに輝く月が夜空にのぼることからピクムーの日と言われているこの日、アリアはベッドに縫い留められていた。
「ふあっ……んっ、んっ!」
うつ伏せになっているのは、背中のあちこちを舐められたりキスされたりしているからだ。その間にも細長い指が茂みの入り口をなぞるように擦ってくる。何かが出てきそうで怖くて太ももを閉じようとするもなかなかうまくいかない。火照る身体をなんとか動かそうとしても隣にいる彼のせいで動けない。
ああ、重い。そして何かがお尻に当たっているけれど、これは考えないほうがいいのだろうか。何かがは解りきっているが。後、お尻を厭らしく揉むその不埒な手をなんとかしなければならないとは思うが、うまくいかない。
茂みの入り口を撫でていた指がゆっくりと入り口の奥へと入り込んでくる。伝わってくる快感に体を震わせる。捻ろうとしたからだが再びシーツへ降ろされると今度は足を絡められた。
これでは逃げられない。そう思った時、反対側から筋肉質な腕がのっそりと胸を揉んできた。
耳を舐められ、身体じゅうに快感を与えられる。
アリアはーー声を出すのが恥ずかしいタイプだ。それをザンも熟知しているからこそ、余計に声を出させようと必死になっている。アリアもそれを察しているが、負けず嫌いな性格ゆえ、抗うことが多い。
胸を揉み、乳頭を弄ってくる手のぬくもりに耐えていると、急に上に引き寄せられて四つ這いの形になる。気付けば、茂みに入り込んでいた指は3本に増えていた。ぬるりと冷たい感触が襲ってきたと思ったら、熱を伴った何かが中へと入り込んできた。
「あ、あぁあああっ……!!」
ぎゅっとシーツを握り締め、奥へと入り込んでくる熱に耐える。汗びっしょりになりながらも、腕に足に力を入れていると、腰を掴まれた。あ、これはクるなと思い、アリアはぎゅっと唇に力を入れた。そして押し寄せてくる快感の波に逆らえるはずもなく、彼にすべてを委ねた。
どれほど経ったかわからない頃、ようやくザンはアリアから離れた。ずるりと肉棒が抜かれると汁が太ももを伝っていることに気付いたアリアはビクンと身体を震わせた後、疲れている身体にムチを討つように座り込む。
なかなか力が入らないがなんとか座ることができた。いつものようにへたりこむかと思ったザンは目を丸くした。
「どうした、お前が事後に座り込むなど珍しい」
「んっ……あのね、ザンに渡したいものがあるの」
「俺に?」
「そう。でも、ラティスに預けてしまって」
「つまり、部屋の外か」
「うん、だから」
「いい。そこを動くな……俺が取りに行く」
どうやら、アリアは俺へのプレゼントを取りに行こうとしていたらしい。今のお前、裸だってわかってないな。その状態でラティスに会わせるわけなかろう。扉を開けると、丁度ラティスと目が合った。すると、ラティスが助かったとばかりに箱と花束を押し付けてきた。
「いや、良かったす! アリア様に渡されていたんですがいつ渡していいかわからんかったので助かりました」
「……よくこれを隠せたものだな?」
「あ、隣にいるこいつが、四次元リュックを持っているんで預かってもらってました」
「そうか。じゃ、引き続きよろしくな」
「了解っス」
敬礼する2人に礼を言って、また部屋の中へと入る。ベッドの方へ戻るとアリアが笑みを浮かべていた。
「あ、良かった……!」
「おう。マジュネの花束と箱だな。ありがとう」
いい匂いだと言えば、あの三匹が頑張ってくれたのだと返ってきた。しばらく執務室に飾っておこうとザンは花束を机の上においた。箱だけもってアリアの隣に腰かけた。
「で、この箱は?」
「ふふ、開けてみて」
「お、これはチョコレート……か?」
「そう。私の国では、この日をバレンタインデーといって、好きな人にチョコを送る風習があるの。だから、ザンにいつか渡せたらと思って……。どうせなら、手作りにしようと思って、頑張ってみたの」
なかなか渡せなかったけれどやっと渡せると嬉しそうにアリアが言うと、なぜかザンは無言でアリアを引き寄せて抱きしめていた。アリア側からは顔が見えないのでわからなかったが、今のザンは耳も含めて真っ赤になっていた。
「ありがたく頂こう」
「飲み物にしようかとかいろいろ迷ったけれど、やっぱり甘さを調整しやすいのが一番かなって」
「ああ、美味しいよ」
ザンが一口食べたのを見守っていたアリアはほっとしつつ、自分も試しにとチョコレートに手を出そうとしたが、それより早くザンがキスしてくる。目をぱちくりさせたアリアだが、舌に流れ込むチョコの味に思わず身体を震わせた。それを逃すザンではない。しっかりと身体を支え、アリアの口の中をこれでもかと蹂躙する。
舌を絡め、ようやくチョコが小さくなった頃、ザンが舌を引き抜いた。少し茶色に染まっている舌が見える。恥ずかしくなったのかアリアは目を逸らそうとするが、ザンがいきなりアリアの胸を持ち上げようとしている。驚いていると、ザンはゆっくりと舌を乳頭に合わせて舐めてきた。
乳首にチョコが絡みつくのを目のあたりにしたアリアはひゃんと可愛らしい声を出す。それに気をよくしたのか、ザンはまた一つチョコを取り出し、アリアをベッドの方へと押しやろうとしている。
嫌な予感を感じたアリアは慌てて逃げようとするが、時遅し。ザンはアリアの膨らんだ胸にチョコを置き、そのチョコを肌に塗りたくるように舐めだした。
ひゃんとかひぃとかあられもない声を出しながらアリアはチョコの甘い匂いと快感に酔って身体を震わせていた。
これはーーあれだ、下の方も同じことをされるなという予感を感じたアリアは、決意した。
来年は絶対昼間に渡そう。そうすれば、こんな甘いデコレーションをされることはないだろうと。
今年は失敗したなと思いながらも、逃げようとしないのはなんとなくだ。子供じみた言い訳を自分にしながらも、腕をザンの背中に回す。――ザンの耳元に小さく囁いたのはアリアなりの仕返しだ。(……すぐに中に突っ込まれてアンアンいわされたけれど)
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