社会復帰日記

社会復帰中

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19.05.26

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 会社の先輩と同期に会ってきた。私が新入社員研修の時に同じグループだったメンバーとその時に監督をしてくれた先輩だ。取り決めはないのだが、1年に1回くらいの頻度で会が開かれている。他のメンバー同士で会ってもいるようだけれど、私はその場には大抵いない。皆、私が休職をしていることは当然把握していて、却ってそれをネタにしてくる。そのことは人によってはストレスでしかないだろうけれど、このメンバーであれば許せる。けれど、このメンバー以外であっても、そういう風に扱えるようになればいいかもしれない。簡単ではないし、それもプラスマイナスの効用があるだろうけれど、腫れ物扱いにはなりたくない。会全体は楽しく、そんなことを考えた。

 昨日からの続き。年末年始で帰省している。両親と祖父母の顔を見て、年明けには復帰しようかなと思えるメンタルになりつつあった。ADHDの問題が出てきた以上、医師とも職場とも相談をする必要はあるが、少なくとも横になっているだけの日々からは抜けられそうな気がしてきた。

 大晦日。買い出し以外は特にすることがなく、自室に残っていた本を捲って過ごした。思えば年末年始を家族以外と過ごしたことはなく、渋谷とはいかなくてもいいが他の誰かと共有してみたいなと毎年のように思う。一方で年末年始くらいは家族といた方がいいのではないかとも思う。

 大学生の頃には、1人目の彼女が男女複数人で年越しをしているのをTwitterで発見して激しく苦しんだ。今思い出しても苦しい。別れた後なので、私が何かをいう権利は当然無い。勝手に苦しんでいた。

 母親の家事を一部手伝うが、母は働き者なので却って邪魔になるので結局1人で時間を過ごす。場所が変わっただけで、生活は殆どいつも通りの休日だった。

 大晦日の食事も豪華で普段は口にしない日本酒を飲んだりもした。一人暮らしの家には無いテレビを家族で見て、年越し蕎麦を食べた。いつも通りの年末だった。

 年が明け、家族と今年もよろしくなんて言葉を交わす。子供の頃であれば、ここからなるべく起きているようにしたり、除夜の鐘を突きに行ったのだけれど、もう誰もそんな歳ではないので、風呂に入って静かに床についた。何か良いことがある年になるといい。毎私に、出来れば私の回りに、欲張っていいなら世界に。毎年そう思う。

 深夜にも関わらずスマホが震え、見てみると後輩の女の子からだった。

 細かい話は明日以降に続ける。
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