80 / 1,646
光の剣と時の刀
しおりを挟む
朝孝の振るう剣技は、確かにシャーフのものによく似ていた。
シュトラールも彼との手合わせを、擬似的な朝孝攻略に役立てようとしていたのも事実。
彼が刀を一振りすれば、それはただの一撃に非ず。
シャーフの使っていた技、残月のようにその場にしばらくの間残る斬撃であり、重ねて使う雨夜月でそれを目視し辛くする。
彼の師である朝孝の手にかかれば、その数はシャーフの比ではない。
しかし、シュトラールはそのカラクリを知っている上に、冷静であった。
自身の剣を、細かく角度調整しながら辺りに残る斬撃の位置を正確に読み取り、巧みに躱していく。
「それもッ・・・、彼から教わったのですかッ・・・?」
手を休めることなく振り続ける朝孝は、シュトラールの見事な動きに素直に感服していた。
「簡単な仕組みだ・・・。 だが、流石と言うべきか・・・シャーフの比ではないな。 数が多く、確認するのが一苦労だッ・・・」
「謙遜・・・というのも心得ているのですねッ・・・」
通常の刀の振りに加え、その場に残る斬撃に手を焼いているシュトラールだが、朝孝は彼の発言が、ただの謙遜でないことを感じていた。
並大抵の者では擦り傷一つ受けることなく、これを捌ききるなど到底できる技ではなく、シュトラールの持つ剣一つで斬撃の位置を全て把握していることに違和感を感じた。
「剣だけではない・・・、何か・・・別のもの?」
朝孝が攻撃の手数を増やそうとも、速度を上げようとも、シュトラールはその悉くを捌いてみせる。
それならばと、彼は攻撃のバリエーションを増やし、更にその妙技による攻勢に拍車をかける。
防戦に徹し、彼の知られざる攻撃に備え集中力を高めるシュトラール。
だが、戦況は漸く動きを見せる。
シュトラールに初めて、擦り傷がついた。
「ッ・・・?」
単純に目測を誤ったのかと思っていたシュトラールだが、徐々に身に纏った衣服が斬れ、傷が増え始めたことで、漸く事態の異変に気付く。
「何ッ・・・!? これは明らかに私の目測の誤り・・・ミスによるものではないッ・・・! 何をしたのだッ・・・?」
朝孝の刀を振る攻撃動作に、速度の変化こそあれど、他に変わった動きは観れなかった。
つまり彼自身や、彼の刀を振る動きに変化はないということ。
「・・・変わったのは、この斬撃の方かッ・・・!」
シュトラールはその観察眼から、すぐに自身を追い詰める攻撃の変化に気がつくと、彼は朝孝の攻撃後に残った斬撃に向けて、剣を構え、防御体勢を取る。
すると、その場に固定され、残っているだけだった斬撃が動き出し、シュトラールの構えた剣目掛けて飛んできたのだ。
「見えない斬撃をその場に固定するだけではなく、時間差で動かしたのかッ・・・!?」
彼の推理を聞いて、朝孝はシュトラールの底知れない戦闘のセンスに、目を見開いて固唾を呑んだ。
「・・・まさか・・・、こんなに早く看破されるなんて。 貴方という人は・・・」
後ろへ飛び退き、距離をとった朝孝は、次の一手の算段をする。
だが、自身の間合いで大したダメージを与えられず、後退したということが、シュトラールを勢い連せることになってしまう。
「お前の間合いに入って戦ったのに、この程度か・・・? 驚かされることはあっても窮地に陥ることはない・・・」
シュトラールは手にした剣を掲げる。
「光の剣ッ!!」
彼がスキルを使うと、掲げた剣が強い光を放ち、刀身が光を纏い輝き始める。
「次は、私の番だッ・・・」
シュトラールが剣を振ると、光の斬撃が衝撃波となって朝孝の元へと放たれる。
刀で弾こうと思っていた朝孝だが、衝撃波が直ぐそこにまで近づいた瞬間、高密度のエネルギーでできていることを悟ると、咄嗟にこれを避ける。
朝孝を通り過ぎた光の衝撃波は彼の後方で、どこまで飛んで行ったのか確認できない程、綺麗にその跡を残しながら建物を突き抜けていった。
シュトラールはその後も、攻撃の手を緩めることなく光の斬撃を飛ばし続ける。
アーテムのように身軽な動きで朝孝はコレを躱して行く。
朝孝は幼き頃の人斬り時代、どちらかというとアーテムのように機敏な動きで相手を翻弄する戦い方をしていた。
故にアーテムの師であり、彼のあの動きは朝孝から会得した技術だということが分かる。
しかし、避け続ける彼には一つ気がかりなことがあった。
「建物がッ・・・」
後ろを振り返る朝孝の目に、無残にも建物が破壊されて行く様が映る。
彼の思い出の地、日本の建物を模してわざわざ作った建造物が、徐々に瓦礫と化していくのを目の当たりにし、朝孝は別の手段にて打開策を見つける。
朝孝の残していた、まだ固定されたままの斬撃がシュトラールの光の斬撃に触れると、範囲を狭め少し縮小し、威力を弱めていたのだ。
これに気づいた朝孝は、より見えづらい斬撃を一箇所に集中させ固定する。
朝孝の小細工に気付くも、御構い無しに光の斬撃を放つ。
そしてそれが朝孝の斬撃に当たると、固定されていた斬撃が一気に動き出し、連撃が発動し、シュトラールの光の斬撃を消滅させた。
「だがそんなこと、いつまで続けられる? 何かを守りながら戦えるほど、私は甘くないぞッ・・・!」
「心配には及びません・・・。 これは、守りのためだけの技ではありませんッ・・・!」
その瞬間、シュトラールの懐で何かが炸裂する。
「うッ・・・!?」
咄嗟に後ろへ飛び退くが間に合わず、見えざる斬撃の集合体が連撃となりシュトラールに命中する。
そして後退した背後からも斬撃を食らう。
「何ッ・・・、一体何故ッ・・・!?」
朝孝の斬撃は、飛ばすことは勿論のこと、固定・集結・加速に減速と、時間差攻撃まで可能であり、その発動タイミングも任意に行える。
それ故、朝孝が飛ばした斬撃をシュトラールが避けたと思っていても、彼の背後でピタリと動きを止め、固定されていたのだ。
「まさかッ・・・斬撃の時間を操れるのかッ・・・?」
シュトラールの中で考え至った朝孝のクラス、それは近接職の剣士系クラスに加え、時を操るクラスの“時魔道士”の可能性。
しかし、時を操るという強力なスキルが故に、そのデメリットも大きく、単純に魔力消費が非常に多く、連続使用は疎か、他のスキルさえ使えなくなってしまい、自分の首を絞める結果になることも多い。
「だが何故だ・・・。 何故、何度も・・・いくつもの斬撃の時間を操れるッ・・・!?」
シュトラールが考える朝孝最大の謎が、彼の“斬撃の時を操る”スキルの連続使用とい点であった。
シュトラールも彼との手合わせを、擬似的な朝孝攻略に役立てようとしていたのも事実。
彼が刀を一振りすれば、それはただの一撃に非ず。
シャーフの使っていた技、残月のようにその場にしばらくの間残る斬撃であり、重ねて使う雨夜月でそれを目視し辛くする。
彼の師である朝孝の手にかかれば、その数はシャーフの比ではない。
しかし、シュトラールはそのカラクリを知っている上に、冷静であった。
自身の剣を、細かく角度調整しながら辺りに残る斬撃の位置を正確に読み取り、巧みに躱していく。
「それもッ・・・、彼から教わったのですかッ・・・?」
手を休めることなく振り続ける朝孝は、シュトラールの見事な動きに素直に感服していた。
「簡単な仕組みだ・・・。 だが、流石と言うべきか・・・シャーフの比ではないな。 数が多く、確認するのが一苦労だッ・・・」
「謙遜・・・というのも心得ているのですねッ・・・」
通常の刀の振りに加え、その場に残る斬撃に手を焼いているシュトラールだが、朝孝は彼の発言が、ただの謙遜でないことを感じていた。
並大抵の者では擦り傷一つ受けることなく、これを捌ききるなど到底できる技ではなく、シュトラールの持つ剣一つで斬撃の位置を全て把握していることに違和感を感じた。
「剣だけではない・・・、何か・・・別のもの?」
朝孝が攻撃の手数を増やそうとも、速度を上げようとも、シュトラールはその悉くを捌いてみせる。
それならばと、彼は攻撃のバリエーションを増やし、更にその妙技による攻勢に拍車をかける。
防戦に徹し、彼の知られざる攻撃に備え集中力を高めるシュトラール。
だが、戦況は漸く動きを見せる。
シュトラールに初めて、擦り傷がついた。
「ッ・・・?」
単純に目測を誤ったのかと思っていたシュトラールだが、徐々に身に纏った衣服が斬れ、傷が増え始めたことで、漸く事態の異変に気付く。
「何ッ・・・!? これは明らかに私の目測の誤り・・・ミスによるものではないッ・・・! 何をしたのだッ・・・?」
朝孝の刀を振る攻撃動作に、速度の変化こそあれど、他に変わった動きは観れなかった。
つまり彼自身や、彼の刀を振る動きに変化はないということ。
「・・・変わったのは、この斬撃の方かッ・・・!」
シュトラールはその観察眼から、すぐに自身を追い詰める攻撃の変化に気がつくと、彼は朝孝の攻撃後に残った斬撃に向けて、剣を構え、防御体勢を取る。
すると、その場に固定され、残っているだけだった斬撃が動き出し、シュトラールの構えた剣目掛けて飛んできたのだ。
「見えない斬撃をその場に固定するだけではなく、時間差で動かしたのかッ・・・!?」
彼の推理を聞いて、朝孝はシュトラールの底知れない戦闘のセンスに、目を見開いて固唾を呑んだ。
「・・・まさか・・・、こんなに早く看破されるなんて。 貴方という人は・・・」
後ろへ飛び退き、距離をとった朝孝は、次の一手の算段をする。
だが、自身の間合いで大したダメージを与えられず、後退したということが、シュトラールを勢い連せることになってしまう。
「お前の間合いに入って戦ったのに、この程度か・・・? 驚かされることはあっても窮地に陥ることはない・・・」
シュトラールは手にした剣を掲げる。
「光の剣ッ!!」
彼がスキルを使うと、掲げた剣が強い光を放ち、刀身が光を纏い輝き始める。
「次は、私の番だッ・・・」
シュトラールが剣を振ると、光の斬撃が衝撃波となって朝孝の元へと放たれる。
刀で弾こうと思っていた朝孝だが、衝撃波が直ぐそこにまで近づいた瞬間、高密度のエネルギーでできていることを悟ると、咄嗟にこれを避ける。
朝孝を通り過ぎた光の衝撃波は彼の後方で、どこまで飛んで行ったのか確認できない程、綺麗にその跡を残しながら建物を突き抜けていった。
シュトラールはその後も、攻撃の手を緩めることなく光の斬撃を飛ばし続ける。
アーテムのように身軽な動きで朝孝はコレを躱して行く。
朝孝は幼き頃の人斬り時代、どちらかというとアーテムのように機敏な動きで相手を翻弄する戦い方をしていた。
故にアーテムの師であり、彼のあの動きは朝孝から会得した技術だということが分かる。
しかし、避け続ける彼には一つ気がかりなことがあった。
「建物がッ・・・」
後ろを振り返る朝孝の目に、無残にも建物が破壊されて行く様が映る。
彼の思い出の地、日本の建物を模してわざわざ作った建造物が、徐々に瓦礫と化していくのを目の当たりにし、朝孝は別の手段にて打開策を見つける。
朝孝の残していた、まだ固定されたままの斬撃がシュトラールの光の斬撃に触れると、範囲を狭め少し縮小し、威力を弱めていたのだ。
これに気づいた朝孝は、より見えづらい斬撃を一箇所に集中させ固定する。
朝孝の小細工に気付くも、御構い無しに光の斬撃を放つ。
そしてそれが朝孝の斬撃に当たると、固定されていた斬撃が一気に動き出し、連撃が発動し、シュトラールの光の斬撃を消滅させた。
「だがそんなこと、いつまで続けられる? 何かを守りながら戦えるほど、私は甘くないぞッ・・・!」
「心配には及びません・・・。 これは、守りのためだけの技ではありませんッ・・・!」
その瞬間、シュトラールの懐で何かが炸裂する。
「うッ・・・!?」
咄嗟に後ろへ飛び退くが間に合わず、見えざる斬撃の集合体が連撃となりシュトラールに命中する。
そして後退した背後からも斬撃を食らう。
「何ッ・・・、一体何故ッ・・・!?」
朝孝の斬撃は、飛ばすことは勿論のこと、固定・集結・加速に減速と、時間差攻撃まで可能であり、その発動タイミングも任意に行える。
それ故、朝孝が飛ばした斬撃をシュトラールが避けたと思っていても、彼の背後でピタリと動きを止め、固定されていたのだ。
「まさかッ・・・斬撃の時間を操れるのかッ・・・?」
シュトラールの中で考え至った朝孝のクラス、それは近接職の剣士系クラスに加え、時を操るクラスの“時魔道士”の可能性。
しかし、時を操るという強力なスキルが故に、そのデメリットも大きく、単純に魔力消費が非常に多く、連続使用は疎か、他のスキルさえ使えなくなってしまい、自分の首を絞める結果になることも多い。
「だが何故だ・・・。 何故、何度も・・・いくつもの斬撃の時間を操れるッ・・・!?」
シュトラールが考える朝孝最大の謎が、彼の“斬撃の時を操る”スキルの連続使用とい点であった。
0
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる