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ましゅまろ男子にご用心
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※視点切替え有り→◇受視点◆攻視点
******
◇
八嶋先輩は我が南中水泳部期待のエースだ。
しなやかなフォームで水を掻いて泳ぐ姿は、惚れ惚れするほど格好良くてずっと見ていても飽きる事はない。
中2にはとても見えない先輩の引き締まった体つきは僕の理想そのもの。
そんな八嶋先輩は、水泳部のお荷物部員の僕になぜかとても優しい。
僕はいわゆるぽっちゃり男子って奴で、この体型をどうにかしたくて入学してすぐ水泳部に入った。だけどちっとも体型は変わらないし、泳ぎも上達しない。
八嶋先輩はそんな駄目な僕に、部活が終わってから泳ぎ方を教えてくれる優しい人だ。八嶋先輩がいなかったら、僕はきっと部を辞めていたに違いない。
だけど、どうして八嶋先輩はこんなに僕に優しくしてくれるのかなぁ?
理由はわからないけれど、八嶋先輩と二人での練習はとても楽しい。
いつも手取り足取り丁寧に教えてくれるし、広いプールに二人っきりだから、部活の時と違って周りの目も気にしなくていいしね。
そんな先輩のご恩に報いる為にも、泳ぎを上達してスレンダーでムキムキマッチョな体になってみせるぞ!でも、意気込む気持ちとは裏腹に僕の体はちっとも痩せないんだよなぁ…。
はぁ~。
◆
俺、八嶋凪は水泳部のエースとしてこの南中ではちょっとした有名人だ。
部での信頼も厚いし、爽やかなスポーツマンとして男女問わず人気がある。
そんな俺だが、小学生の頃は食が細くガリガリに痩せていて、周りからは柳の下のユーレイとか言われて苛められていた。
水泳を始めてからは食事量も増えて、それに伴い身長も伸び体重も増え筋肉も付いて、昔の面影はどこにもなくなった。
だが、ガリガリだった頃の俺を苛めのネタにしていた奴らが、俺の外見が変わった途端に手の平を反したように、友達ぶったり告白してきたりして来た事で、俺は軽い人間不信になった。
確かに、水泳を始めて上達していくうちにそれが自信となり、外見と共に内面も変わっていった俺に好意を向けてくるのは自然な事だったろう。
だが、彼らにとっては軽い気持ちのからかいや苛めは俺の内に傷となって残ってしまった。
表面上は誰にも優しく穏やかに接するけれど、本当に心を許せる人間なんて身内しかいない。そんな自分の情けなさを隠して上辺だけは華やかな人気者を装う俺。
だが、そんな俺の心をふんわりと温めてくれる、まるでマシュマロのような彼に出会い俺は変わった。
今年入部してきた白崎雪乃くん。
色が白くてちょっとぽっちゃりな彼は、自分の体型を気にしているらしく、水泳での肉体改造を目指してるんだと、恥ずかしそうに入部の動機を明かしてくれた。
なんて勿体ない!
雪乃くんのあのふくふくとした二の腕、お腹、太もも。吸い付くような手触りの肌理細やかな美しい肌。白くてふにゅふにゅとしていて、まるでマシュマロのような彼。
そんな素敵な雪乃くんの魅力を、不粋なダイエットや食事制限などで失わせてなどなるものか!俺は優しくて面倒見の良い先輩として雪乃くんに近付き彼の信頼を得た。
雪乃くんは俺の言うことなら素直に信じてくれて、こんな風に部活後の二人きりでの練習だって、何の疑いも持たずに俺に身を任せてくれるのだ。
今日はたくさん泳いだからきっと体重も減りましたよね?と、屈託のない笑顔を向ける雪乃くんを俺は今日も自宅へと誘った…。
俺の母親はガリガリだった俺を太らす為に、栄養満点の美味しい料理を作るのが趣味になり、美味しく食べてくれる相手を大歓迎する。もともと食べるのが大好きな雪乃くんは、俺の母親に勧められると断れない。
それに本音は食べたくて仕方ない雪乃くんに、『肉体改造にはバランスの取れた食事は必要不可欠だよ』と優しく笑って勧める。そうしてたらふく食べさせ、練習で消費した分のカロリーをしっかり補給させてから帰らせるのだ。
そんな訳で、今日も雪乃くんは俺の愛して止まないぽっちゃり男子のまま。俺に至福の触りごこちを与えてくれている。
ビバ!ぽっちゃり!!
******
八嶋凪…水泳部のエース。
子供の頃はガリガリだった為、名前をもじって柳ユーレイと苛められていた。自分が苦労して体重を増やしたので、ぽっちゃりした雪乃は憧れであり最高の癒し。
白崎雪乃…ぽっちゃりマシュマロ男子。体型でからかわれてきた為に、中学入学を期に痩せる決心をして水泳部へ入部。しかし八嶋の目論みにより未だにぽっちゃり男子のまま。
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八嶋先輩は我が南中水泳部期待のエースだ。
しなやかなフォームで水を掻いて泳ぐ姿は、惚れ惚れするほど格好良くてずっと見ていても飽きる事はない。
中2にはとても見えない先輩の引き締まった体つきは僕の理想そのもの。
そんな八嶋先輩は、水泳部のお荷物部員の僕になぜかとても優しい。
僕はいわゆるぽっちゃり男子って奴で、この体型をどうにかしたくて入学してすぐ水泳部に入った。だけどちっとも体型は変わらないし、泳ぎも上達しない。
八嶋先輩はそんな駄目な僕に、部活が終わってから泳ぎ方を教えてくれる優しい人だ。八嶋先輩がいなかったら、僕はきっと部を辞めていたに違いない。
だけど、どうして八嶋先輩はこんなに僕に優しくしてくれるのかなぁ?
理由はわからないけれど、八嶋先輩と二人での練習はとても楽しい。
いつも手取り足取り丁寧に教えてくれるし、広いプールに二人っきりだから、部活の時と違って周りの目も気にしなくていいしね。
そんな先輩のご恩に報いる為にも、泳ぎを上達してスレンダーでムキムキマッチョな体になってみせるぞ!でも、意気込む気持ちとは裏腹に僕の体はちっとも痩せないんだよなぁ…。
はぁ~。
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俺、八嶋凪は水泳部のエースとしてこの南中ではちょっとした有名人だ。
部での信頼も厚いし、爽やかなスポーツマンとして男女問わず人気がある。
そんな俺だが、小学生の頃は食が細くガリガリに痩せていて、周りからは柳の下のユーレイとか言われて苛められていた。
水泳を始めてからは食事量も増えて、それに伴い身長も伸び体重も増え筋肉も付いて、昔の面影はどこにもなくなった。
だが、ガリガリだった頃の俺を苛めのネタにしていた奴らが、俺の外見が変わった途端に手の平を反したように、友達ぶったり告白してきたりして来た事で、俺は軽い人間不信になった。
確かに、水泳を始めて上達していくうちにそれが自信となり、外見と共に内面も変わっていった俺に好意を向けてくるのは自然な事だったろう。
だが、彼らにとっては軽い気持ちのからかいや苛めは俺の内に傷となって残ってしまった。
表面上は誰にも優しく穏やかに接するけれど、本当に心を許せる人間なんて身内しかいない。そんな自分の情けなさを隠して上辺だけは華やかな人気者を装う俺。
だが、そんな俺の心をふんわりと温めてくれる、まるでマシュマロのような彼に出会い俺は変わった。
今年入部してきた白崎雪乃くん。
色が白くてちょっとぽっちゃりな彼は、自分の体型を気にしているらしく、水泳での肉体改造を目指してるんだと、恥ずかしそうに入部の動機を明かしてくれた。
なんて勿体ない!
雪乃くんのあのふくふくとした二の腕、お腹、太もも。吸い付くような手触りの肌理細やかな美しい肌。白くてふにゅふにゅとしていて、まるでマシュマロのような彼。
そんな素敵な雪乃くんの魅力を、不粋なダイエットや食事制限などで失わせてなどなるものか!俺は優しくて面倒見の良い先輩として雪乃くんに近付き彼の信頼を得た。
雪乃くんは俺の言うことなら素直に信じてくれて、こんな風に部活後の二人きりでの練習だって、何の疑いも持たずに俺に身を任せてくれるのだ。
今日はたくさん泳いだからきっと体重も減りましたよね?と、屈託のない笑顔を向ける雪乃くんを俺は今日も自宅へと誘った…。
俺の母親はガリガリだった俺を太らす為に、栄養満点の美味しい料理を作るのが趣味になり、美味しく食べてくれる相手を大歓迎する。もともと食べるのが大好きな雪乃くんは、俺の母親に勧められると断れない。
それに本音は食べたくて仕方ない雪乃くんに、『肉体改造にはバランスの取れた食事は必要不可欠だよ』と優しく笑って勧める。そうしてたらふく食べさせ、練習で消費した分のカロリーをしっかり補給させてから帰らせるのだ。
そんな訳で、今日も雪乃くんは俺の愛して止まないぽっちゃり男子のまま。俺に至福の触りごこちを与えてくれている。
ビバ!ぽっちゃり!!
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八嶋凪…水泳部のエース。
子供の頃はガリガリだった為、名前をもじって柳ユーレイと苛められていた。自分が苦労して体重を増やしたので、ぽっちゃりした雪乃は憧れであり最高の癒し。
白崎雪乃…ぽっちゃりマシュマロ男子。体型でからかわれてきた為に、中学入学を期に痩せる決心をして水泳部へ入部。しかし八嶋の目論みにより未だにぽっちゃり男子のまま。
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