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朝日がきれい
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「ラーナ、もっと早くよけないと攻撃できないよ」
「わ、分かってるよ!」
ラーナは今ボス戦モードの最初のダンジョンボスと戦っていた。普段は簡単に倒すラーナであったが、苦戦している。
ここまで、35戦35敗だ。
ラーナは敵の攻撃を避けながら、基礎トレの後の日々を思い出していた。
蜃気楼箱でのトレーニングではまず、重力レベル2での最初のダンジョンのボス戦から始まった。
いつもはレベル1でやっていたので最初はてこづったが、基礎トレのせいか体が軽く感じ、最後のボス戦まであっさりと倒せた。
が、ここからが大変だった。
次は重力レベル3でまた最初のボス戦を戦うことにしたが
最初のボス戦から何回も負けた。普段はレアアイテム獲得や、ゲーム通貨を稼ぐために、周回で何回も勝っていた相手に負けることがラーナにとってとてつもなく屈辱的で、悔しくて涙を流した。だけどそのたびにユーリに励まされ、なんとか遠回りしながらも勝ち進んできた。
そしてついに、レベル3で、ラストダンジョンのボスを倒したのは3日前、ボス戦が始まり、2週間以上が過ぎていた。
それからレベルをまたひとつあげ重力レベル4、いよいよ現実世界と同じ重力レベルでのボス戦がはじまった。
「だめだ!」
敵の攻撃をもろにくらい、ラーナはたおれこんだ。
これで36敗目。
「立ちなさい!ラーナ!」
体が重く感じる。重力レベル1の時と同じように動こうとするので、余計そう感じる。
でもそれから何戦かした後、なんとか最初のボスを倒した。
「おめでとう、もう少しかかるかなって思ったけど、今日中に倒すとはね」
「へへへ。」
「重力レベル4で最初のダンジョンボスを倒した。だから、もういけるのではないかしら」
「スライム倒し?」
「ええ、私も手伝うから一日できっと倒しきれるはず、明日やりましょう」
特訓が終わり、ラーナは蜃気楼箱から出て、夕食をとった。
「ジイ、明日ユーリと一緒に頑張るわ。応援よろしくね」
ラーナはフォークでハンバーグを差しながらそう言った。
「お嬢様、本当によろしいのですか? 見張りの者に手伝わせなくても。
「私達だけで十分よ。素人に任せられないわ、だって……」
こないだのように、スライムが攻撃することがあるかもしれないでしょ。もう誰も傷つけたくないの。
そうラーナは言おうとしたが、さすがに気恥ずかしく言うのをやめた。
次の日の朝
「いよいよだね。ラーナ」
「うん!」
「それじゃあスタート!」
ラーナとユーリは一日中スライムを探し続け、倒した。
そして夜になった。
夜になっても二人草原をかきわけ、見つけては倒す作業を繰り返した。
そして二人は力を使い果たし、寝転んだ。
朝が来た。朝日が二人を照らし出す。
スライムはどこにもいない。分裂していない。ようやくすべてのスライムを倒しきった。
「やったね!」
ラーナとユーリはハイタッチした。
そして二人は大の字になって寝転がった。
「ユーリ」
「なぁに?」
「朝日ってこんなにもきれいなんだね。」
普段朝食をとってからは蜃気楼箱にいたので、ラーナは朝日がとても美しく思えた。
「そうね、本当にきれいだね」
ユーリとラーナはそのまま寝た。
そしてお昼になる頃、二人は起き、ユーリは帰った。
そしてラーナは、屋敷の屋上のテラス席で、紅茶を飲みながらスライムが一匹もいない広大な農場を見渡した。
終わった。戦いは終わった。
だから明日からまたレベル1で遊べる。
ラーナは満足していた。だけど、部屋には戻らず、しばらく夕日をぼんやりと眺めていた。
「わ、分かってるよ!」
ラーナは今ボス戦モードの最初のダンジョンボスと戦っていた。普段は簡単に倒すラーナであったが、苦戦している。
ここまで、35戦35敗だ。
ラーナは敵の攻撃を避けながら、基礎トレの後の日々を思い出していた。
蜃気楼箱でのトレーニングではまず、重力レベル2での最初のダンジョンのボス戦から始まった。
いつもはレベル1でやっていたので最初はてこづったが、基礎トレのせいか体が軽く感じ、最後のボス戦まであっさりと倒せた。
が、ここからが大変だった。
次は重力レベル3でまた最初のボス戦を戦うことにしたが
最初のボス戦から何回も負けた。普段はレアアイテム獲得や、ゲーム通貨を稼ぐために、周回で何回も勝っていた相手に負けることがラーナにとってとてつもなく屈辱的で、悔しくて涙を流した。だけどそのたびにユーリに励まされ、なんとか遠回りしながらも勝ち進んできた。
そしてついに、レベル3で、ラストダンジョンのボスを倒したのは3日前、ボス戦が始まり、2週間以上が過ぎていた。
それからレベルをまたひとつあげ重力レベル4、いよいよ現実世界と同じ重力レベルでのボス戦がはじまった。
「だめだ!」
敵の攻撃をもろにくらい、ラーナはたおれこんだ。
これで36敗目。
「立ちなさい!ラーナ!」
体が重く感じる。重力レベル1の時と同じように動こうとするので、余計そう感じる。
でもそれから何戦かした後、なんとか最初のボスを倒した。
「おめでとう、もう少しかかるかなって思ったけど、今日中に倒すとはね」
「へへへ。」
「重力レベル4で最初のダンジョンボスを倒した。だから、もういけるのではないかしら」
「スライム倒し?」
「ええ、私も手伝うから一日できっと倒しきれるはず、明日やりましょう」
特訓が終わり、ラーナは蜃気楼箱から出て、夕食をとった。
「ジイ、明日ユーリと一緒に頑張るわ。応援よろしくね」
ラーナはフォークでハンバーグを差しながらそう言った。
「お嬢様、本当によろしいのですか? 見張りの者に手伝わせなくても。
「私達だけで十分よ。素人に任せられないわ、だって……」
こないだのように、スライムが攻撃することがあるかもしれないでしょ。もう誰も傷つけたくないの。
そうラーナは言おうとしたが、さすがに気恥ずかしく言うのをやめた。
次の日の朝
「いよいよだね。ラーナ」
「うん!」
「それじゃあスタート!」
ラーナとユーリは一日中スライムを探し続け、倒した。
そして夜になった。
夜になっても二人草原をかきわけ、見つけては倒す作業を繰り返した。
そして二人は力を使い果たし、寝転んだ。
朝が来た。朝日が二人を照らし出す。
スライムはどこにもいない。分裂していない。ようやくすべてのスライムを倒しきった。
「やったね!」
ラーナとユーリはハイタッチした。
そして二人は大の字になって寝転がった。
「ユーリ」
「なぁに?」
「朝日ってこんなにもきれいなんだね。」
普段朝食をとってからは蜃気楼箱にいたので、ラーナは朝日がとても美しく思えた。
「そうね、本当にきれいだね」
ユーリとラーナはそのまま寝た。
そしてお昼になる頃、二人は起き、ユーリは帰った。
そしてラーナは、屋敷の屋上のテラス席で、紅茶を飲みながらスライムが一匹もいない広大な農場を見渡した。
終わった。戦いは終わった。
だから明日からまたレベル1で遊べる。
ラーナは満足していた。だけど、部屋には戻らず、しばらく夕日をぼんやりと眺めていた。
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