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プールの水抜き
しおりを挟むもしもプールの水抜きが無かったら。
「衛生上の問題はどうするんですか?」
早くもそんなクレームの声が聞こえてきそうだ。
保護者の中にもプールの汚れや虫を気にされる方々が多く、一週間での水の総入替えを求められた事もある。
これについては「馬鹿なことを仰られるな」と言っておこう。
プールの水抜きは通常、水泳の授業が始まる前の時期に一度水抜きをして、生徒と教員などで槽内を消毒液などを使いながら磨く。
きれいにした後に水を出しっ放しにして溜まったら栓を締める。
プールが汚れたら一定量を流してきれいな水と入れ替える。
過去に19日間ほど学校のプールの水栓を閉め忘れて水が出しっぱなしになっていたというニュースがあった。
その時にかかった水道代はなんと116万円だったそうだ。
学校のプールの水を常に入れ替えるとすると19日間分で合計116万円もかかるという事だ。
25mプールだと、一般的な家庭用のお風呂に使用される水の約4年分の水量の水を貯めることになる。
簡単に水の総入れ替えなんてできないことがわかるだろう。
このように学校のプールは大量の水を要するので、毎日のように水を入れ替えるなんてことは出来ないのだ。
もしも入れ替えるとすれば、保護者から料金を徴収する事になるなど、ただ水を入れ替えるだけで学校側には大損失となる。
これは一例だが、もしも数字が無かったら皆が同じ量を思い浮かべることが出来ない。
数字で説得されると考え方がコロッと変わる人が多いのも事実。
知らず知らずのうちに数字に惑わされていることも、今の世の中たくさんある、、。
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