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地下鉄の夜
しおりを挟む下を向いて眠る人々
座って動かない人々
何かを変えようとも思わず
その場にじっとしている
身をかがめて
リズムを取って
低くなって生きてたって
いいじゃんか
大きな態度で豪胆なやつらよりも
よっぽどだっていい
暗い場所だって
醜い事も知ってる
それ以上踏み込みはしないけど
天秤にかけてこれても
自分なりの正義はあるんだ
こんな生き方だって
世の中には
あっていいのさ
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