11 / 19
11
外に出たアシュレイは、宿の前で立ち止まった。
クライヴと一緒に吟遊詩人のコンサートに行きたい。でも、いきなり誘ったら変に思われるに違いない。
アシュレイはうつむいた。
これまでクライヴに冷たくしてきたことを後悔する。もっと友好的な態度で接していればよかった。ライバルがいきなり片想いの相手になるだなんて思ってもいなかった。
「まだ太陽が出てるよ?」
「構うものか。おまえを抱きたい」
男性同士のカップルが腕を絡め合いながら、宿に近づいてきた。ふたりは人目を憚らずにキスをした。恥ずかしそうに微笑む細身の男性の腰を、屈強な男性が抱き寄せる。
アシュレイが住むロジェニア王国では同性愛は禁忌ではない。魂が結び付いたカップルが養子をとって育てるケースもある。
恋をする環境は整っているのにアシュレイは踏み出せないでいる。
自分はこれほどまでに臆病な男だっただろうか。数々の冒険を通して積み上げてきたセルフイメージが崩壊する。
いつまでも悩んでいるのは男らしくない。アシュレイはクライヴをコンサートに誘うことに決めた。
クライヴの行き先はどこだろう? この辺のランドマークといえば冒険者ギルドしかない。
ひとまず冒険者ギルドに行ってみよう。
冒険者ギルドの会館に赴いたアシュレイは、受付嬢のネリに尋ねた。
「クライヴが来なかったか?」
ネリは会館の案内図をカウンターに広げると、1階の奥にある図書室を指差した。
「ここにいるのか」
アシュレイはネリに礼を言って、図書室へと向かった。
ドキドキしながら図書室の扉を開ける。
いくつもの書架が並んだ空間には閲覧席があった。しかし、クライヴの姿はなかった。部屋の奥にある扉を開けて、書庫に入っているのかもしれない。
アシュレイは閲覧席に近づいた。
木製の机の上には、各種文献とともに、ノートが置かれている。ノートに記された文字を見て、アシュレイは固まった。
この几帳面で小さな文字。いつもファンレターをくれる「名もなき消し炭」と同じ筆跡だ。
アシュレイは動揺した。
まさか「名もなき消し炭」がクライヴだったなんて。でも考えてみれば、動画を上げるとすぐさまファンレターが届いた。近場に住んでいないとできない芸当だ。
どうしよう。
「名もなき消し炭」がクライヴだという事実をこの目で確かめたい。でも、クライヴは筆名を使って手紙をよこしている。「名もなき消し炭」を名乗ったのは正体を知られたくなかったからに違いない。
アシュレイが立ち尽くしていると、物音がした。
音が聞こえてきた方向に視線を送れば、クライヴが立っていた。
「アシュレイじゃないか。マリアンヌの宿にいたんじゃなかったのか」
「俺は負傷したマリアンヌを送っていっただけだ。彼女とのあいだには何もない」
「そうか。マリアンヌは気が強いけどいい女だからな。アシュレイとお似合いかと思ったんだが」
クライヴは文献とノートが置かれている席に座った。
「そのノートに書き込みをしたのはおまえか?」
「そうだよ」
「……俺に手紙を送り続けていたのもおまえなのか?」
アシュレイが問いかけると、クライヴは照れたように微笑んだ。
「あーあ。バレちまったか。そうだよ。俺が『名もなき消し炭』だ」
「……そうだったのか」
「がっかりしただろう? ファンレターの送り主が可愛い町娘じゃなくて」
「俺はおまえからの手紙にいつも励まされていた。礼を言わせてくれ」
顔に熱が集まってくる。
嬉しさと戸惑いが混ざり合って、心が波立っている。晴れやかな表情を浮かべたいのに、不器用に笑うことしかできない。
「アシュレイ……。聞いてくれ」
クライヴがアシュレイの背中に腕を回した。こんなに近くにいられたら、心臓の音を聞かれてしまう。アシュレイは狼狽した。
「おまえが好きだ」
甘い蜜のような言葉がアシュレイの胸に響いた。いつもの陽気な大きな声とは違う、真剣さを感じさせる囁きだった。クライヴが嘘をついているようには思えなかった。
「クライヴ……俺もおまえのことが……」
震える声で「好きだ」と伝えると、クライヴが真顔になった。
「俺は……夢を見ているのか? アシュレイが俺のことを好きだなんて信じられない」
「信じろよ! 俺は最初、おまえのことをとても傲慢な男だと思っていた。でも、リッキーを励ますおまえの姿を見ていたら……とてつもなく優しい男だってことに気づいたんだ」
「俺は出会った頃からおまえが好きだったよ。他人を寄せつけないオーラをまとっているくせに、お人よしで。落とし穴にはまっていた俺を泥だらけになりながら助けてくれた! それだけじゃないぜ? どんな依頼に対しても真摯なところとか、努力家なところとか。おまえの全部が俺にはまぶしい」
クライヴがアシュレイをぎゅっと抱き締めた。言葉にできないほどの喜びが降ってくる。アシュレイの口元に笑みが浮かんだ。
「ファンレター、キモくなかったか?」
「嬉しかったよ。俺のことをよく見てくれているって、毎回感動してた」
「この気持ちは墓場まで持っていくつもりだったが、もう無理だ。アシュレイ、俺の恋人になってくれ」
アシュレイはクライヴの手を強く握った。
「いいか、クライヴ。俺は壊れ物じゃない。頑丈にできている。触りたければもっと力を込めて触れ」
「アシュレイ……! おまえはやっぱり、肝が据わってるなー。俺も男だからな。そういう欲は旺盛だぞ。怖くはないのか」
「……性欲なら俺にだってある」
「やべー。このままくっついてたら勃起しちまうわ」
クライヴがさっと体を離した。ちょっと高めの体温を慕わしく感じていたアシュレイは寂しい気持ちになった。いつまでもクライヴとくっついていたかった。
「……明日の夜は空いているか?」
「えっ!? いきなりベッドインか? それはちょっと心の準備が……」
「違う、先走るな。マリアンヌから吟遊詩人のコンサートチケットをもらったんだ。おまえと聴きに行きたい」
アシュレイはクライヴを見つめた。すると、クライヴが目頭を指で押さえた。
「もしかして……泣いているのか?」
「だっておまえは氷撃のアシュレイだぞ? 誰とも馴れ合わない孤高のA級冒険者が俺とデートに出かけたいだなんて」
「俺自身も驚いている。スウィングラーの名を高めるためだけに生きてきた俺に、新たな目標ができるとは思わなかった」
「どんな目標なんだ?」
「……おまえと長生きしたい。いつまでも一緒にいたいから」
クライヴの頬に透明なしずくが伝った。
「泣かせてしまったな。責任を取る。俺がクライヴを幸せにする」
「アシュレイ……。愛してる」
これはキスをする流れだろうか。胸を高鳴らせていると、図書室のドアが開いた。ネリが本を届けにやって来た。
アシュレイとクライヴは何事もなかったかのように振る舞った。
クライヴと一緒に吟遊詩人のコンサートに行きたい。でも、いきなり誘ったら変に思われるに違いない。
アシュレイはうつむいた。
これまでクライヴに冷たくしてきたことを後悔する。もっと友好的な態度で接していればよかった。ライバルがいきなり片想いの相手になるだなんて思ってもいなかった。
「まだ太陽が出てるよ?」
「構うものか。おまえを抱きたい」
男性同士のカップルが腕を絡め合いながら、宿に近づいてきた。ふたりは人目を憚らずにキスをした。恥ずかしそうに微笑む細身の男性の腰を、屈強な男性が抱き寄せる。
アシュレイが住むロジェニア王国では同性愛は禁忌ではない。魂が結び付いたカップルが養子をとって育てるケースもある。
恋をする環境は整っているのにアシュレイは踏み出せないでいる。
自分はこれほどまでに臆病な男だっただろうか。数々の冒険を通して積み上げてきたセルフイメージが崩壊する。
いつまでも悩んでいるのは男らしくない。アシュレイはクライヴをコンサートに誘うことに決めた。
クライヴの行き先はどこだろう? この辺のランドマークといえば冒険者ギルドしかない。
ひとまず冒険者ギルドに行ってみよう。
冒険者ギルドの会館に赴いたアシュレイは、受付嬢のネリに尋ねた。
「クライヴが来なかったか?」
ネリは会館の案内図をカウンターに広げると、1階の奥にある図書室を指差した。
「ここにいるのか」
アシュレイはネリに礼を言って、図書室へと向かった。
ドキドキしながら図書室の扉を開ける。
いくつもの書架が並んだ空間には閲覧席があった。しかし、クライヴの姿はなかった。部屋の奥にある扉を開けて、書庫に入っているのかもしれない。
アシュレイは閲覧席に近づいた。
木製の机の上には、各種文献とともに、ノートが置かれている。ノートに記された文字を見て、アシュレイは固まった。
この几帳面で小さな文字。いつもファンレターをくれる「名もなき消し炭」と同じ筆跡だ。
アシュレイは動揺した。
まさか「名もなき消し炭」がクライヴだったなんて。でも考えてみれば、動画を上げるとすぐさまファンレターが届いた。近場に住んでいないとできない芸当だ。
どうしよう。
「名もなき消し炭」がクライヴだという事実をこの目で確かめたい。でも、クライヴは筆名を使って手紙をよこしている。「名もなき消し炭」を名乗ったのは正体を知られたくなかったからに違いない。
アシュレイが立ち尽くしていると、物音がした。
音が聞こえてきた方向に視線を送れば、クライヴが立っていた。
「アシュレイじゃないか。マリアンヌの宿にいたんじゃなかったのか」
「俺は負傷したマリアンヌを送っていっただけだ。彼女とのあいだには何もない」
「そうか。マリアンヌは気が強いけどいい女だからな。アシュレイとお似合いかと思ったんだが」
クライヴは文献とノートが置かれている席に座った。
「そのノートに書き込みをしたのはおまえか?」
「そうだよ」
「……俺に手紙を送り続けていたのもおまえなのか?」
アシュレイが問いかけると、クライヴは照れたように微笑んだ。
「あーあ。バレちまったか。そうだよ。俺が『名もなき消し炭』だ」
「……そうだったのか」
「がっかりしただろう? ファンレターの送り主が可愛い町娘じゃなくて」
「俺はおまえからの手紙にいつも励まされていた。礼を言わせてくれ」
顔に熱が集まってくる。
嬉しさと戸惑いが混ざり合って、心が波立っている。晴れやかな表情を浮かべたいのに、不器用に笑うことしかできない。
「アシュレイ……。聞いてくれ」
クライヴがアシュレイの背中に腕を回した。こんなに近くにいられたら、心臓の音を聞かれてしまう。アシュレイは狼狽した。
「おまえが好きだ」
甘い蜜のような言葉がアシュレイの胸に響いた。いつもの陽気な大きな声とは違う、真剣さを感じさせる囁きだった。クライヴが嘘をついているようには思えなかった。
「クライヴ……俺もおまえのことが……」
震える声で「好きだ」と伝えると、クライヴが真顔になった。
「俺は……夢を見ているのか? アシュレイが俺のことを好きだなんて信じられない」
「信じろよ! 俺は最初、おまえのことをとても傲慢な男だと思っていた。でも、リッキーを励ますおまえの姿を見ていたら……とてつもなく優しい男だってことに気づいたんだ」
「俺は出会った頃からおまえが好きだったよ。他人を寄せつけないオーラをまとっているくせに、お人よしで。落とし穴にはまっていた俺を泥だらけになりながら助けてくれた! それだけじゃないぜ? どんな依頼に対しても真摯なところとか、努力家なところとか。おまえの全部が俺にはまぶしい」
クライヴがアシュレイをぎゅっと抱き締めた。言葉にできないほどの喜びが降ってくる。アシュレイの口元に笑みが浮かんだ。
「ファンレター、キモくなかったか?」
「嬉しかったよ。俺のことをよく見てくれているって、毎回感動してた」
「この気持ちは墓場まで持っていくつもりだったが、もう無理だ。アシュレイ、俺の恋人になってくれ」
アシュレイはクライヴの手を強く握った。
「いいか、クライヴ。俺は壊れ物じゃない。頑丈にできている。触りたければもっと力を込めて触れ」
「アシュレイ……! おまえはやっぱり、肝が据わってるなー。俺も男だからな。そういう欲は旺盛だぞ。怖くはないのか」
「……性欲なら俺にだってある」
「やべー。このままくっついてたら勃起しちまうわ」
クライヴがさっと体を離した。ちょっと高めの体温を慕わしく感じていたアシュレイは寂しい気持ちになった。いつまでもクライヴとくっついていたかった。
「……明日の夜は空いているか?」
「えっ!? いきなりベッドインか? それはちょっと心の準備が……」
「違う、先走るな。マリアンヌから吟遊詩人のコンサートチケットをもらったんだ。おまえと聴きに行きたい」
アシュレイはクライヴを見つめた。すると、クライヴが目頭を指で押さえた。
「もしかして……泣いているのか?」
「だっておまえは氷撃のアシュレイだぞ? 誰とも馴れ合わない孤高のA級冒険者が俺とデートに出かけたいだなんて」
「俺自身も驚いている。スウィングラーの名を高めるためだけに生きてきた俺に、新たな目標ができるとは思わなかった」
「どんな目標なんだ?」
「……おまえと長生きしたい。いつまでも一緒にいたいから」
クライヴの頬に透明なしずくが伝った。
「泣かせてしまったな。責任を取る。俺がクライヴを幸せにする」
「アシュレイ……。愛してる」
これはキスをする流れだろうか。胸を高鳴らせていると、図書室のドアが開いた。ネリが本を届けにやって来た。
アシュレイとクライヴは何事もなかったかのように振る舞った。
あなたにおすすめの小説
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
引きこもり魔法使いが魔法に失敗したら、ヤンデレ補佐官が釣れた。
零壱
BL
──魔法に失敗したら、脳内お花畑になりました。
問題や事件は何も起こらない。
だが、それがいい。
可愛いは正義、可愛いは癒し。
幼児化する主人公、振り回されるヤンデレ。
お師匠やお師匠の補佐官も巻き込み、時には罪のない?第三者も巻き込み、主人公の世界だけ薔薇色・平和が保たれる。
ラブコメです。
なんも考えず勢いで読んでください。
表題作、2話、3話、5話、6話再掲です。
4話(噂の王子視点)と、師匠×トーリの馴れ初め番外編は同人誌に掲載(シリアスなので)
他サイトにも再掲しています。
一度も話したことないイケメンのクラスメイトと二人組になったらめちゃくちゃ執着されてた
時
BL
「はい、じゃあ二人組作って」──あまり人付き合いが得意ではない夏稀(なつき)にとってそれは地獄の言葉。
けれど高校ではちがう。なぜなら新しくできた友達と『二人組』協定を結んだから。
もう二人組なんて怖くないと思っていた矢先、その友達が風邪で欠席。
ほかに組む相手が見つからず、先生と組むことも覚悟する夏稀だったが、そこで声をかけてきたのは美形の転校生──緒川聖夜(おがわ・きよや)だった。
「俺と二人組にならない?」
その一言をきっかけに聖夜は夏稀との距離を急速に縮めてきて──。
執着美形攻め×平凡受けのちょっと不穏な学園BL。
約九万字、全三十話+αの物語です。
俺は夜、社長の猫になる
衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。
ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。
言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。
タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。
けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。
アプリで元カノを気にしなくなるくらい魅力的になろうとした結果、彼氏がフリーズしました
あと
BL
「目指せ!!魅力的な彼氏!!」
誰にでも優しいように見えて重い…?攻め×天然な受け
⚠️攻めの元カノが出て来ます。
⚠️強い執着・ストーカー的表現があります。
⚠️細かいことが気になる人には向いてません。
合わないと感じた方は自衛をお願いします。
受けは、恋人が元カノと同級生と過去の付き合いについて話している場面に出くわしてしまう。失意の中、人生相談アプリの存在を知る。実は、なぜか苗字呼び、家に入れてもらえない、手を出さないといった不思議がある。こうして、元カノなんか気にしなくなるほど魅力的になろうとするための受けの戦いが始まった…。
攻め:進藤郁也
受け:天野翔
※誤字脱字・表現の修正はサイレントで行う場合があります。
※タグは定期的に整理します。
※批判・中傷コメントはご遠慮ください。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
【完結/番外編準備中】
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
----------
追記:読んでくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました!!
完結しましたが回収しきれていないエピソードが私の中でいくつかあるので笑、後日番外編をアップしたいなと現在準備中です。
詳しい更新日まだ未定ですが、もしよろしかったらゼヒまた覗いてやってくださいねー!