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第3話 王太子殿下のご登場
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舞踏会の一週間前。
鏡に映った自分を見て、僕は暗澹たる気持ちになった。
亜麻色の髪と同系色のジャケットとジレはまだ許せる。でも、腰回りや太もものラインが丸わかりのボトムはいただけない。かがんだ時に下着の線が出ないようにするため、僕は紐のようなパンツを履かされた。
純白のスカーフを留めるブローチは、僕の瞳と同じ深い緑色の宝石だ。確かこれは、家宝とされている宝石ではなかっただろうか。
両親の期待の大きさに僕は押し潰されそうになった。
「アズリール様。王太子殿下は自然を愛するお方だそうですよ。セレスティ領に生息する鳥獣の話をされると、殿下の関心を引けるでしょう」
「ありがとう。ヴァレンシス」
執事のヴァレンシスが、僕に王太子殿下と接する上でのマナーを教えてくれた。ポイントは、殿下が話すまでじっと待っていること。殿下のお話に相槌を打つこと。
「ただし、お喋りが目的なのではありません。アズリール様に欲情していただくことが肝要なのです」
「欲情って……」
「そのためのお衣装ですよ。会話が弾んだら、ダンスで王太子殿下を魅了してください」
簡単に言ってくれる。
恋愛経験ゼロの16歳の僕には、重荷以外の何ものでもないんですけど?
衣装合わせを終えた僕は、お父様とお母様に姿を見せた。二人とも、ギラギラした目で僕を見ている。
「あら。アズリールは意外とヒップラインがきゅっと上がってるわね。可愛らしい形のお尻だわ」
「そんなこと言わないでください……」
自分が何か、とてもいやらしい生き物になってしまったような気がする。
お父様は「いいか。夢見るように潤んだ瞳で、殿下を見つめるのだぞ」と僕に念を押した。
僕は書物を読んだり、街を散策したりして、見聞を広げるのが好きだ。地に足がついた現実的な考えを身につけたいとつねづね思っている。夢見がちで何を考えているか分からないミステリアスなオメガにはなれそうにない。
「いいか。セレスティ家の運命はおまえに託されているのだからな」
「はい……」
僕は来週なんて永遠に来なければいいと願った。
◇◇◇
時は進み、舞踏会の日がやって来た。
今回は夜会ではなく、日中に開催される。せっかく天気がいいのだから、飛竜に乗って散歩に出かけたいものだ。
僕はホールの入り口に立って、ゲストを出迎えることになった。
すると、僕の隣にミハイロお兄様が近づいてきた。
「浮かない顔だな、アズリール」
「お兄様」
ミハイロお兄様は既婚者の証である、結婚指輪を左手の薬指にはめている。ミハイロお兄様には愛されている人特有の、堂々たる自信がみなぎっていた。いや、順番が逆か。ミハイロお兄様が自分というものをしっかり持った人だから、お義兄様はメロメロになったのかも。
僕はいまいち自分に自信がない。
「アルファは本能的に自分のオメガかどうか嗅ぎ分けるという。王太子殿下がおまえの運命の相手であることが望ましいが、万が一違ったとしても、おまえはまだ若い。いくらだって候補がいる」
「そうですよね……」
そんなに気張らなくてもいいか。
僕が王太子殿下に選ばれる可能性は極めて低いだろう。
ミハイロお兄様の助言で力が抜けた僕は、笑顔でゲストを迎えた。
「ようこそお出でくださいました」
「きみがアズリールか」
列の途中にいた、長身の青年が僕に声をかけてきた。王太子のレヴィウス様だ。姿絵で拝見したお顔よりも凛々しくてカッコいい。騎士団に所属しているレヴィウス様は、金髪を短く刈り込んでいる。高い知性と深い教養が感じられる藍色の瞳が、僕を観察している。
レヴィウス様は僕を見て、何を感じたのだろう。
「初めまして、レヴィウス様」
「随分と緊張しているな。まあ、それは俺のせいなのだが」
「いえ。僕が未熟なだけです」
アルファに対して強気に出ろ。主導権を握れとお父様はけしかけるが、無理だよ。アルファであるレヴィウス様のオーラが僕を圧倒する。
「長旅でお疲れではないですか。お飲み物をどうぞ」
「では一緒に来てくれ。きみと話したい」
アルファはフェロモンを嗅ぎ分けて、オメガに対して好悪の感情を抱くという。僕のフェロモンの匂いは、レヴィウス様にとってさほど不快ではないのかな。
僕はセレスティ領で採れる新鮮な発泡水にレモンを浮かべたドリンクをレヴィウス様に勧めた。
「ほう。これはうまいな」
「よかったです」
「アズリールはこの発泡水をよく飲むのか?」
「そうですね。飛竜散歩に出かけた時に」
「なるほど。セレスティ領は飛竜の産地であったな。きみは飛竜に騎乗できるのか。体も大きいし、力があるんだな」
ああ、やってしまった。今の質問で、僕はきっとレヴィウス様の中で「ナシ」になった。ベータと同じぐらいの背格好なうえにワンパクな僕は、オメガとしての魅力に欠ける。
夢見るように潤んだ瞳とやらは、今さら効かないであろう。僕の肌は真珠色ではなく、もっと色味がある象牙色だ。
僕は気持ちを切り替えた。
レヴィウス様が楽しめるように、僕は道化に徹するとしよう。僕はセレスティ領で起きた愉快な出来事を面白おかしく語った。
「へえ。きみの兄君が草原でヴァイオリンを演奏したら、猫が大量に寄ってきたのか。そんな珍しいことがあるものなんだなあ」
話してみて分かった。レヴィウス様はよく笑う人だ。そして、ご自身も冗談がお好きで、僕に家臣のモノマネを披露してくれた。
明るい人だな。
こういう人と暮らせたら、幸せになれそう。
……あれ?
もしかして僕、レヴィウス様を好きになりかけている?
「アズリール。そろそろ踊らないか」
「あっ、はい」
どうしよう。
手を繋いだら、ドキドキしているのがバレてしまうかもしれない。
鏡に映った自分を見て、僕は暗澹たる気持ちになった。
亜麻色の髪と同系色のジャケットとジレはまだ許せる。でも、腰回りや太もものラインが丸わかりのボトムはいただけない。かがんだ時に下着の線が出ないようにするため、僕は紐のようなパンツを履かされた。
純白のスカーフを留めるブローチは、僕の瞳と同じ深い緑色の宝石だ。確かこれは、家宝とされている宝石ではなかっただろうか。
両親の期待の大きさに僕は押し潰されそうになった。
「アズリール様。王太子殿下は自然を愛するお方だそうですよ。セレスティ領に生息する鳥獣の話をされると、殿下の関心を引けるでしょう」
「ありがとう。ヴァレンシス」
執事のヴァレンシスが、僕に王太子殿下と接する上でのマナーを教えてくれた。ポイントは、殿下が話すまでじっと待っていること。殿下のお話に相槌を打つこと。
「ただし、お喋りが目的なのではありません。アズリール様に欲情していただくことが肝要なのです」
「欲情って……」
「そのためのお衣装ですよ。会話が弾んだら、ダンスで王太子殿下を魅了してください」
簡単に言ってくれる。
恋愛経験ゼロの16歳の僕には、重荷以外の何ものでもないんですけど?
衣装合わせを終えた僕は、お父様とお母様に姿を見せた。二人とも、ギラギラした目で僕を見ている。
「あら。アズリールは意外とヒップラインがきゅっと上がってるわね。可愛らしい形のお尻だわ」
「そんなこと言わないでください……」
自分が何か、とてもいやらしい生き物になってしまったような気がする。
お父様は「いいか。夢見るように潤んだ瞳で、殿下を見つめるのだぞ」と僕に念を押した。
僕は書物を読んだり、街を散策したりして、見聞を広げるのが好きだ。地に足がついた現実的な考えを身につけたいとつねづね思っている。夢見がちで何を考えているか分からないミステリアスなオメガにはなれそうにない。
「いいか。セレスティ家の運命はおまえに託されているのだからな」
「はい……」
僕は来週なんて永遠に来なければいいと願った。
◇◇◇
時は進み、舞踏会の日がやって来た。
今回は夜会ではなく、日中に開催される。せっかく天気がいいのだから、飛竜に乗って散歩に出かけたいものだ。
僕はホールの入り口に立って、ゲストを出迎えることになった。
すると、僕の隣にミハイロお兄様が近づいてきた。
「浮かない顔だな、アズリール」
「お兄様」
ミハイロお兄様は既婚者の証である、結婚指輪を左手の薬指にはめている。ミハイロお兄様には愛されている人特有の、堂々たる自信がみなぎっていた。いや、順番が逆か。ミハイロお兄様が自分というものをしっかり持った人だから、お義兄様はメロメロになったのかも。
僕はいまいち自分に自信がない。
「アルファは本能的に自分のオメガかどうか嗅ぎ分けるという。王太子殿下がおまえの運命の相手であることが望ましいが、万が一違ったとしても、おまえはまだ若い。いくらだって候補がいる」
「そうですよね……」
そんなに気張らなくてもいいか。
僕が王太子殿下に選ばれる可能性は極めて低いだろう。
ミハイロお兄様の助言で力が抜けた僕は、笑顔でゲストを迎えた。
「ようこそお出でくださいました」
「きみがアズリールか」
列の途中にいた、長身の青年が僕に声をかけてきた。王太子のレヴィウス様だ。姿絵で拝見したお顔よりも凛々しくてカッコいい。騎士団に所属しているレヴィウス様は、金髪を短く刈り込んでいる。高い知性と深い教養が感じられる藍色の瞳が、僕を観察している。
レヴィウス様は僕を見て、何を感じたのだろう。
「初めまして、レヴィウス様」
「随分と緊張しているな。まあ、それは俺のせいなのだが」
「いえ。僕が未熟なだけです」
アルファに対して強気に出ろ。主導権を握れとお父様はけしかけるが、無理だよ。アルファであるレヴィウス様のオーラが僕を圧倒する。
「長旅でお疲れではないですか。お飲み物をどうぞ」
「では一緒に来てくれ。きみと話したい」
アルファはフェロモンを嗅ぎ分けて、オメガに対して好悪の感情を抱くという。僕のフェロモンの匂いは、レヴィウス様にとってさほど不快ではないのかな。
僕はセレスティ領で採れる新鮮な発泡水にレモンを浮かべたドリンクをレヴィウス様に勧めた。
「ほう。これはうまいな」
「よかったです」
「アズリールはこの発泡水をよく飲むのか?」
「そうですね。飛竜散歩に出かけた時に」
「なるほど。セレスティ領は飛竜の産地であったな。きみは飛竜に騎乗できるのか。体も大きいし、力があるんだな」
ああ、やってしまった。今の質問で、僕はきっとレヴィウス様の中で「ナシ」になった。ベータと同じぐらいの背格好なうえにワンパクな僕は、オメガとしての魅力に欠ける。
夢見るように潤んだ瞳とやらは、今さら効かないであろう。僕の肌は真珠色ではなく、もっと色味がある象牙色だ。
僕は気持ちを切り替えた。
レヴィウス様が楽しめるように、僕は道化に徹するとしよう。僕はセレスティ領で起きた愉快な出来事を面白おかしく語った。
「へえ。きみの兄君が草原でヴァイオリンを演奏したら、猫が大量に寄ってきたのか。そんな珍しいことがあるものなんだなあ」
話してみて分かった。レヴィウス様はよく笑う人だ。そして、ご自身も冗談がお好きで、僕に家臣のモノマネを披露してくれた。
明るい人だな。
こういう人と暮らせたら、幸せになれそう。
……あれ?
もしかして僕、レヴィウス様を好きになりかけている?
「アズリール。そろそろ踊らないか」
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どうしよう。
手を繋いだら、ドキドキしているのがバレてしまうかもしれない。
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