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クソゲー
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「もう昼か・・・。」
どうも昨日飲みすぎたようだ・・・いつの間にか昼になっていた。
俺はベッドの上からボンヤリ部屋を眺めながら、これからどうしていいか考える。
(この世界に来てもう一週間ぐらいか。このまま冒険者を続けて、迷宮最下層に行ったとしてもループするだけ・・・もうこの世界を好きなだけ楽しむしかないのか?)
とはいってもこの世界にはゲームもネットもない。
楽しみはというと、酒と・・・女ぐらいだが、そちらは心当たりがない。
(とりあえず酒場にでも行くか。諦めるのはブレイブに最下層の事を聞いた後でもいいな。)
俺はゆっくりと酒場に向かった。
◇◇◇
酒場に入るとあいかわらずの喧騒に頭が痛くなりそうだ。
特に今日は特にウルサイ気がする。
(昼から飲んでるなんて暇なのか?って俺が言える事じゃないか・・・。)
とにかく騎士ブレイブを探すが、見つからない。
(酒場にいなくてもおかしくはないか。迷宮に行っているかもしれないしな。)
そのまま宿に帰ろうと思ったら誰かが声をかけてきた。
「おい、昼から行動とは気楽なもんだな。早くこっちにこいよ。」
テーブルで酒を飲んでいるバナザードだった。
(昼間から酒を飲んでいる酔っぱらいに言われたくないよ。)
俺はとりあえず言われるまま席に着いた。
いつものように酒を頼む。
そういう俺も酔っぱらい一直線だ。
テーブルにはいつもの面々でプックルとゼル・・・と思ったら見慣れない人物が一人いた。
「あ・・アルテナさん?」
「・・・よろしく・・・。」
なぜかドワーフ僧侶のアルテナさんが一緒の席について酒を飲んでいた。
「なぜアルテナさんがここに?」
「うん・・・なんとなく。」
「おいおい、野暮な事を聞くなよ。」
「?」
いつのまにか、バナザード達と仲良くなったのだろうか?
「それより、大変な事が起こった。ブレイブさんのパーティが全滅したらしい。」
「全滅?本当ですか?」
「正確には全滅じゃなくて、1人生き残って戻って来たらしい。俺はあの圧倒的な力を持つブレイブさんが死ぬなんて信じられないが・・・。」
「信憑性はあるよ~、私いろいろ聞いたモン。こう見えても情報収集得意だから。」
レベル50の最強キャラの騎士ブレイブが倒される。
そんな事があるのだろうか・・・いや、どれだけ強くても最上級魔法の直撃や即死攻撃などであっさり死ぬゲームなので、それはありうる事だ。
いつでも死に得るというのがこのゲームの売りでもある。
ただ、ラスボスに倒されたのなら、この世界だと勝ったとしても永遠に死体の回収ができない。
クリアが出来ない上に永遠にループする世界で、死人だけが増えていく。
それではただのクソゲーである。
「酒場ではその話題で持ちきりだ。どうも生き残りは寺院で治療を受けているらしいから、これから確認してこようかと思ってる。」
「俺もついて行っていいですか?」
「ん・・・まあいいが合えるかどうかはわからないぞ。」
俺達はさっそく寺院に向かう事にした。
どうも昨日飲みすぎたようだ・・・いつの間にか昼になっていた。
俺はベッドの上からボンヤリ部屋を眺めながら、これからどうしていいか考える。
(この世界に来てもう一週間ぐらいか。このまま冒険者を続けて、迷宮最下層に行ったとしてもループするだけ・・・もうこの世界を好きなだけ楽しむしかないのか?)
とはいってもこの世界にはゲームもネットもない。
楽しみはというと、酒と・・・女ぐらいだが、そちらは心当たりがない。
(とりあえず酒場にでも行くか。諦めるのはブレイブに最下層の事を聞いた後でもいいな。)
俺はゆっくりと酒場に向かった。
◇◇◇
酒場に入るとあいかわらずの喧騒に頭が痛くなりそうだ。
特に今日は特にウルサイ気がする。
(昼から飲んでるなんて暇なのか?って俺が言える事じゃないか・・・。)
とにかく騎士ブレイブを探すが、見つからない。
(酒場にいなくてもおかしくはないか。迷宮に行っているかもしれないしな。)
そのまま宿に帰ろうと思ったら誰かが声をかけてきた。
「おい、昼から行動とは気楽なもんだな。早くこっちにこいよ。」
テーブルで酒を飲んでいるバナザードだった。
(昼間から酒を飲んでいる酔っぱらいに言われたくないよ。)
俺はとりあえず言われるまま席に着いた。
いつものように酒を頼む。
そういう俺も酔っぱらい一直線だ。
テーブルにはいつもの面々でプックルとゼル・・・と思ったら見慣れない人物が一人いた。
「あ・・アルテナさん?」
「・・・よろしく・・・。」
なぜかドワーフ僧侶のアルテナさんが一緒の席について酒を飲んでいた。
「なぜアルテナさんがここに?」
「うん・・・なんとなく。」
「おいおい、野暮な事を聞くなよ。」
「?」
いつのまにか、バナザード達と仲良くなったのだろうか?
「それより、大変な事が起こった。ブレイブさんのパーティが全滅したらしい。」
「全滅?本当ですか?」
「正確には全滅じゃなくて、1人生き残って戻って来たらしい。俺はあの圧倒的な力を持つブレイブさんが死ぬなんて信じられないが・・・。」
「信憑性はあるよ~、私いろいろ聞いたモン。こう見えても情報収集得意だから。」
レベル50の最強キャラの騎士ブレイブが倒される。
そんな事があるのだろうか・・・いや、どれだけ強くても最上級魔法の直撃や即死攻撃などであっさり死ぬゲームなので、それはありうる事だ。
いつでも死に得るというのがこのゲームの売りでもある。
ただ、ラスボスに倒されたのなら、この世界だと勝ったとしても永遠に死体の回収ができない。
クリアが出来ない上に永遠にループする世界で、死人だけが増えていく。
それではただのクソゲーである。
「酒場ではその話題で持ちきりだ。どうも生き残りは寺院で治療を受けているらしいから、これから確認してこようかと思ってる。」
「俺もついて行っていいですか?」
「ん・・・まあいいが合えるかどうかはわからないぞ。」
俺達はさっそく寺院に向かう事にした。
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