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根暗な僕
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「ハァ....ハァ....」
吐息が漏れる優。
「返して下さいよ!僕の消しゴム!」
こんな事になるとは思ってなかった、
僕の話である。
「優、遅刻するわよ。」
「うるさいなぁ、もう起きてるよ。」
母は僕を起こしに来る。
今日は引っ越して初めて学校に行く。
「前の学校は、完全に浮いたから、
今回は浮かないよう頑張らないとな。」
朝食を食べると、優は学校に向かった。
「それではホームルームを始めるぞ、
みんな席に着いてくれ。今日みんなに 新しい友達が増えるぞ。」
新入生の話に教室がざわめく。
「女の子かな?可愛いといいな」
と、笑う子も居れば、
「いや、今日見たんだけど、
男らしいよ。」
と、ひそひそと話す子も居た。
「入ってきて良いぞ。」
先生がそう言うと、教室に入った。
「今日からお前たちの友達になる
鈴川 優くんだ。仲良くするんだぞ。」
「鈴川...優...です。よ、よろしく。」
(よし、これで上手く...行った...はず)
「ん?どうした?鈴川。」
バタッ
転校初日、迷惑を掛けてしまった...。
「鈴川、休んで体調が大丈夫そうなら、
教室に帰って来てくれ。」
「はい...、分かりました。」
「じゃあ鈴川くん、安静にね。」
良かった、保健室の先生は優しそうだ。
「じゃあ少しだけ、寝ようかな...。」
ヒソヒソ...ヒソヒソ...
(ん?誰か居るのかな?もしかして、
寝ちゃダメだったのかな...、起きなきゃ)
「わぁ、ビックリした!!」
「ヒッ、な、何してるんですか...ここで」
「こら、川村さん新入生を、
怖がらせないの。ごめんね、鈴川くん
この子は...ほら、自己紹介して。」
と言うと僕の顔を覗き込んでいた、
女の子が口を開ける。
「あたしは、明梨、川村 明梨。
よろしくね。」
すると、続けて先生が口を開いた。
「私は、鈴木 祐子よ、よろしくね。
ここでみんなの怪我や勉強を、
見てるの。その1人が川村さんよ。」
初日から変な人に会ったな...
「あー、あたしの事変なやつって、
思ったでしょ。ちゃんと明梨って、
名前があるんですー。やつなんかじゃ
無いですー。」
「は、はあ。」
(やっぱり危ない子だ。)
「あ、そうだ。鈴木先生。僕、
教室戻りますね。」
ここから逃げなきゃ。
「ん?あー、川村さん連れて行って
あげて、あとくれぐれも遊ばないこと」
(そ、そんな)
「任せてよ、すーさん。ほら、行くよ
ゆーちゃん。」
距離感が近いな...この子
「2年の教室は3階だから覚えててね。」
「ありがとうござい...ます。」
「良いって良いって、ゆーちゃん、
こそ、仲良くしようね。」
(あわよくば、もう話したくないな。)
「う、うん...。」
「はい、着いたよ。丁度いい所、
なのかな?先生、ゆーちゃん
連れてきたよー。」
「おお、川村じゃないか、ご苦労様、
それにしても、もう仲良くなったのか
流石だな、お、そうだ。鈴川今から、
自己紹介してくれないか?」
「自己紹介ですか、分かりました。」
バタッ
「鈴川!?」
初日から忙しい日だった。
吐息が漏れる優。
「返して下さいよ!僕の消しゴム!」
こんな事になるとは思ってなかった、
僕の話である。
「優、遅刻するわよ。」
「うるさいなぁ、もう起きてるよ。」
母は僕を起こしに来る。
今日は引っ越して初めて学校に行く。
「前の学校は、完全に浮いたから、
今回は浮かないよう頑張らないとな。」
朝食を食べると、優は学校に向かった。
「それではホームルームを始めるぞ、
みんな席に着いてくれ。今日みんなに 新しい友達が増えるぞ。」
新入生の話に教室がざわめく。
「女の子かな?可愛いといいな」
と、笑う子も居れば、
「いや、今日見たんだけど、
男らしいよ。」
と、ひそひそと話す子も居た。
「入ってきて良いぞ。」
先生がそう言うと、教室に入った。
「今日からお前たちの友達になる
鈴川 優くんだ。仲良くするんだぞ。」
「鈴川...優...です。よ、よろしく。」
(よし、これで上手く...行った...はず)
「ん?どうした?鈴川。」
バタッ
転校初日、迷惑を掛けてしまった...。
「鈴川、休んで体調が大丈夫そうなら、
教室に帰って来てくれ。」
「はい...、分かりました。」
「じゃあ鈴川くん、安静にね。」
良かった、保健室の先生は優しそうだ。
「じゃあ少しだけ、寝ようかな...。」
ヒソヒソ...ヒソヒソ...
(ん?誰か居るのかな?もしかして、
寝ちゃダメだったのかな...、起きなきゃ)
「わぁ、ビックリした!!」
「ヒッ、な、何してるんですか...ここで」
「こら、川村さん新入生を、
怖がらせないの。ごめんね、鈴川くん
この子は...ほら、自己紹介して。」
と言うと僕の顔を覗き込んでいた、
女の子が口を開ける。
「あたしは、明梨、川村 明梨。
よろしくね。」
すると、続けて先生が口を開いた。
「私は、鈴木 祐子よ、よろしくね。
ここでみんなの怪我や勉強を、
見てるの。その1人が川村さんよ。」
初日から変な人に会ったな...
「あー、あたしの事変なやつって、
思ったでしょ。ちゃんと明梨って、
名前があるんですー。やつなんかじゃ
無いですー。」
「は、はあ。」
(やっぱり危ない子だ。)
「あ、そうだ。鈴木先生。僕、
教室戻りますね。」
ここから逃げなきゃ。
「ん?あー、川村さん連れて行って
あげて、あとくれぐれも遊ばないこと」
(そ、そんな)
「任せてよ、すーさん。ほら、行くよ
ゆーちゃん。」
距離感が近いな...この子
「2年の教室は3階だから覚えててね。」
「ありがとうござい...ます。」
「良いって良いって、ゆーちゃん、
こそ、仲良くしようね。」
(あわよくば、もう話したくないな。)
「う、うん...。」
「はい、着いたよ。丁度いい所、
なのかな?先生、ゆーちゃん
連れてきたよー。」
「おお、川村じゃないか、ご苦労様、
それにしても、もう仲良くなったのか
流石だな、お、そうだ。鈴川今から、
自己紹介してくれないか?」
「自己紹介ですか、分かりました。」
バタッ
「鈴川!?」
初日から忙しい日だった。
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