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2020年
ステイホーム6「サービスエリア」
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「さあ、ここで晩御飯にしましょう!」
現在時刻は午後7時。
サービスエリアの駐車場に車を駐めた皐月先生。これから夜通しで高速道路を走り続けるため、ここで晩御飯を食べ、長い夜を乗り切るために必要なもの等々買い揃えるのだ。
「じゃあ私たち、先に行って席取っておきますね!!!松ミョン、行きましょう!!!」
「そうだねまなりん~」
後部座席から勢いよく飛び出した2人。皐月先生に、ヒロサダと2人っきりの空間を作り、長距離運転の疲れを少しでも癒してほしいと考えた故の行動なのであった。
「ふふっ、2人とも元気いっぱいね~!!!私たちも行きましょうか、ヒロサダ君!」
「そ、そうしますじゃ~!」
ようやく尻を休ませることができるヒロサダ。しびれている下半身に負担がかからないよう、ゆっくりと車から降りた。
サービスエリア。日本の高速道路などの道路休憩施設の一種。「SA」と略記される。基本的に50~150キロメートル間隔で設けられる施設で、一般にパーキングエリア(PA)よりも規模が大きい。休憩・食事・自動車の給油・整備点検が主なサービス提供の中心で、一般に駐車場・トイレ・無料休憩所・緑地・遊具施設のほか、レストラン・売店・情報コーナー・ハイウェイスタンプ・ガソリンスタンドなどが設けられるのが普通である。また、レストランとスナックコーナーを統合してフードコートスタイルにしているSAも多い。
ヒロサダ達が休憩しているこのサービスエリアもまた、フードコートがある規模の大きいサービスエリアなのだ。
「それにしてもヒロサダ君、急に説明もしないで連れ出してしまって、ごめんなさいね………」
「さ、皐月先生、ワシはもう大丈夫ですじゃ~。自粛生活で外出できず、これといった楽しみがなく退屈していたところでしたじゃ~。………久しぶりにこんなにドタバタして、今は少し楽しくも思えますじゃ~!!!」
「ヒロサダ君!!!そう言ってもらえると、私嬉しいわ~!!!」
話の流れでヒロサダに抱きつこうと思った皐月先生であったが、ヒロサダがゆっくりとした屁っ放り腰で歩いていたため、思い留まった。
「皐月先生、ヒロサダ君、こっちかなぁ~!!!」
「グフフフッ、待ってたわよ~!!!」
ヒロサダと皐月先生が車を降りてから5分後。ようやく眞名井ちゃんと松野さんの待つフードコートにたどり着いた。ゆっくりと2人の時間を過ごしたいと考えていた皐月先生の思惑通り、いや思惑以上の時間を過ごせた。それもこれもすべてヒロサダの尻のおかげである。
「2人とも、お待たせじゃ~!!」
歩き方もだいぶ元通りになったヒロサダ。どうやら尻の痺れは治まったようである。
「ふふっ、2人ともありがとう!!!」
ヒロサダと5分間、2人きりの時間を過ごしたことで、7時間分の運転エネルギーを補給することができた皐月先生。眞名井ちゃんと松野さんへ感謝の気持ちをアイコンタクトに込めて送った。
「ふふっ、じゃあ何食べましょうか~!!」
「松野は、ヒロサダ君と一緒に食べたいなぁ~!!」
「あら松ミョン、それだけは譲れないわよ~!!!」
再び何を食べるか合戦が開幕してしまった。
「じゃ、じゃあ、あれはどうですかじゃ~!?」
皆の欲望を満たすため、ヒロサダはあるメニューに目を付けた。
【特盛ゴージャスうどん(4人前の量です)】
「グフフッ、さすがヒロサダ君!!!」
「4人で1つのおうどんを食べる。松野、すっごく良いと思うかなぁ~!」
「あっら~、そうしましょっか!!!」
ヒロサダの提案に皆満足した様子。4人で一杯のうどんをシェアして食べることになった。
「いただきますじゃ~!!!」
「グフフフッ!」
「いただきますかなぁ~」
「ふふっ、ゆっくり食べましょ!」
4人が囲む机の上に、特盛ゴージャスうどんが運ばれてきた。中華鍋を凌駕する大きさの器に大量のうどん、その上には海老天やかき揚げ、油揚げにごぼう天、わかめに玉子、ネギなど、具沢山。少し濃いめのツユのにおいが漂っている。
「おいしそうですじゃ~!!!」
ヒロサダは早速うどんをひとすすり。すぐにネギとわかめも口にかきこむ。
「ズズズっ、、、う、うまいですじゃ~!!!」
長時間の移動の疲れもあり、温かいうどんのおいしさが染み入るのであった。
「グフッ、おいしいわグフフフッ」
「松野、海老天もらうかな~!!」
「ふふっ、胃に染み渡るわ~!!!」
3人の乙女は、ヒロサダがつついたエリアのうどんを競い合うように食べていた。
「おいしかったですじゃ~」
「皐月先生ごちそうさまです!!!」
「この後も運転、よろしくお願いしますかなぁ~!!!」
「ふふっ、まっかせなさ~い!!!」
おなかも満たされ、大満足の4人。車内で夜を過ごすために必要なものを各々が売店で買いそろえ、車へと戻った。
「じゃあ、出発進行~!!!」
「はいっ!!!」
「ぉ~!」
「お願いしますじゃ~!!!」
現在時刻は午後8時4分。休憩をはさんだ一行は、長い夜へと突入した。
現在時刻は午後7時。
サービスエリアの駐車場に車を駐めた皐月先生。これから夜通しで高速道路を走り続けるため、ここで晩御飯を食べ、長い夜を乗り切るために必要なもの等々買い揃えるのだ。
「じゃあ私たち、先に行って席取っておきますね!!!松ミョン、行きましょう!!!」
「そうだねまなりん~」
後部座席から勢いよく飛び出した2人。皐月先生に、ヒロサダと2人っきりの空間を作り、長距離運転の疲れを少しでも癒してほしいと考えた故の行動なのであった。
「ふふっ、2人とも元気いっぱいね~!!!私たちも行きましょうか、ヒロサダ君!」
「そ、そうしますじゃ~!」
ようやく尻を休ませることができるヒロサダ。しびれている下半身に負担がかからないよう、ゆっくりと車から降りた。
サービスエリア。日本の高速道路などの道路休憩施設の一種。「SA」と略記される。基本的に50~150キロメートル間隔で設けられる施設で、一般にパーキングエリア(PA)よりも規模が大きい。休憩・食事・自動車の給油・整備点検が主なサービス提供の中心で、一般に駐車場・トイレ・無料休憩所・緑地・遊具施設のほか、レストラン・売店・情報コーナー・ハイウェイスタンプ・ガソリンスタンドなどが設けられるのが普通である。また、レストランとスナックコーナーを統合してフードコートスタイルにしているSAも多い。
ヒロサダ達が休憩しているこのサービスエリアもまた、フードコートがある規模の大きいサービスエリアなのだ。
「それにしてもヒロサダ君、急に説明もしないで連れ出してしまって、ごめんなさいね………」
「さ、皐月先生、ワシはもう大丈夫ですじゃ~。自粛生活で外出できず、これといった楽しみがなく退屈していたところでしたじゃ~。………久しぶりにこんなにドタバタして、今は少し楽しくも思えますじゃ~!!!」
「ヒロサダ君!!!そう言ってもらえると、私嬉しいわ~!!!」
話の流れでヒロサダに抱きつこうと思った皐月先生であったが、ヒロサダがゆっくりとした屁っ放り腰で歩いていたため、思い留まった。
「皐月先生、ヒロサダ君、こっちかなぁ~!!!」
「グフフフッ、待ってたわよ~!!!」
ヒロサダと皐月先生が車を降りてから5分後。ようやく眞名井ちゃんと松野さんの待つフードコートにたどり着いた。ゆっくりと2人の時間を過ごしたいと考えていた皐月先生の思惑通り、いや思惑以上の時間を過ごせた。それもこれもすべてヒロサダの尻のおかげである。
「2人とも、お待たせじゃ~!!」
歩き方もだいぶ元通りになったヒロサダ。どうやら尻の痺れは治まったようである。
「ふふっ、2人ともありがとう!!!」
ヒロサダと5分間、2人きりの時間を過ごしたことで、7時間分の運転エネルギーを補給することができた皐月先生。眞名井ちゃんと松野さんへ感謝の気持ちをアイコンタクトに込めて送った。
「ふふっ、じゃあ何食べましょうか~!!」
「松野は、ヒロサダ君と一緒に食べたいなぁ~!!」
「あら松ミョン、それだけは譲れないわよ~!!!」
再び何を食べるか合戦が開幕してしまった。
「じゃ、じゃあ、あれはどうですかじゃ~!?」
皆の欲望を満たすため、ヒロサダはあるメニューに目を付けた。
【特盛ゴージャスうどん(4人前の量です)】
「グフフッ、さすがヒロサダ君!!!」
「4人で1つのおうどんを食べる。松野、すっごく良いと思うかなぁ~!」
「あっら~、そうしましょっか!!!」
ヒロサダの提案に皆満足した様子。4人で一杯のうどんをシェアして食べることになった。
「いただきますじゃ~!!!」
「グフフフッ!」
「いただきますかなぁ~」
「ふふっ、ゆっくり食べましょ!」
4人が囲む机の上に、特盛ゴージャスうどんが運ばれてきた。中華鍋を凌駕する大きさの器に大量のうどん、その上には海老天やかき揚げ、油揚げにごぼう天、わかめに玉子、ネギなど、具沢山。少し濃いめのツユのにおいが漂っている。
「おいしそうですじゃ~!!!」
ヒロサダは早速うどんをひとすすり。すぐにネギとわかめも口にかきこむ。
「ズズズっ、、、う、うまいですじゃ~!!!」
長時間の移動の疲れもあり、温かいうどんのおいしさが染み入るのであった。
「グフッ、おいしいわグフフフッ」
「松野、海老天もらうかな~!!」
「ふふっ、胃に染み渡るわ~!!!」
3人の乙女は、ヒロサダがつついたエリアのうどんを競い合うように食べていた。
「おいしかったですじゃ~」
「皐月先生ごちそうさまです!!!」
「この後も運転、よろしくお願いしますかなぁ~!!!」
「ふふっ、まっかせなさ~い!!!」
おなかも満たされ、大満足の4人。車内で夜を過ごすために必要なものを各々が売店で買いそろえ、車へと戻った。
「じゃあ、出発進行~!!!」
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現在時刻は午後8時4分。休憩をはさんだ一行は、長い夜へと突入した。
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