男子高校生ヒロサダの毎日極楽

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2018年上半期

ラーメン(冷やし中華編)

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 「今日は、ご馳走になるじゃ~」
 ヒロサダは今日、友と2人で外食しに来ている。ヒロサダが今月は金欠だ(食費不足のため)ということを話したところ、この日の昼食を奢ってくれるという、とても太っ腹な友なのだ。

 そういえば、隣の席の眞名井まないちゃんは名前を出したのに、仲の良い友は誰1人とまだ名前を出していなかったね。今日は普段から仲の良い5人のうちの1人、“フミタケ”と一緒に外食に来ているのだ。

 「おりょ?このお店潰れてなかったんじゃか???」
 ヒロサダとフミタケは近所の商店街に来ている。いつも閉まっている印象の強い店がこの日は開いていたのだ。
 「ホー!この店が開いているの初めて見たかもしれんな。ヒロサダ、ここに入るぞ!」
 甲高かんだかい声でフミタケがそう言って、ヒロサダとフミタケは店入った。

 [冷やし中華 カッパヌードル]

 店名からもわかる通り、この店は冷やし中華専門店。いつもは夏場に時々営業しているのだが、なぜか今日この時期でも開いている。

「へいらっしゃい冷やし中華2丁~!」
 冷やし中華が来店したかのような注文をとるスピードの速さ。メニューが冷やし中華だけで選びようがないため、店長は客が入ってきたら瞬時に注文をとるスペシャリストになったのだ。
 「それにしても、この時期に冷やし中華って、珍しいじゃよなぁ~」
 「ホーホー!」
 そんな話をしているうちに、冷やし中華ができたようだ。
 「へいらっしゃい冷やし中華2丁~!」
 そう言って店長は冷やし中華2丁を投げてきた。
 「ホー!!!」
 フミタケが見事にキャッチし、テーブルに置いた。
 「なんじゃこりゃ???この冷やし中華あったかいじゃ~」
 「ホー!本当だな!これじゃあ冷やし中華じゃなくてラーメンだぞ。ホーい、店長!!!!」
 フミタケは気になって店長を呼んだ。
 「てんちょホー、これは冷やし中華なんですかい???」
 「………」
 無言のまま店長は店の外へ出て、看板を持ってきた。
「この看板かの?冷やし中華始めましたじゃ………あっ」

 [冷やし中華煮込みました]

 「ズズズズッ」
 「チュルチュルチュル」
ヒロサダとフミタケは無言できゅうりの乗った酸っぱいラーメンを食べ続けた。
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