4 / 4
第3話 双子の秘密のトイレ事情 ~2年E組 築山梨央と梨子の場合~
「梨央さんと梨子さんって、もしかして双子ですか?」
お昼休み、眼鏡をかけた真面目そうな子──中山さんに声をかけられて、私は頷く。私の後ろに座る、私と全く同じ容姿の女の子も、同時に頷く。
「「そうだよ!」」
全く同じタイミングで言葉を返すと、中山さんはにこりと笑って、
「ふふっ、仲良しな双子さんなんですね、ちょっぴり羨ましいです」
と言った。
私──築山梨央と私の後ろの席に座る梨子ちゃんは、見て分かる通りの一卵性の双子。
産まれてからずっと、私と梨子ちゃんは見た目も、成績も、トイレに行きたくなるタイミングだって、いつも一緒だった。
「そういえば、おふたりともコインをたくさん持ってますね。よくお手洗いに一緒に行ってるところを見ているので、ちょっと意外です」
不意にそう言われて、私と梨子ちゃんは同時にちょっとびっくりした。
「えへへ、そうかな?」
梨子ちゃんがそう言うと、中山さんはちょっと不思議そうな顔をして、
「あの、もしよろしければ、どうやってコインを節約してるのか、教えてくれませんか? その、私、お手洗いが近くて……」
と言った。
「ふふふっ、それは秘密だよ。ね、梨子ちゃん」
「だよね梨央ちゃん。中山さん、ごめんね。それは秘密なの。だから、代わりと言ったらなんだけど、コインが足りなくなっちゃったら、私たちのこと頼ってほしいな」
「わ、分かりました」
中山さんはちょっと驚いたような表情をして、自分の席に戻っていった。
確かに、たくさんコインを持ってる子は一日中トイレに行かないイメージの子が多いけれど、私と梨子ちゃんはそうじゃない。
3時間目が終わったくらいと、お昼休みの終わり際に、私と梨子ちゃんはいつも一緒に尿意を催して、一緒にトイレに行っている。
そんな私と梨子ちゃんにとって、この学校の校則は都合が悪いと思う人もいるかもしれない。
でも、私と梨子ちゃんは、みんなには秘密の方法で、コインを節約してる。
そんなことを考えていたら休み時間が終わっちゃって、5時間目の授業が始まった。
20分くらい経って、後ろから肩を軽く叩かれて、梨子ちゃんの方を振り向く。
「……梨央ちゃん……」
「梨子ちゃん、どうしたの?」
「……トイレ、行きたくない……?」
梨子ちゃんにそう言われて、そういえばちょっとおしっこしたくなってきたかもしれないと気付いた。
「私も行きたいかも。授業終わったら、いつものトイレ行こ?」
「……うん……」
そう言って、また私たちは授業に集中する。程なくして、いつもよりも強い尿意が襲ってきて、梨子ちゃんがちょっと切羽詰まってそうだったのが身に染みて分かった。
それから、私も梨子ちゃんも尿意を耐えしのいで、授業が終わるのを待った。チャイムが鳴って、何人かのクラスメイトは教室の近くのトイレに向かう。そんな中で、私は梨子ちゃんと一緒に教室を出る。
「いつものトイレでいい?」
「……うん……、ちょっと我慢しすぎちゃったから、間に合うか不安だけど……」
「私も、ちょっと我慢しすぎちゃった。ちょっといそごっか」
そう言って、私たちはあんまり人気のない、特別教室棟のトイレに向かった。
「それじゃあ、今日は私が開けるね」
トイレの前に着くと、梨子ちゃんが前押さえをしてるのが見えて、私も前押さえをしたい気持ちを押し殺してポケットからコインを取り出して、ドアを開ける。私がその中に入ると、梨子ちゃんも続けて同じ個室に入る。
みんなには秘密の、私たちのコインの節約方法。それは、一緒にトイレに入って、一緒におしっこすること。
他の学校に通ってる子からしたら「いくら双子でもそんなことして恥ずかしくないの?」って思うかもしれないけど、ちゃんと校則でもOKなことだし、1年も経てばもうすっかり慣れた。
私がトイレに座って、梨子ちゃんが少し慌てながら、私と向かい合うように私の上にまたがる。これはいつもこうなんじゃなくて、コインを使った方が先にトイレに座るって決めている。この体勢だと、お互いにおしっこが出てるところが丸見えになっちゃうけど、梨子ちゃんと私は双子だし、一緒にお風呂に入ることも多いから、全然気にならない。
ギリギリまでおしっこを我慢してたであろう梨子ちゃんのお股から、勢いよくおしっこが噴き出して、私の太ももの間を通って便器の中の水たまりに打ち付ける。ぱちゃぱちゃぱちゃっ、という水音が、私のおしっこをぎゅううっと押して、私の大事な部分からも勢いよくおしっこが飛び出した。
私のおしっこは梨子ちゃんのおしっことぶつかって、2人分の太くなったおしっこの水柱が水面に打ち付ける。ばちゃばちゃばちゃっ、と大きい音がして、私も梨子ちゃんも、少し恥ずかしくて頬を赤くする。
やがて2人一緒におしっこを出し終わって、トイレの水を流す。
「ちょっと時間かかりすぎちゃったね。早く戻らなきゃ」
梨子ちゃんがそう言って、トイレのドアを開ける。トイレの近くに誰もいないのを確認して、私もトイレを出る。
2人で一緒におしっこをする。それが、私と梨子ちゃん、2人だけの、コインを節約する秘密。
────────────
今回の話は以上です!
感想や書いてほしいシチュエーションなどコメント欄でお待ちしています!
それではまた次回!
お昼休み、眼鏡をかけた真面目そうな子──中山さんに声をかけられて、私は頷く。私の後ろに座る、私と全く同じ容姿の女の子も、同時に頷く。
「「そうだよ!」」
全く同じタイミングで言葉を返すと、中山さんはにこりと笑って、
「ふふっ、仲良しな双子さんなんですね、ちょっぴり羨ましいです」
と言った。
私──築山梨央と私の後ろの席に座る梨子ちゃんは、見て分かる通りの一卵性の双子。
産まれてからずっと、私と梨子ちゃんは見た目も、成績も、トイレに行きたくなるタイミングだって、いつも一緒だった。
「そういえば、おふたりともコインをたくさん持ってますね。よくお手洗いに一緒に行ってるところを見ているので、ちょっと意外です」
不意にそう言われて、私と梨子ちゃんは同時にちょっとびっくりした。
「えへへ、そうかな?」
梨子ちゃんがそう言うと、中山さんはちょっと不思議そうな顔をして、
「あの、もしよろしければ、どうやってコインを節約してるのか、教えてくれませんか? その、私、お手洗いが近くて……」
と言った。
「ふふふっ、それは秘密だよ。ね、梨子ちゃん」
「だよね梨央ちゃん。中山さん、ごめんね。それは秘密なの。だから、代わりと言ったらなんだけど、コインが足りなくなっちゃったら、私たちのこと頼ってほしいな」
「わ、分かりました」
中山さんはちょっと驚いたような表情をして、自分の席に戻っていった。
確かに、たくさんコインを持ってる子は一日中トイレに行かないイメージの子が多いけれど、私と梨子ちゃんはそうじゃない。
3時間目が終わったくらいと、お昼休みの終わり際に、私と梨子ちゃんはいつも一緒に尿意を催して、一緒にトイレに行っている。
そんな私と梨子ちゃんにとって、この学校の校則は都合が悪いと思う人もいるかもしれない。
でも、私と梨子ちゃんは、みんなには秘密の方法で、コインを節約してる。
そんなことを考えていたら休み時間が終わっちゃって、5時間目の授業が始まった。
20分くらい経って、後ろから肩を軽く叩かれて、梨子ちゃんの方を振り向く。
「……梨央ちゃん……」
「梨子ちゃん、どうしたの?」
「……トイレ、行きたくない……?」
梨子ちゃんにそう言われて、そういえばちょっとおしっこしたくなってきたかもしれないと気付いた。
「私も行きたいかも。授業終わったら、いつものトイレ行こ?」
「……うん……」
そう言って、また私たちは授業に集中する。程なくして、いつもよりも強い尿意が襲ってきて、梨子ちゃんがちょっと切羽詰まってそうだったのが身に染みて分かった。
それから、私も梨子ちゃんも尿意を耐えしのいで、授業が終わるのを待った。チャイムが鳴って、何人かのクラスメイトは教室の近くのトイレに向かう。そんな中で、私は梨子ちゃんと一緒に教室を出る。
「いつものトイレでいい?」
「……うん……、ちょっと我慢しすぎちゃったから、間に合うか不安だけど……」
「私も、ちょっと我慢しすぎちゃった。ちょっといそごっか」
そう言って、私たちはあんまり人気のない、特別教室棟のトイレに向かった。
「それじゃあ、今日は私が開けるね」
トイレの前に着くと、梨子ちゃんが前押さえをしてるのが見えて、私も前押さえをしたい気持ちを押し殺してポケットからコインを取り出して、ドアを開ける。私がその中に入ると、梨子ちゃんも続けて同じ個室に入る。
みんなには秘密の、私たちのコインの節約方法。それは、一緒にトイレに入って、一緒におしっこすること。
他の学校に通ってる子からしたら「いくら双子でもそんなことして恥ずかしくないの?」って思うかもしれないけど、ちゃんと校則でもOKなことだし、1年も経てばもうすっかり慣れた。
私がトイレに座って、梨子ちゃんが少し慌てながら、私と向かい合うように私の上にまたがる。これはいつもこうなんじゃなくて、コインを使った方が先にトイレに座るって決めている。この体勢だと、お互いにおしっこが出てるところが丸見えになっちゃうけど、梨子ちゃんと私は双子だし、一緒にお風呂に入ることも多いから、全然気にならない。
ギリギリまでおしっこを我慢してたであろう梨子ちゃんのお股から、勢いよくおしっこが噴き出して、私の太ももの間を通って便器の中の水たまりに打ち付ける。ぱちゃぱちゃぱちゃっ、という水音が、私のおしっこをぎゅううっと押して、私の大事な部分からも勢いよくおしっこが飛び出した。
私のおしっこは梨子ちゃんのおしっことぶつかって、2人分の太くなったおしっこの水柱が水面に打ち付ける。ばちゃばちゃばちゃっ、と大きい音がして、私も梨子ちゃんも、少し恥ずかしくて頬を赤くする。
やがて2人一緒におしっこを出し終わって、トイレの水を流す。
「ちょっと時間かかりすぎちゃったね。早く戻らなきゃ」
梨子ちゃんがそう言って、トイレのドアを開ける。トイレの近くに誰もいないのを確認して、私もトイレを出る。
2人で一緒におしっこをする。それが、私と梨子ちゃん、2人だけの、コインを節約する秘密。
────────────
今回の話は以上です!
感想や書いてほしいシチュエーションなどコメント欄でお待ちしています!
それではまた次回!
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?