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第5話 「長い長い卒業式の果てに」
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冬休みが明けてからは、気温が低いこともあってか女子たちは早めにトイレを済ませてしまうようになり、俺はすっかり能力を使ってお漏らしを見ることができなくなってしまっていた。とは言っても、能力そのものは使えるのでクラスの女子にトイレを我慢させて心の声を聞くことはできるのだが、お漏らしさせるまでには至らないという状態だった。
しかし、俺には1つの作戦があった。それが、2月の終わりにある卒業式だった。在校生にとっては、1時間半もの間ずっと寒い体育館の中に閉じ込められると言っても過言ではないこの行事を、俺はチャンスだと思っていた。
ただ、卒業式のその中でお漏らしさせようとは俺は思わなかった。式の途中でお漏らしさせたところで、俺がそれを見ることが難しいからだ。そのため、俺は卒業式の後にトイレが混雑するタイミングで能力を使おうと考えた。
そして迎えた卒業式当日、俺は式が終わるとすぐに教室に戻った。今の俺の席は都合のいいことに女子トイレの入口が自分の席から見える、今回の作戦にとって最高の席なのだ。結構急いで戻ってきたのだが、すでに女子トイレには小さな列ができていて、その列に並んでいる女子のおしっこの量は全員最大容量の半分を超えていた。しかし、俺はもう少し列が長くなるまで能力を使うのを待つことにした。
数分後、再び俺が女子トイレの方を見ると、トイレの前の列は先程の何倍にも長くなっていた。そして、その最後尾に並んでいる隣のクラスの女子が、小さく前押さえをしているのが見えた。俺はすかさずその女子の方を見た。すると頭上に、
現在:360ml
最大:490ml
と表示されていた。しかし、それほどトイレに行きたかったならば、なぜ俺が教室に戻ってきた段階で彼女はトイレに並んでいなかったのだろうか。少し考えて、俺は彼女が生徒会の役員であることを思い出した。きっと生徒会で式の片付けを手伝っていて、トイレに行けなかったのだろう。俺が彼女におしっこを送り、心の声を聞き始めると、
(うわぁ……トイレすごい混んでる……おしっこ我慢できないかも……)
(こんなに混んでるなら、片付けの前にトイレ済ませておけばよかった……)
と少し焦っている様子だった。実際、女子トイレには30人程が並んでいて、一番後ろに並んでいればかなりの時間おしっこを我慢することを強いられるのは自明だった。
10分後、女子トイレの行列は彼女の前にまだ20人程がいるのに対し、彼女のおしっこはすでに420mlに達していた。彼女は周囲に他の生徒がいることもあって、おしっこを我慢している仕草はほとんど見せていなかったが、心の中ではかなり焦っているようで、
(まだトイレ行けるまで時間かかりそう……こんなに我慢できない……)
(みんなの前でお漏らしなんて嫌だよぉ……)
と、恥ずかしそうに呟いていた。
さらに5分が経ち、彼女のおしっこの量が450mlに達すると、とうとう彼女は他の生徒の前でお漏らしをしてしまうという最悪の事態を回避するために、片手で前押さえを始めた。それほどの状態が故に、彼女の心の中は、
(おしっこ……おしっこ出ちゃう……)
(本当にもう無理……おしっこ漏れる……)
と切羽詰まっている様子だった。
そして、それからさらに5分ほどが経ったところで、彼女の前に並んでいる生徒はいなくなった。それと同時に、彼女の膀胱の容量は一杯になり、彼女は必死で前押さえをしておしっこを止めようとしていた。
(早く……!早く誰か出てきて!)
(本当にもうおしっこ漏れる……早く……!)
彼女の心の声も一段と騒がしくなり、俺が彼女の方を見ながら決壊する瞬間を待ち望んでいると、ついに彼女の体が大きく震え、足踏みが止まり、大きな音を立てて彼女のスカートの裾からおしっこが滝のように溢れ始めた。それと同時にトイレの個室がいくつか開いたようで、トイレの中は少しざわついていた。……もちろんそれを抜きにしても、俺の脳内には、
(嘘……おしっこ……止まらない……)
(あとちょっとでトイレ間に合ったのに……)
(皆にお漏らし見られてる……恥ずかしい……)
と絶えず彼女の心の声が送り込まれて騒がしいくらいだったが。
その後、彼女が終業式までの2週間をどう過ごしたかは俺の知る範囲ではない。
────────────
以上です!
だいぶ更新遅れてすみませんでした!
これからも遅れる可能性はありますが楽しみに待っててください!
シチュエーションのリクエストもお待ちしています!
次回から中学3年生編の予定です!
それではまた次回!
しかし、俺には1つの作戦があった。それが、2月の終わりにある卒業式だった。在校生にとっては、1時間半もの間ずっと寒い体育館の中に閉じ込められると言っても過言ではないこの行事を、俺はチャンスだと思っていた。
ただ、卒業式のその中でお漏らしさせようとは俺は思わなかった。式の途中でお漏らしさせたところで、俺がそれを見ることが難しいからだ。そのため、俺は卒業式の後にトイレが混雑するタイミングで能力を使おうと考えた。
そして迎えた卒業式当日、俺は式が終わるとすぐに教室に戻った。今の俺の席は都合のいいことに女子トイレの入口が自分の席から見える、今回の作戦にとって最高の席なのだ。結構急いで戻ってきたのだが、すでに女子トイレには小さな列ができていて、その列に並んでいる女子のおしっこの量は全員最大容量の半分を超えていた。しかし、俺はもう少し列が長くなるまで能力を使うのを待つことにした。
数分後、再び俺が女子トイレの方を見ると、トイレの前の列は先程の何倍にも長くなっていた。そして、その最後尾に並んでいる隣のクラスの女子が、小さく前押さえをしているのが見えた。俺はすかさずその女子の方を見た。すると頭上に、
現在:360ml
最大:490ml
と表示されていた。しかし、それほどトイレに行きたかったならば、なぜ俺が教室に戻ってきた段階で彼女はトイレに並んでいなかったのだろうか。少し考えて、俺は彼女が生徒会の役員であることを思い出した。きっと生徒会で式の片付けを手伝っていて、トイレに行けなかったのだろう。俺が彼女におしっこを送り、心の声を聞き始めると、
(うわぁ……トイレすごい混んでる……おしっこ我慢できないかも……)
(こんなに混んでるなら、片付けの前にトイレ済ませておけばよかった……)
と少し焦っている様子だった。実際、女子トイレには30人程が並んでいて、一番後ろに並んでいればかなりの時間おしっこを我慢することを強いられるのは自明だった。
10分後、女子トイレの行列は彼女の前にまだ20人程がいるのに対し、彼女のおしっこはすでに420mlに達していた。彼女は周囲に他の生徒がいることもあって、おしっこを我慢している仕草はほとんど見せていなかったが、心の中ではかなり焦っているようで、
(まだトイレ行けるまで時間かかりそう……こんなに我慢できない……)
(みんなの前でお漏らしなんて嫌だよぉ……)
と、恥ずかしそうに呟いていた。
さらに5分が経ち、彼女のおしっこの量が450mlに達すると、とうとう彼女は他の生徒の前でお漏らしをしてしまうという最悪の事態を回避するために、片手で前押さえを始めた。それほどの状態が故に、彼女の心の中は、
(おしっこ……おしっこ出ちゃう……)
(本当にもう無理……おしっこ漏れる……)
と切羽詰まっている様子だった。
そして、それからさらに5分ほどが経ったところで、彼女の前に並んでいる生徒はいなくなった。それと同時に、彼女の膀胱の容量は一杯になり、彼女は必死で前押さえをしておしっこを止めようとしていた。
(早く……!早く誰か出てきて!)
(本当にもうおしっこ漏れる……早く……!)
彼女の心の声も一段と騒がしくなり、俺が彼女の方を見ながら決壊する瞬間を待ち望んでいると、ついに彼女の体が大きく震え、足踏みが止まり、大きな音を立てて彼女のスカートの裾からおしっこが滝のように溢れ始めた。それと同時にトイレの個室がいくつか開いたようで、トイレの中は少しざわついていた。……もちろんそれを抜きにしても、俺の脳内には、
(嘘……おしっこ……止まらない……)
(あとちょっとでトイレ間に合ったのに……)
(皆にお漏らし見られてる……恥ずかしい……)
と絶えず彼女の心の声が送り込まれて騒がしいくらいだったが。
その後、彼女が終業式までの2週間をどう過ごしたかは俺の知る範囲ではない。
────────────
以上です!
だいぶ更新遅れてすみませんでした!
これからも遅れる可能性はありますが楽しみに待っててください!
シチュエーションのリクエストもお待ちしています!
次回から中学3年生編の予定です!
それではまた次回!
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