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ヒーローの変遷
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子ども時代の歴史上の英雄といえば水戸黄門・徳川吉宗・松平長七郎・遠山金四郎といった悪を強くカッコよく成敗する人たちだった
だが彼らは徳川の威光のもとに悪を上回る力を持ってるに過ぎない
それに疑問を持ち始めた十歳の頃、徳川幕府にさらには明治新政府にも反旗をひるがえした西郷隆盛を知った
だが西郷は徳川を倒すために手段を選ばず火つけ強盗の黒幕になった
時代劇で弱い庶民を苦しめる悪と似た部分があったとわかり心が離れた
そんな中、司馬遼太郎によって民主主義と平和主義の考えで幕府を倒した英雄に仕立てられた坂本竜馬が憧れになっていった
そして竜馬ほど素晴らしくはないが、やはり権力に立ち向かった土方歳三・沖田総司・高杉晋作も竜馬とともに英雄四天王になった
だが彼らは実際にはドラマに出てくるような人物ではない上に多くの部下を率いる、ある意味では権力者だ
そして現在、誰から認められなくてもたった1人で夢・自由を貫いた岡本太郎・種田山頭火、そして恐竜の存在を発見しながら欲がなく人のために尽くし破産したギデオン・マンテル、やはり夢とやさしさにあふれた宮沢賢治がヒーローになった
だが彼らは徳川の威光のもとに悪を上回る力を持ってるに過ぎない
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